クリスマス・ドロップ作戦(くりすますどろっぷさくせん / 英:Operation Christmas Drop)とは、アメリカ空軍が中心となって毎年実施されている、人道支援も兼ねた空輸訓練である。
日本での正式名称は「ミクロネシア連邦等における人道支援・災害救援共同訓練」。
ミクロネシア地域の島々(ミクロネシア連邦、北マリアナ諸島、マーシャル諸島、パラオ共和国など)に物資を空中投下するといった内容。投下する物資は寄付によって集められており、その中身は玩具、食料品、日用品、医薬品などである。島の人たちの支援もできて、軍にとっては人道支援のための物量投下の訓練にもなるという、双方Win-Winの平和的なイベントとなっている。また安全保障上の観点では昨今中国の影響力が拡大していることもあり、太平洋島しょ国と良い関係を築く点でも重要とされている。
本訓練は世界で最も長く実行されている人道的空輸活動である。1951年、アメリカ空軍がミクロネシア上空を飛行していた際島民が手を振っているのを見つけ、乗員が機内にあった資材を集めパラシュートを取り付けた輸送コンテナに入れ、これを投下したことがきっかけだった。以降グアムの住民や企業からの寄付によって引き継がれ、毎年の定番行事として実施されている。
日本の航空自衛隊は2015年からオーストラリア空軍と共に初めて参加し、その後も毎年継続して参加している。
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最終更新:2025/05/13(火) 07:00
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