クリぼっち(クリボッチ/くりぼっち)とは、
のどちらかである。ここでは1について説明する。
クリスマスを一人で過ごすことは長らく悲しいこととされてきたが、「クリぼっち」は価値中立的な言葉であり、使用者によって肯定的・否定的に使うかは変わってくる。
2010年代初めがこの言葉のネット上での初出のようで、2010年冬には毎日新聞デジタルの記事「川島海荷:「友達が『クリぼっち』になっちゃう」とクリスマス休み要求」で、川島海荷が「クリスマスにひとりぼっちだと、『クリぼっち』って言うらしいです」と発言している。
特に言及数が増えるのは2012年。NHKの調査で、男性の72%、女性の56%がクリスマスを一人で過ごすというアンケート結果が出たため、この言葉も広まっていった。同年のJ-CASTニュースの記事によると、このツイートをしているのは2012年時点では大半が男性であるようだ[1]
2016年には企業がクリぼっち向けの商品を販売するようになり、「クリぼっち商戦」という言葉も生まれてしまった。2018年時点では、LINEニュースのアンケートによると20代男性の4割、20代女性の3割はクリスマスを一人で過ごしており、2016年と比べるとその割合が増加傾向にある。
このように、この言葉が広まるにつれ、クリスマスを一人で過ごすことがさほど恥ずかしい、悲しいこととされなくなってきている傾向がある。
ただし、あくまでクリぼっちの増加は社会全体の傾向なので、個人で見れば「クリスマスを一人で過ごしたくない」と考える人もまだ多い。実際、Twitter等では「クリぼっち回避」という言葉もあり、他の人と過ごしてクリぼっちを回避した人がつぶやいている。
また、「この言葉を使ってる人ってクリスマス以外の日常がリア充なのでは?」「そもそもクリスマス自体他の日と大して変わらない普通の日なので、ぼっちであることをアピールする必要もない」「そもそも仕事なので一人で過ごさざるを得ない」等、「クリぼっち」の言葉を批判的に見る声もある。
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最終更新:2024/04/25(木) 18:00
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