クッパが使用する移動用・戦闘用の飛行船。顔がピエロ(英語でclown)のような見た目をしているのでこのような名前がつけられている。ピエロのような顔の表情は状況によって変化することがあるようだ。内部はどうなっているのか、動力は底にある小型のプロペラで足りるのか等、謎の多い乗り物である。
初登場は『スーパーマリオワールド』。最終面でクッパはこれに乗ってマリオと対峙し、メカクッパをはじめとした様々なギミックを披露してマリオを苦しめた。なお、クッパがクッパクラウンに乗って直接戦う作品は意外と少なく、本編でいえば他に『スーパーマリオラン』ぐらいしかない。
『New スーパーマリオブラザーズ 2』ではクッパ七人衆がクッパクラウンに乗って登場。オープニングでピーチ姫の誘拐に使ったほか、最終面ではフラッシュ攻撃でマリオを石化させてくる。
『スーパーマリオメーカー』では自由に配置できるギミックの一つとして登場。マリオが乗ると空中を自由に飛び回れるようになるが、マリオ以外の敵やアイテムを乗せるとマリオをひたすら追いかけるような動きをしてくる。本作では炎を吐けるファイアクッパクラウンも登場。
『マリオカート7』『マリオカート8デラックス』ではマシンの一つとして登場。当然だがカートの一種なのでプロペラではなくちゃんとタイヤをつけて走行する。ちなみにクッパ七人衆が乗るとカラーリングが少し変化するという細かい仕様が存在している。
クッパJr.が乗っている、小型のクッパクラウン。初登場は『New スーパーマリオブラザーズ Wii』。
パンチグローブをはじめとした武器を内蔵しており、その種類数は親機であるクッパクラウンを上回るほど。作品によってはマリオも小型クラウンに乗り、一騎打ちの空中戦をしかけることもある。
『マリオテニス エース』など、近年の作品ではクッパJr.がゲーム中常にクッパJr.クラウンに乗っているなんてことも珍しくない。運動不足が気になるところだが、クラウンを動かすのも結構体力を使いそうだし何より息子想いのクッパが面倒を見ているからその辺の心配は杞憂だろう。
『大乱闘スマッシュブラザーズ』シリーズでもクッパJr.はこれに乗って戦闘する。ちなみに色違い要員のクッパ七人衆は量産型のクラウンに乗っており、見比べてみると本物より顔がメカっぽくなっている。
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最終更新:2024/04/25(木) 04:00
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