アコースティックギターの一種であり、ガット弦やナイロン弦が張られており、指で弦を弾き演奏される。椅子に座り、左足を台に乗せ、ギターのボディのくぼみを左足の太ももに乗せるのが正式な構えである。
クラシックを始め、フラメンコやジャズ、ボサノヴァ等幅広いジャンルで使用されている。
ソロギターが有名だが、重奏やアンサンブル、ギター合奏にも用いられる。
フォークギターやエレキギターよりもソロギターに向いている為、使用しているニコニコソロギタリストも多い。
ピックアップ付きクラシックギターのことを「エレガット」と呼ぶこともある。
さらにチェット・アトキンスはギブソンよりソリッド・ボディのエレガットを開発し、使用していた。
ギターの最大の弱点は音量の小ささであることは言うまでもないが、電気で音量を増幅することを邪道とみる向きの多いクラシックの中における一分野としてはこの克服はもはや命題であり、クラシックギターの構造の発展はまさに音響と耐久性、演奏性その他諸要素との釣り合いのなかに置ける音量の弱さの克服の歴史と言っても過言ではない。そして、その戦いは今もなお終わっておらず、ギターの構造は(クラシックギターと言う名称に誤解が生ずるところはあるが)現在も進化し続けている。そのため、世の名工と呼ばれるギター製作者たちはギターの細部にいたるまで独自の工夫を凝らしており、特にこれらの構造に関するもののうち音量に大きく関わるもの(もちろんそれに伴って耐久性、演奏性も変わってくるのだが)を以下に記す。
伝説の名工アントニオ・デ・トーレスが最初に完成させたとされる型。大きな特徴として表面板の振動部を従来より大きくドーム型にし更にその内側に棒状の支え木(力木)を縦にかつ下に末広がりに配置することで音響性と耐久性を同時に解決していることが挙げられる。近年の音響科学に基づいた構造のものが出てくるまでは、ほとんどすべての名工がこの型を出発点として名器を作り上げた。
力木を格子状にすることで表面板を極限まで薄くすることを可能にした型。大きい音はより大きく響く上に小さい音への反応も抜群と言われている。
カーシャ博士が考案した型で弦を留めるブリッジの裏のあたりを中心に*(ちょっと違うが)状に力木を配置するのが特徴でセゴビアが「未来のギター」と賞賛したと言われている。
表面板を二枚用意しその間にハニカム構造のカーボンファイバーでできたシートを挟んで張り合わせることで同じ厚さの板より軽く丈夫にすることができる。それによって伝統的な音を保持したまま音量を増幅することを可能にした型。
見た目の上ではフィンガーボードが表面板よりややせりあがっているが、実際は表面板にやや裏面の方向へ角度をつけることによってブリッジの位置を低くし、結果弦高が高くなり音量と音の反応速度を向上させた型。表面板に角度が付いているだけなので弦とフィンガーボードの関係性に影響を与えず、本来弦高を上げることで起こりうる演奏性の問題を生じないと言われている。
ジャン=リュック・ジョワのような力木をまったく必要としない構造のものも出てきている。
掲示板
21 ななしのよっしん
2015/04/25(土) 18:08:32 ID: kUyABmzzWt
22 ななしのよっしん
2017/07/22(土) 10:34:29 ID: z8UxjLIEHI
>>20
Martinez(マルティネス)のMSCC-14ってモデルかな?
楽器屋さんのサイトで写真見るとボディサイドのネックジョイント近くにサウンドホールがあるな
23 ななしのよっしん
2022/04/10(日) 12:21:13 ID: qIOesD1mzz
このタグ付いた動画も昔に比べるとだいぶ投稿減ったやね。昔やっていた人間としては寂しくもある
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最終更新:2024/04/25(木) 04:00
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