ギーシュ・ド・グラモン

ギーシュ・ド・グラモンとは、ライトノベル、ゼロの使い魔に登場する男性キャラクターである。

CV：櫻井孝宏

概要

ルイズ達の住むトリステイン王国で父が元帥を務める、軍人家系の四男坊。性格は気障で女たらし。肥え太ったマリコルヌ同様、体面を第一に考える典型的な貴族として描写されていた。しかしながら作中では主人公である平賀才人とルイズ以上に人間的な成長を見せ、熱狂的ファンの間では一二を争う人気キャラクターとして認知されている。

才人に対しては平民として見下した態度をとっていたが、原作第一巻において行き掛かり上決闘をすることになり、見事打ち負かされたことで一目置くようになる。その後も冒険を重ねるうち、才人が消息を絶った際には彼の銅像を作る、水精霊騎士隊の創設時には、身分の問題で隊長を務めることのできない才人の代わりに名目上隊長役を買って出るなど、才人の異世界における無二の親友としての友情を見せている。

恋人は、魔法学院の同級生のモンモランシー。しかし上記の決闘の原因となった女生徒のケティをはじめ、多くの女性に手を伸ばしているままのようである。

使い魔はジャイアントモール(巨大モグラ)のヴェルダンデ。モグラを漢字で表記すると土竜、すなわち土の竜であり、風竜を使い魔とするタバサ、火竜(サラマンダー)を使い魔とするキュルケと並んで、準主人公格であることが読み取れる。

アニメ版においても第一期から人気キャラクターであったが、第二期では原作に比べ大きく出番が削られることとなった。するとファン達は、容姿や気障な台詞が似通っているジュリオ・チェザーレに「ネオギーシュ」との仇名を付け、ギーシュ復帰を願ったのだが、どうやら第三期では完全にレギュラーに返り咲いたようである。

アニメ第三期12話「自由の翼」では、魔法詠唱時に「土の精霊よ！」と叫んでおり、いつの間にか先住魔法が使えるようになったようである。

関連動画

関連コミュニティ

関連項目

• モンモランシー
• ネオギーシュ