クッキー☆10周年 単語

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2020年はクッキー☆10周年。

クッキー☆10周年とは、クッキー☆10周年祝福するためのタグであり、データ考察からクッキーの10年間の歩みを再確認する為の記事であり、いつまで経っても運営クッキー☆の記事のプレ規制を解除しないので、10周年ぐらい自由クッキーに思いを馳せる場所があってもいいだろうと仕方なく建てられた記事であり、なにかのきっかけでクッキー☆と出会い、10年間に追いつきたいと思った物好きのクッキー☆履修の一助になることを願って書かれた記事である

10年を経ての概要

「クッキー☆とは何か?何が面白いのか?」

という問いに、100人が聞いて100人が納得できる答えは存在しないだろう。

ニコニコ動画を見ているアニメ漫画ファンゲームファンにとって染み深いキーワードを引き合いに出して近しい喩え方をするのであれば「東方projectとは何か?」「アイドルマスターの魅とは?」「ガンダムとは?」という問いかけになるだろうか。しかしクッキー☆なるものには上で列挙したような既存のコンテンツとは異なり、他に類を見ない特殊な愉しみ方をされてきた経緯が存在し、そしてその特殊性がクッキー☆を10年を経て今日もなお続くコンテンツたらしめたのは紛れもない事実である。

複雑怪奇極まる発展を遂げてきたクッキー☆の成り立ち、ジャンル解説などを網羅するとそれだけで既に上で挙げたような巨大コンテンツと同じかそれ以上の情報量に達するので、ここでは簡単な概要を述べるに留める。詳しく知りたい諸解説wiki10周年に際して投稿された研究論文exit_nicochannelを参照するとよいだろう。他にも

2020年現在までの歩み、流行り、を網羅解説した動画シリーズが存在する。見るだけで今までの10年にも及ぶコンテンツの流れが大体はわかる名作

クッキー☆の原点は東方二次創作ボイスドラマであるが、コンテンツとしてのクッキー☆は10年の歳を経ても未だ一定規模の人気を誇っており、1つのボイスドラマがこれだけのを発揮し、多数のフォローワーを生み出した事は歴史上、他に類を見ない。
ニコニコ上でミームとされるネタは多くは数ヶ、長くても1年程度でれるのが常であり、かつて流行っていたものの現在ではれたオワコン、は枚挙に暇がない。
また流行るといっても基本的にはせいぜい音MADが少数作られる程度なので、
原典の東方さながら、長編シリーズ紙芝居風刺バトルホラー講座、多種多様な動画の包括的なジャンルと化した例もしい。
7000をえる動画が存在するほのぼの神社アレンジ2020年2月現在)は人類史上、アレンジが作られたアレンジ楽曲といっても過言ではない。
コンテンツの元となるボイスドラマは、アニメゲームといった商業販売物ではなく、全な非商業コンテンツであり、この点でも特異な例である。
最大の特徴は、クッキーファンの大半は原作東方projectに全く興味がないという点である。
原作に全く興味がないファンが支える二次創作コンテンツというのも、やはり歴史上、他に例がないだろう。裏を返せば 原作を知らずとも抵抗なく入っていけるほど敷居が低いという事であり、そういった特殊性が10年の永きに渡っても人気を保てる理由の1つであった事は確かだろう。
とは言ってもニコニコにおいての動画投稿数は2017年ピークに下降を始め、2019年には半分近くまで落ち込んでしまった。(2020年2月参照時)。このままではここから盛り返す要素も希望もない為、今後はニコニコ動画そのもの同様、厳しい末路未来が待っているといえよう。

ネットの歴史と変化

ここまでの10年間においてネット社会も大きく変化した。初代クッキー盛していた2010-2015年頃とは違い、Youtubetwitterといったネットインフラの寡占化が進んだ結果、Buzz、「バズる」という概念が最も重要となった。
簡単に言えば人が集まる所にみんな集まる、というだけの話なのだが、現在ネット社会は、情報を意図的にバズらせてその時間・時節の注を収斂させる、いわばトラフィックを奪い合う取り合戦のような様相を呈している。2019年ある初代声優別の人気声優と初めて配信した際は即座に声優名前twitterでトレンド入りした。美大ボールもやはりtwitterでトレンド入りした事もある。これらはクッキーバズった例である。2020年現在はそういった既存の大手SNSでいかにトラフィックを集めて話題性を維持するか=作為的にバズらせるかという戦略コンテンツ人気を左右する時代となっている。
実際に、てっとりばやく話題や注を集める、バズらせる手段として、著名人インフルエンサー依頼してツイートしてもらう、Youtube動画で取り上げてもらう、広告に自分のチャンネル動画を挿入して再生数を稼ぐ、大量に乱造した工作アカウントで半ば自作自演的にリツイートさせる、Youtubeチャンネルを登録させるというような直接間接を問わないマーケティングや買収ともいえるような工作行為、宣伝行為が個人や企業ジャンルを問わず常態化している。芸能人Youtuberを始める活動前から各社に一斉にプレスリリースを流してトラフィックを集める、動画投稿したり配信する前後にニュースで取り上げてもらう、といった事も同様の的でありこのように何をするにもはじめにどれだけカネをかけてトラフィックを集めたか、が最も重要となっている。クッキー10周年の余熱が冷めやまぬうちに偶然にも上述のネット情勢を徴するような社会的に大きな騒動が発生したので、より理解を深めたいならそちらの記事を参照してもよいだろう。

クッキーは利益を追求しない、ニコニコ動画上での人気の大小を競う、基本的に収益・非商業のネットコンテンツであるので、商業コンテンツのような、アニメの放送やゲームリリースなどのオフシャル展開にあたるものがない。
言い変えればユーザーの増減、流出入、人体でいう新陳代謝をネットトラフィックの流動性に任せている為(自分からマーケティング取り合戦を仕掛ける事がない)、現在ネット社会においては既に旧世代のコンテンツの在り方となっている。今後、そういった体を持たない一過性のミームクッキーのようにジャンルとして定着したり発展したりすることはいかもしれない。

以上がこの10年間という括りでのクッキーを通して見たインターネット情勢の概要である。

ちなみに当のニコニコ動画についてはYoutubeマネタイゼーション盛(広告や配信の投げ銭で万でも億でもお金を稼げる)、それを狙った動画投稿者配信者の大移住、プレミアム会員の減少(2016年256万人→2019年175万人)、アプリゲーム機などに対応したインフラを維持できず次々と機止したりサービスを終了する、一方で批判の絶えない超会議などのイベント継続開催などしており、経営者は黒字を強調するもののexit日常的にニコニコを視聴しているユーザーであれば動画再生数やコメント数の減衰は容易に体感できる事から現在では「斜陽」「場末」「終末期医療」など今までにも増して罵倒の限りを尽くされる悲観的なコメントが見られるようになった。ただし事実Youtube以外では依然として一の有かつ総合動画投稿サイトであり、には苦行でしかないクッキーなるものを楽しんで視聴できるのもYoutubeにはない画面上を流れるコメントの恩恵が大きく、少なくともクッキーにおいてはYoutubeニコニコ代替にはなりえないという認識で概ね一致している。かつて運営や関係各位がイベントメディアで誇らしげに内外に祭り上げていた、人気歌い手生放送主といった者達が、ニコニコをあっさり見限ってYoutuberバブルに熱狂して今では関わりがないのに対し、恐らくは滅びるその最後の間まで寄り添いニコニコ償で動画投稿し続けトラフィックに貢献し続けるのは、荒らしと呼ばれたり、ホモコースト運営爆破オチなど常に反し続けた淫夢厨クッキー☆厨というのも皮なものである。

動画で振り返るクッキー☆の歴史

クッキー☆4周年ぐらいまで

1-3周年の時点では、他の人気コンテンツでも達成可な年数ということもありアニバーサリー特別に騒ぎ立てて祝う潮はなかったようだ。この明期から成熟期にかけて、自分達で面い新たな表現手段を創造追求しようという開拓者精創意工夫に満ち溢れた動画問わず作られ続け、クッキー☆文化の発展を大いに促した。

クッキー☆5周年

の年ということで、それなりのお祝い作品が投稿された。まさにクッキー黄金期といえよう。2020年現在では達成困難再生数やコメント数を弾き出したいくつかの動画は、最盛期のニコニコ動画の人口の多さ、クッキー人気の凄まじさなどクッキー文化咲いていた熱い時代をばせる。上で紹介した動画でわかるようにこの5周年までは現在では典とされる初代+TIS三部作のキャラ流であり、以後のMADではそれら典以降の生作品のキャラの割合が顕著に増えていく。5周年はクッキー☆における天然養殖のゾーニングのともいえよう。

10周年に際してそういったMADの各時代における作の流行りりを総括した動画投稿された。10年間の歴史をおさらいするならぜひ見ておきたい。

クッキー☆10周年感謝祭

その後も数多の新作ボイドラマ声優を吸収、発展し続けたクッキー2020年、ついに10周年に突入した。お祭り感やオールスター感、10年という歴史のスケールを演出する動画は、ファン創作オリキャラ含め膨大な数のキャラクターを擁するクッキーならではのものといえるだろう。

2020年2月14日金曜日~16日日曜日の週末がバレンタイン本祭期間に相当する。この3日間は流行していたコロナウイルスへの警日本全土でのがちなにより人々が外出しにくい、自宅でニコニコ動画を見る者が普段より多くなる、などの好条件が重なっていた。が、祭りラストスパートにあたる16日未明から断続的に数回のメンテニコニコ自体の視聴が不可能という状況に。結局、復旧して視聴可になったのは日曜頃だった。(クソデカため息日本国におけるアニメマンガゲーム歴史がいかに長かろうと商業コンテンツでもない100%ファンメイドコンテンツが「10周年」を祝うというのはしい。それもただの定例的な祭りではなく、投稿された動画数、コメント数、再生数からわかるように他の現役コンテンツと同じかそれ以上の熱と勢いを持った祭りであり、合作ボイスドラマBB劇場音MAD、便乗釣り動画、便乗荒らし動画静画外国人ファンによる海外からの動画なども多数投稿され、数多の現役非現役・商業非商業コンテンツとは一線を画するその人気明する見るもなく無惨に衰えきった盛り上がりとなった。久しく活動していなかった動画投稿者が復帰したりするなど、永らくクッキー☆を離れていたファンにとっても、節の年としてやはりを離せない祭りであったようだ。

本祭中に最大の注を集めたのはやはりアニメ作品「自己矛盾☆」だろう。クッキー☆の集大成と言えるほどの膨大な情報量による底した作り込みと、独特の絵柄でられたフルアニメーションの怪作で、5年10年の永きに渡りクッキー好し続けた者へのご褒美にあたるような商業クオリティ超大作に仕上がっており、二次創作や承認欲求というメタフィクション軸にしたストーリーは「クッキーとは何か?」「何が面いのか?」などの根本的なテーマに対する1つの回答となっている。

また、クッキーにはバレンタイン以外にも8月5日exit_nicovideoや年末にもお祭りムードが存在するので「触発された」「クッキー熱が戻った」「このままでは10周年orクッキー☆は終われない」と奮い立った諸は、動画投稿ボイスドラマ制作に挑戦してみるのもいいだろう。

クッキー☆を支えたレジェンド達-10年間の変遷

冒頭の画像には同じ格好をした、一見して大同小異に見える東方キャラが大量に描かれているが、全て別人である。描かれているキャラ1人1人が1001000える単位のタグ人気アニメキャラニコニコブームになった存在と同じかそれ以上の規模)をつけられており、多種多様な動画でその姿や音を見聞きする事ができるし、なかには元ネタ東方キャラよりも動画静画の数が多かったり、動画人気によるトラフィック量から一般層への知名度が元ネタより上回っていると思われる逆転現も存在する。
と書けば初診者にもクッキー歴史、規模、かつての最盛期の人気が伝わるだろうか。

ここではその数に存在するクッキー☆キャラの中から「四天王」「始まりの四人」などと形容される代表的なレジェンド四名+αについて10年間を経ての概要を記述する。詳しい情報は各人の記事を参照。

UDK姉貴

10年間でシリーズ作品やキャラ数に増えた結果、アムロ・レイ本郷猛のように世代をえてされる永遠の初代主人公の立ち位置となった。
人気フィクションの登場人物と同様の特性を持った生身の人間」という意味では地球広し人類多しといえど彼女と立場を同じくする者を探すのは難しいかもしれない。先述のアニメ長編でもやはりクッキーというジャンルの特殊性を徴する存在として言及されている。
彼女を置いて他に霧雨魔理沙を表現できる人物はいないと評価される一方で、失踪状態だった他の声優達が復帰したり配信してしまうのとは異なり、(2020年2月現在)10年間、ただの一度も姿を見せたこともなければ、ただの一言も発しておらず、根強い死亡説、異世界転生説、ロボットの機停止説、そもそも架の人物説など、伝説上の存在と同じように関心がもたれている。

プロ活動の実績があったわけでもなければ、ただの東方ファンの一人、名もなき女子高生に過ぎなかった彼女が、クッキーという物語主人公である事は論、自らの人気を以てクッキーをその敬する東方projectの最大ジャンルにまで押し上げてしまった事、「己がこそ魔理沙もが認識する」という途方もい願望を実現してしまった事など、そのキャラクターと立ち位置は、もはや東方ニコニコ動画オンラインミームというには収まらない、人類史上二と言えるスケール性・神話性をも獲得している。→伝説と化したUDK

RU姉貴

クッキー声優としてのアイデンティティを保持したまま一般人ネットを続けた例。
名前や顔がバレたらノックダウン学校や職場や住所がバレたらKO負けといった試合展開になりがちなクッキー声優界において、その芸歴の長さから必然的に一通りの被害を被っているが、それを苦にしてネット活動をやめたことはなく、最も打たれ強いと形容される。(とはいっても顔出しについてはこの10年間でSNSYoutubeでは、基本的には顔は隠さないのが一般化するまでに時勢は変化しており、実際、10年代終盤からは彼女自身も顔を出して配信するようになった)上述のUDK姉貴を始めクッキー関係の事に巻き込まれる事を大きな受難と考え、ネット上から跡を一切消して消息不明となってしまう他の声優達とべると、対極的な存在といえる。そのように永きに渡りtwitterなどのSNSで私生活開し続けてきた為、クッキー☆特有のネットストーキング文化により人生足跡を観察記録されてしまっており、生き様や恋愛観などがストーカー心理学的な側面からの考察研究の対とされる事も多い。

YMN姉貴

当時から変わらず現役のネットアイドルの代表格として多方面に知られる人物。クッキー以前からニコ生として活動しており、それなりに名の知られた存在だった。
アイドルとしての評価や意はともかく、クッキーネタを拒絶する声優も少なくない中、それらとは対的にクッキーを最も愛し続けた文化功労賞に値する人物であることに疑う余地はないだろう。RU姉貴普通人生普通に歩んだ場合の末路であるのに対し、こちらはアイドル声優に憧れ続けた少女の末路、という好対照をなしている。ちなみに2017年にはRU姉貴と対面を果たしており、HNS姉貴もそれを受けて前向きな反応を示した事から、その気になればクッキー☆冒頭をリアル再現キーパーソンとも言われる。また後述のKNN姉貴含め、ボイド声優と共同活動をしたり、Vtuberとの繋がり、はては有名淫夢男優と実際に対面したりと作品やジャンルを越えて様々な世界を渡り歩くような存在となりつつある。

HNS姉貴

ネタとしての面さにんだ情を送られるクッキー声優界にあって、顔やの美しさを褒め称えられた正統派アイドルと言うべき存在。2016年5月の6年にしての奇跡の初生放送の実現は、クッキー史上最大の熱狂として知られている。後年には自らALCイラストを描いたりMADを楽しんだ感想を述べるなどかつてのクッキー絶縁時代からは考えられないほどの心の変化を見せるに至り、クッキー歴史の長さを物語人といえよう。色々あって(2020年2月現在)表舞台立った活動はしていないものの、クッキーが続く限りはまたいつの日か気まぐれな女神の慈を享受する時もあるかもしれない。

NDK姉貴

いつの間にか復帰していつの間にか消えるというHTN並の空気キャラ

KNN姉貴

TIS三部作その2「お正月」で脚を浴びてUDK姉貴以来の傑物と評された声優
実際に人気ランキング動画などではUDKトップ争いをするのが恒例となっており(勝った事もある)
名実ともにクッキートップアイドルといえる人気を誇っておりレジェンドという括りでは無視できない存在である。クッキーによる惨禍を被った事により長い間、表立った活動はしてこなかったが、ひたむきにKNN姉貴を想いで続けた動画製作者達の情熱が届いたのか、2019年9月の6年にしての奇跡の初配信の実現は記憶に新しい。その際、事前メディア宣伝らしいものはかったにも関わらず、並みいるyoutuberや商業Vtuber勢を押しのけてtwitterのトレンド入りを果たしており、後述のsyamu game同様「例のアレレジェンドの驚異的な明する結果となった。10周年現在では立った活動はしていないものの依然としてその去就からが離せない人物である。

他ジャンルとの関係・影響・比較

クッキー☆を同様に巨大な二次創作ジャンルを擁する他コンテンツ較した場合、以下のような差異が存在する。

シリーズ 公式媒体 な商業展開 キャラ ジャンル 二次創作公式の関係
ガンダム アニメ メディアミックス ロボットSF マイナー媒体→準公式公式と段階的に取り込まれることがある
東方Project ゲーム メディアミックス STG 作家ネタを採用することがある(ク歴ありの作家も存在)
けものフレンズ メディアミックス メディアミックス 動物愛護 特になし
アイドルマスター ゲーム メディアミックス ギャルゲ ネタを採用することがある
バーチャルYouTuber YouTube 配信業広告投銭 実在人物 アイドル VTuber本人や企業次第
クッキー☆ ニコニコ動画 なし 実在人物 カリカチュア 人気になったネタ公式(流行らせコラ!)

ニコニコ静画における他ジャンルとの比較(2020年5月8日時点)

ジャンル 投稿 概要定義
東方 508537 ニコニコ御三家
艦これ 291453 角川ゲームス開発したブラウザゲーム、それを基にしたメディアミックス作品全般
VOCALOID 211376 ニコニコ御三家
アイドルマスターシンデレラガールズ 50974 ニコニコ御三家 ※本来はジャンル総称は「アイドルマスター」だが左記のタグのほうが多い
けものフレンズ 47193 メディアミックス企画 KFPが展開する作品群
クッキー☆ 46340 上述の東方projectと後述の真夏の夜の淫夢から独立生したニコニコ動画における動画
ポケモン 42682 任天堂開発・販売したゲームシリーズ、及びそれらの生作品
VOICELOID 33055 AITalkを利用した合成音声ソフト、及び類似のソフトウェア全般
Fate/Grand_Order 30555 有限会社ノーツブランドTYPE-MOON」が展開するゲーム
Minecraft 26025 ゲーム史上最高累計販売数のサンドボックス型ゲーム
魔法少女まどか☆マギカ 25637 2011年放送のテレビアニメ、及びそれらの生作品
ワンピース 21220 漫画史上最高の累計販売部数の週刊少年ジャンプ連載の少年漫画
アズールレーン 13272 ビリビリ動画運営する中国製アプリブラウザゲーム
真夏の夜の淫夢 12767 日本ホモビデオ、及びそれを基にしたインターネットミーム

静画においてはクッキーけものフレンズとほぼ互ジャンル規模だが、両者を上回る規模のジャンル御三家+艦隊これくしょんのみであり、非版権/非商業コンテンツとしては突出した規模である。静画ファンアートの数はニコニコというサイトにおいての人気標ともいえるが、他のジャンルにとってニコニコ動画/静画は「ファンの作った動画/静画を鑑賞する」いわばファン同士の活動、交流の補ファンサイトの役割でしかないのに対し、クッキー☆ニコニコ動画を発祥としてニコニコ動画のみをコンンテンツ展開の体としているという違いが存在する。(クッキーと他ジャンルではニコニコ動画/静画自体の重要性、本質的な意味合いや位置づけは異なる)

例を挙げれば、ポケモンminecraftはじめ他のジャンルは必ずしもファン活動を必要としないが、先述の「流行ったものが公式理論をとるならば、クッキー☆なるものは自分か他人がニコニコなんらかの動画/静画投稿しなければ、つまり何も始まらない、動かないのである。(動画を見た声優の反応、動画人気による声優の配信視聴者の増加、声優の活動や配信頻度の増加等)

またそういった創作活動が必ずしもプラスに作用するとも限らず、動画静画に不快感を表明してクッキー絶縁したり、活動をやめる、名義を捨てて失踪する声優も多い。

同世代のライバルコンテンツ達

ここでは過去10年間のニコニコ動画に登場した他ジャンルで、クッキーと、次の10年間をる上でも無視できないであろう代表的なものについて紹介する。
どれも直接的にクッキーと関わった事はない一方、要所要所でクッキー関連のキーワードや人物が出てくることがある。

表は2020年2月初頭においての投稿日ソートでの検索した場合のデータであり、後からタグを追加や削除した場合、動画数は当然ながら増減する。またホモ学などの関係な動画も大量に含まれているが、ここでは概ね実態に即したものとして取り扱う。あくまで参考程度に。

年度別動画投稿数

年度/投稿 クッキー☆ SyamuGame バーチャルYoutuber けものフレンズ 東方
2010 52 42753
2011 356 41823
2012 864 38584
2013 1344 34008
2014 3118 422 29250
2015 3720 1676 18 33088
2016 4842 2522 44 29844
2017 7098 2650 644 16699 23895
2018 6045 2300 23236 5434 20494
2019 4525 1560 31314 4311 18611

Syamu Game

たれぞう糖質淫夢の流れをむ、痛い大人Youtuberとして、ホモと見るシリーズで取り沙汰されニコニコ上でもミームになる。クッキーと直接関連して活動などをしたことはないが、トラフィックの重要性をる際に参考になる存在といえる。2018年に数年ぶりに復帰しYoutube動画投稿した際は、Twitterでトレンドの1位になり時間あたりの動画再生数は同日の日本Youtuberの中ではヒカキンを抜いてく間にトップとなった。その際はそのヒカキン自身が速攻でtwitterフォローして復帰について言及したり、復帰以前にもそのヒカキンが所属するYoutuberマネジメント事務所の役員が本人宅まで面談に行ったことがあるとも言われ、在りし日は彼らのようなネットインフラの頂点で商業を行う者にとっても無視できない存在だったことが伺える。クッキーと同じく淫夢文化から生した非商業コンテンツでありながら、一とはいえYoutuberの頂点に牙をかけうるだけの訴求力を獲得するに至った事は、ニコニコ動画トップコンテンダーがいかにネットトラフィックにおいて強大なを持っているかを物語る事例と言えよう。余談だがSyamu game本人は復帰騒動の過程で文しにまで身を落とした結果、クッキー声優クッキー動画投稿者に縋るように接触したことが確認されている。過去にはなろう小説を書いていた時期もあり、僅かながらもクリエイター気質のようなものを持ち合わせていた。

もし彼が大物Youtuberとして大躍進し、その権威と人気を以てまっとうな形で声優動画投稿者コラボ創作活動をすることがあれば、クッキーにも違った未来やさらなる発展があったかもしれない。

バーチャルYouTuber

2017年頃から後の筍のように爆発的に増殖した新世代YouTuber。とはいっても活動体がYouTubeである点以外は従来のYouTuberと大きく異なっており、スタンスとしては「2次元キャラクターYouTubeを拠点にアイドル活動をしている」と言った方が正確である。
上で述べたマーケティング手法やトラフィック買収を徴するようなジャンルであり、時が経つにつれ
YouTubeチャンネルの登録者数が短期間で突然、万単位で変動したり、登録者数と再生数の乖離が異常しいなどの日常茶飯事となっている。
アニメ調のアバターを通して、中身の声優パーソナリティ萌える、というクッキー声優囲いと極めて近い性質を持ったコンテンツだが、二次創作に関してはMMDファンアート(あるいはエロ絵)、生放送切り抜きといったものは充実している反面、BB劇場MADといったものはそれほど発達していない。また本人達が現役で活動していることもあり、元のイメージ逸脱するような創作物は製作されない。
声優囲いという要素はクッキーと共通しているものの、中身がオッサンだったり複数いたりとクッキーにはないような特殊な在り方も見られる。
ニコ生配信者を起用していることも多く、実際にかつてのクッキー声優動画投稿者の中にはVtuberとして活動する者もいる(ただし、基本的には「キャラクターが配信活動を行っている」というスタンスであるため、中の人について詮索するのは好ましく思われないことがほとんどである)。失踪・引退状態にあるクッキー声優に対してVTuberとしての転生を望むは多く、現状は衰えれゆくクッキー声優ファンの流入先、受け皿としては最も有なものとなっている。しかし、通常の配信者べて必要な経費や人員が多くかかること、また前述のコンセプトから運営会社導の活動が流であり、その立場上管理されるケースが多いこと、配信者側・視聴者側双方ともに内容や言動が制限され、コンプライアンスの遵守なども要されることから、かつてのクッキー声優生放送のような声優ファンの関係性や距離感の近さ、自由度はなく、「配信がつまらない」「醒めする」「似て非なるもの」と染めない者も多い。

けものフレンズ

2017年1月アニメ化したメディアミックス作品。 女性キャラしか登場しない、半人半SD子供キャラニュアンスに富んだ意味深台詞の掛け合い、 ほんわかパートと生死を賭けたガチ戦闘が混在したシュール世界など、作クッキーBB劇場と近しい要素が多くクッキーとの親和性は高い。 覇権アニメとしてのネット上での評価に留まらず、ニコニコ上でも一大ブームとなり、「フレンズ」「フレンズ語録」といった概念ミームが誕生、 クッキー動画投稿者をも魅了した結果、クッキー同様のMADBB素材々に大量制作されるなど、今後永きに渡る席巻や盛を予感させた・・・が、放送終了後に監督騒動が起きたり、制作側関連企業トラブルが相次いだり、待望の次回作けものフレンズ2が凄惨極まる出来だった為、制作側や関係者を巻き込んでのアニメ史に残るほどの壮絶な大騒動を引き起こした。 最終的には不満を募らせたファン達が、ニコニコにおいて、けものフレンズRという包括的な二次創作ジャンルを形成するに至ったものの、「出来の悪い原作」「消せない呪われた黒歴史」「製作者を巻き込んだ騒動」「有志ファンが独自の創作を続ける」など様々な点でクッキー☆と立場を同じにしている。先述の通り静画においてはファンアートの規模は互であり、ニコニコに限れば、ある意味ではクッキーライバルコンテンツとも言えるかもしれない。

公式規約にて個人規模かつ過度な収益性がない範囲であれば同人活動の自由オフシャルに認めるという版権セミフリーの方針を打ち出しており、二次創作に対するスタンスではクッキー☆を生み出した東方projectと同様の寛容さがある。つまりけもフレクッキー☆が生まれる可能性が微レ存・・・?

また、上の騒動の過程で、クッキーにおいて忌まわしい疑惑のある人物公式の商業展開の一端に関わっている事が判明したり、やはりクッキーとは浅からぬ因縁をもっている。

東方project

クッキーの原点にして原作シューティングゲーム。 長い間、ニコニコ上においては御三家と呼ばれる三大勢の一を担っていた。 2010年からの10年間、東方クッキーは互いに関わりを持つことはなかった。 御三家の残り2つ(VOCALOIDアイドルマスター)、ガンダムスパロボなどの数多のゲームアニメスターウォーズスタートレックなどの巨大コンテンツを見てもわかるように、一定の規模になった二次創作ネタや設定は後年、公式逆輸入されたり、他の二次創作作品にを与えるのが常だが、 クッキーがどれだけ人気でも東方やその二次創作には全くを与えないという、ある種、一次創作二次創作の理想的?な関係が保たれている。

ニコニコにおける東方動画投稿数はクッキー盛とは対的に実はクッキーが登場したその2010年当初から減少の一途を辿っておりVOCALOIDアイドルマスター同様、もはや旧世代のジャンルであることは否定できない。 しかしライフラインニコニコ依存しているクッキーとは違い、原作ゲーム、商業誌、同人イベントなどコンテンツを支える土台は複数存在している為かニコニコの衰退、ニコニコ上での衰退を悲嘆するはあまりない。 クッキーの最盛期には「そのうち東方える」「東方オワコン」という対立煽りのようなものが散見されたがニコニコ自体とクッキーの衰退につれそういったも聞かれなくなった。

上の動画然り現在まで原作者はクッキーに関しては関せずの冷たい態度を貫いているが、クッキーファン原作に対しては同じスタンスなので、お互い様といえる。とはいっても彼の立場にたってみればクッキーなるものは

・純然たるファンの作る東方ボイスドラマを片っ端から寄ってたかってネタにする
・純然たる東方ファンの作るそれらを差し置いて東方二次創作ジャンルの中で最大
・そのくせいくら盛り上がっても自分の作るSTGのほうには流れてこないし客にならない
・自分が考えた原作設定やデザイン無視して好き勝手やり放題でリスペクト欠片もない
・自分のデザインキャラが裸のホモビデオ男優と戦わさせられたり性交させられたりすることが多い
・それだけでなくつい(で)にホモビデオに出演したという事にされる

といったように好印を持ち辛い部分が多く、10年を経た今でも、関わりたいと思う理由を探す方が難しいのが実情である。

もし人類史の遥か彼方の遠い未来まで東方projectが続いたならば、やがてその長い長い神話の1ページに 「クッキー☆なるものが昔、人々の間で栄えていた」ぐらいは書き記されるかもしれない。

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