クラッシャとは、スーパードンキーコングシリーズに登場する敵キャラクターである。
初登場はスーパードンキーコングで、クレムリン軍団の筋肉ムキムキのワニ。体の色は青色。
ゲームでの初登場コースは「ノーティの遺跡」。
非常にタフな姿から分かるように、ローリングアタックやディディーの踏みつけは一切効かず、タルを投げつける以外ではドンキーコングの踏みつけとハンドスラップでしか倒せない。ちなみにハンドスラップで攻撃するとバナナを1枚落とす。
ちなみに、上述の通りディディーの踏みつけでは倒す事が出来ないのだが、敵を踏みつけた際の判定自体は残っている様子。特定のステージでは時間はかかるがこれを利用して無限増殖が出来たりする。
ゲームの最後で挑戦する事になるコース「さいごのステップ」では、体の色が鼠色の個体が登場する。
色違いのクラッシャは、ドンキーの踏みつけはおろかハンドスラップでも倒す事が出来ない。しかし、タルに対しては相変わらず耐性が無いため、ステージ内の至る所に設置されているタルを拾って倒す必要がある。
「さいごのステップ」にて登場した色違いのクラッシャは、初代スーパードンキーコングのゲームボーイカラー版に当たる『ドンキーコング2001』の場合では、さいごのステップ以外に同作オリジナルの追加ステージ「クレムリンのどうくつ3」にも登場する。
ちなみに『2001』でのクラッシャのカラーは配色の関係か何故かバナナ色・・・もとい黄色に塗られている。一方で色違いの場合は原種で使われていた筈の青色になっている。配色が逆とか言ってはいけないお約束。
ゲームボーイアドバンス版で追加されたプロローグではディディーコングを襲ってタルに詰め込んでいる。
ドンキーコング64では、同じく青色で筋肉質という特徴を持つ用心棒のカスプラットとキャラが被ってしまうのか、コングバトルの操作キャラとしてのみ登場。
バナナフェアリーの捕獲によって解放されていく「ミステリー」の項目の一つとして解禁する事が出来る。解禁に必要なバナナフェアリーの数は15匹。
プレイヤーキャラとしての彼は非常に癖の強い性能になっている。しかし、ダッシュアタックの性能は非常に高い上、1.5倍の威力のオレンジを発射する「オレンジバズーカ」の破壊力の存在から、チャンキー以上のパワーキャラと評価されているようだ。
上述の通り、コングバトルでしか使用できないのが残念ではある。とはいえ、コングバトルでの使用キャラは本編のプレイヤーとほぼ同一になっているため、彼は本編及び派生作品におけるコングファミリー以外のプレイアブルキャラという点でも貴重な存在と言えなくもないだろう。
ドンキーコング たるジェットレースでは直接登場しないが、近いキャラとしてクラッジというキャラが登場。ちなみに、企画段階では彼自身も登場する予定があったという。
1999頃にテレビ東京系列で放送されたアニメ『ドンキーコング』にもレギュラーキャラとして登場。
声優は麻生智久。
原作同様に体の色は青。天然な性格で命じられた悪事すらまともにできず、ドンキーコングがクリスタル・ココナッツを返してと言ってきたら返してしまう。
レントゲン検査では脳が頭ではなく尻尾に落ちていることが判明する。一度トロッコに衝突した衝撃で頭が格段に良くなり、キングクルール以上の悪辣ぶりを発揮したことがあったが、再度頭を強打した際に元に戻っている。
スーパードンキーコング2に登場するクラッシャの後継者とも言うべきポジションのキャラクター。
青い筋肉質のワニの姿をしていて、クラッシャ同様に踏みつけようとすると攻撃を弾いてしまう。だが、彼の場合は攻撃を弾くと体の色が真っ赤に変化し移動速度が上昇。所謂「怒り」状態へと変化。また、この状態で彼と接触した場合は強制ミスになる。
前作のクラッシャは特定のキャラなら踏みつけでの撃破が可能だったが、プレイヤーが二人とも軽量キャラであるスーパードンキーコング2では踏みつけられず。代わりにチームアップでパートナーを投げつければ生身の状態で倒す事が出来る様になっている。それ以外の倒し方はハンドスラップが存在しない事を除いてクラッシャと同様。
スーパードンキーコング2のゲームボーイ版に当たる『ドンキーコングランド』でも自身の仕様も含めて健在。
同作ではチームアップ自体が削除されている関係で生身のコングでは倒せず。アニマルフレンドで攻撃したり物を投げて攻撃するしか倒す手段が無くなった。
同作は携帯ハードで発売されたタイトルなのだが、発売ハードがハードだけに白黒でしかグラフィックを描く事が出来ず。この仕様も相まって、移動速度程度でしか状態を判別できなくなってしまった。
スーパードンキーコング3に登場する、同じく彼の後継者とも言うべきポジションのキャラクター。
身体を鍛えた青色のワニという特徴はクラッシャやクランチャと同様。前作における筋肉質系雑魚クレムリンであるクランチャは上述の通りクラッシャとは徹底的な差別化がなされていたのだが、その次回作で登場した彼の特徴をざっくり挙げると…
というように、原点であるクラッシャとの共通点が非常に多く、前作のクランチャと比べて一昔前の性能に退化してしまった感が否めない。…もはやクラッシャのほぼ完全なるコンパチとしか言いようが無い。
なぜ、彼がこの様な性能にされた理由は定かではないが、恐らくスーパードンキーコング3は作品のプログラム構成が前2作と比較して複雑になってしまい、その反動でほぼクラッシャ同然な彼が登場する事になったと思われる。
スーパードンキーコング3のゲームボーイカラー版に当たる『ドンキーコングGB ディンキーコング&ディクシーコング』でも登場。
特徴などはオリジナルと同様だが、容量の都合なのか攻撃が弾かれた際のポーズのアニメパターンが削除。これにより、攻撃が弾かれても通常時と同じ移動モーションを取り続けるという少々不自然なキャラになってしまった。
ちなみに、クラッシャは携帯機作品への出演の際には弾かれた際のモーションもちゃんと再現されているのだが、クランプルの弾かれモーションの削除については、皮肉とはいえクラッシャとの差別点が生まれたのは良いだろうか?
同作では水切りジャンプが削除されている事を代表として、ゲーム全体でディンキーが不遇気味になっているが、その代わりなのか、やたらと彼がステージ内に配置されている傾向がある。
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最終更新:2024/03/28(木) 18:00
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