クロウ・ホーガンとは (クロウホーガンとは) [単語記事]

彼以外を指す名称としてのクロウは、『クロウ』（曖昧さ回避記事）を参照。

概要（5D's）

遊戯王5D'sの主人公・不動遊星のサテライト時代からの仲間。
性格、見た目、額のM字マーカーなどから、発表当初は僅かながら「コロコロコミックに登場しそうなキャラクター」とか言われていた時期があったようである。
その顔のマーカーの多さに驚かないものはいない。特にM。また回想シーンではしっかりマーカーの数が減っている。なぜ額に大きくMなのかというと、勝てるはずの敵に特攻してわざと負けるなど、真正の（ｒｙ
満足同盟のメンバーでありポジションは特攻隊長（自称「鉄砲玉のクロウ様」）だった過去を持つ。この頃のマーカーは額のMのみであった。＼(｀д´)ゝデュエッ！
ちなみに彼のD・ホイール「ブラックバード」には大きな羽が付いている。これはダイダロスブリッジの伝説にあやかってのものと思われ、実際に何度か飛翔能力を披露している。

ダークシグナー編最終回で、遊星に刻印されていた赤き龍の尾の痣を譲り受け、五人目のシグナーとなる。
その後、WRGP編において五体のシグナーの龍の一頭とされる「ブラックフェザー・ドラゴン」を獲得し、龍亞を涙目にした。

WRGP編以降、サテライトの解放に伴なって空き巣行為からは足を洗い、ダサい黄色のジャケットをバッチリ着こなして「ブラックバードデリバリー」という配達屋を営んでいる。
遊星、ジャックらと共同生活を送っているが、ジャックの浪費ぶりには度々頭を痛めているようだ。
ちなみに、フルネームはWRGP編にて判明。フルネームから推測するに、名前の元ネタは源義経の通称である「九郎判官義経」。

かつて満足同盟時代から、同盟崩壊後に出会った親友ロバート・ピアスンとの日々、本編での遊星との再会に至るまで一貫して孤児たちを養っている。M以外にもロリショタコンであるようだ。
その生活苦ゆえか、小柄で生意気そうな風貌に似合わぬ、慣熟した精神を有している。
主役を務める回は下町人情もの的な感動エピソードが多く、しばしばゲストキャラクターを説教するなどしている。
また、WRGP開幕直前、負傷によって参加不可能という憂き目に遭った際も、当初は子どもたちの期待に応えることができない無念から自暴自棄となるが、数日後には立ち直り、新たにチームメイトとなったアキに後のことを託し、サポートメンバーの仕事に専念している。
また、決闘者としてもダークシグナーと化したボマーやゴドウィンを前に最後の大詰めまで赤き龍の痣抜きで戦いに参加し続けるなど、その実力は申し分なく、
「お前たちみてぇな決闘者ってつまらねぇもんだよ！」と熱き決闘者の魂を叫び、
「インチキ効果もいい加減にしろ！」と瞬時に冷静かつ的確な指摘を行う分析能力を見せている。

そんな彼の優れたるところに視聴者も心を打たれ、
「BF使ってるお前も相当インチキだろ」
「え、ループコンボやるんすか……？」
「俺、BFにギャンブルデッキで立ち向かう奴に対してチャランポランなんて言えんわ」
「肋骨折れてるんでしょ、早く病院行きなよ」
「制限入りで余ったゲイルは手裏剣扱いか、おお？」
「お前、TF4でも皮肉られてるの知ってる？」
などと、クロウの漢ぶりを激賞している。

また満足同盟時代の仲間のなかで唯一恋愛フラグが立たない上に色々と悪いフラグばかりは立つので

クロウにまともなフラグなど無い

と一部の間（特にpixivあたり)で囁かれている。上記のガチっぷりのせいで同情はあんまりされていない。

漫画版では満足同盟関係の話が存在しておらず、遊星達とは大会で初対面。
本作でも変わらず、作者・佐藤雅史の寵愛を受けたBF デッキを使用。
その妙に生々しい圧倒的な展開力から「黒き旋風」の異名を持つ。
初デュエルで氷室を1ターンキルし、強豪として大会の注目株の一つとなる。
先述のネーミングの由来からか、実弟「ヨシ・ホーガン」が登場している。おそらく「義経」にかけてのネーミングと思われる。
作中で中盤から本格的に登場した「決闘竜」を、自分の鏡写しの存在とのミラーマッチに勝利したことで土壇場で入手。遊星の手助けをするべく推参し、シンクロ対策の儀式モンスターを展開したイェーガーに対して「玄翼竜ブラック・フェザー」で返しの1ターンで決着をつけてしまうなど、その強さは漫画版でも健在である。
漫画版ではオリジナルのBFの他、「BFT（ブラックフェザーテイマー）」という新たなBFも使用している。