クラスチェンジとは、ゲームなどでキャラクターの職業やクラスを変更し、それに伴って性能などを変化させることである。ジョブチェンジ、クラス替え、転職とも言われる。
RPGはTRPGの時代から、そしてコンピューターRPGに移行してからも「職業」「クラス」という概念が存在している。それぞれの職業は得意とする分野が異なり、複数の職業を組み合わせてパーティを編成する事でより効率的に冒険や攻略を進められるというメリットがある。
この際、職業が選択できるのはキャラクターメイクの時のみと言うのが定番であるが、レベルアップなどの条件を満たすと別の職業に変更することができることもある。この変更の事をクラスチェンジ・ジョブチェンジ・クラス替え・転職と言う。
転職先の職業は、上級職と呼ばれる通常の職業より高性能の職業であることが多いが、キャラクターメイキング時に選べる他の職業に転職できるゲームも存在している。
転職すると性能だけでなくビジュアルも変更されることが多く、複数の転職先が用意されている場合、その選択にはビジュアルも大きな要素となる。クラスチェンジが不可逆な場合、異なるビジュアルを堪能するために複数回の周回プレイを行ったり、ソシャゲ―などでは同一キャラを複数用意して別のクラスに転職させる者もいる。
古いゲームなどでは、汎用キャラのビジュアルが転職に合わせて急激に老けたり、髪型がハゲ→長髪に変更になったり、ルックスが老人→若者になったりとクラスに引きずられて大きく変わることがある。
基本職と上級職が存在し、経験を積んだ基本職のキャラクターが上級職に転職が可能となる。
『ドラゴンクエストⅢ』で職業と転職の概念が初登場。その後Ⅵで復活し、以降も様々な形で転職システムは受け継がれている。
転職を行う施設として『ダーマ神殿』が登場する。詳細はそちらの記事参照。
Ⅲの遊び人→賢者の転職はクラスチェンジによるギャップを楽しむギャップ萌えの祖かもしれない。
どの作品にもクラスチェンジして上級職になるシステムが存在している。基本は一定レベルの到達とアイテム使用で上級職にクラスチェンジする。主人公などの特殊ユニットはイベント限定で上級職になる場合もある。
『外伝』では「むらびと」を挟んで無限にクラスチェンジが可能となるシステムが存在していた。
『新・暗黒竜と光の剣』『新・紋章の謎』では「兵種変更」と言う新しいシステムで条件付きながら好きな兵種に変更できるようになった。
6名のメインキャラクターはそれぞれ2度のクラスチェンジを行う。
この際、2度とも2つのクラスからの選択となるため、最終的なクラスは4つとなる。クラスチェンジは不可逆なため、別のクラスを選ぼうとすれば周回するしかない。
「剣と魔法の世界」にロボット要素を持ち込んだ伊東岳彦原作のメディアミックス作品『覇王大系リューナイト』。
この作品では作中で「リュー」と呼ばれるロボットにも「ナイト」「メイジ」「プリースト」「ニンジャ」と職業が割り振られており、ロボット物のお約束である乗機の強化・乗換イベントとして上級職へのクラスチェンジが行われた。
作中では「階級転位」と表記し、一般の「クラスチェンジ」とは異なり、強化変身のような演出であり、疲労や戦闘終了時にクラスチェンジを解除して元の姿に戻ることも多々あった。
コミックとTVアニメではそれぞれのリュー(作中に登場するロボット)に対応した「精霊石」が埋め込まれている武器が必要で、リューの乗り手の精神力に呼応する形でクラスチェンジを行う。※さらにコミック版では「情報の書き換え」(マトリクスのリライト)が必要
一方OVA版では精霊石の武器がなく、アースブレード頂上にある神殿の「力の宝珠」を浴びることでクラスチェンジができる演出となっている。
主役機であるリューナイト・ゼファーはパラディンにクラスチェンジするのだが、コミック・TVアニメ版とOVA版ではクラスチェンジ後の姿が異なり、敵役機のダークナイト・シュテルはTVアニメ版ではルーンナイトへ、コミック版ではダークリューロードと全く違うクラスへチェンジするという差異も見受けられた。
同一キャラクターが2種類以上の別のクラスで登場する場合がある。この際、新規に追加された方に対して「クラスチェンジした」と言われることがある。
ゲームのキャラクターがもし別の職業だったなら、と言うifのクラスチェンジをした際のイラストが投稿されることがある。
衣装チェンジの記事も参照。
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最終更新:2024/03/19(火) 19:00
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