クロノドラゴン・GG 単語

クロノドラゴンギアグルービー

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今こそ示せ、に望む世界を―――
トライド・ジェネレーション
《クロノドラゴン・GG》!!

《クロノドラゴン・GGギアグルービー)とは、TCGカードファイト!! ヴァンガード」のユニットカード)である。
アニメでは「カードファイト!! ヴァンガードG ストライドゲート編」にて初登場。

概要

《クロノドラゴン・GG》
Gユニット
クランギアクロニクル 種族:ギアドラゴン/十二支刻獣
グレード:4 パワー:+15000 クリティカル:1 シールド:なし
効果:【越】 - ストライドステップ - [手札からグレードの合計が3以上になるように1枚以上選び、捨てる] 裏のこのカードを(V)に【越】する。
起【V】ターン1回】GB(2)】:[Gゾーンから裏の「クロノドラゴン・GG」を1枚選び、表にする]あなたの「クロノジェット」を含むハーツカードがあるなら、Gゾーンの表の<ギアドラゴン>2枚から【自】をそれぞれ1つずつ選び、そのターン中、このユニットは選んだすべてを得る。
起【V】ターン1回】GB(3)】:[SB(1)、Gゾーンから裏のカードを1枚選び、表にする]そのターン中、このユニットパワー+5000。

クランブースター第9弾「運命歯車」の玉となる、レアリティRRRのGユニット
ギアクロニクル所属、かつ「クロノジェット」専用カード
Gユニットとしてはしく、複数の効果を後から得るのではなく、最初から持ち合わせている。

何といっても玉のは、表のGユニット2枚から効果をコピーできる
ただし縛りが意外と大きく、種族:ギアドラゴン自動効果しかコピーできない。これは自身の効果をコピーすることを防ぐための措置と思われる。
また、タイミングの関係上、ヴァンガードとして登場した時」「ガーディアンサークルに登場した時」といった、このカードコピーしたターンに満たしようのない効果が使用不可能。これにより、《時 クロノスコマンド・レヴォリューション》《時 ヘテロラウンド・ドラゴンが効果対から外れる。両者ともにリアガードを除去する効果だっただけあり、残念である。

以上を踏まえると、残った補が以下となる。それぞれに解説を付与。
条件の関係上「GB系」は満たせるものとし割愛、「ハーツ定」も満たせないものだけ特記する。

  1. 《時 ミステリーフレアドラゴン:山札の上から4枚をめくり、すべて違うグレードならば追加ターンを得る。しかしCB4と極めて重く、他との併用が非現実的であるため、優先順位はもっとも低い。
  2. 《時 ラグナクロックドラゴンCB1とGペルソナブラストクリティカル+1、加えてグレード0限定のガード制限を与える。ガード制限はガードもGガーディアンも防げない上に、後述のクロノドラゴン・ネクステージの効果の関係上間違いなくガードは温存されている。しかしクリティカルを与えることで最初のヴァンガードアタックも決して無視できないようにプレッシャーをかけられるため、有補のひとつとなる。
  3. 《時 クロノスコマンドドラゴンヴァンガードへのヒット時、CB2SB1と手札1枚で相手のリアガードすべてをデッキトムに送る。しかしヒット時効果かつコスト重い上に、ソウルを吐いてしまうためGGとのコスト競合を起こしてしまう、と優先順位は低め。ただし、別のカードの用件にもなっているため、このカードを表にする価値は他より高く、ついでで狙える可性はある。アニメ初登場時は有補が使われていない都合と登場タイミングの都合のためか、このカードが選択されている。
  4. 《時 ロストエイジ・ドラゴンヴァンガードへのヒット時、ノーコストで相手リアガード1体をデッキトムに送る。コストがなくGゾーンを表にする必要がないため、継続的に利用が可だが、その分効果は小粒であり、やはりヴァンガードへのヒットを要する。しかしクロノドラゴン・ネクステージのおかげでヒット較的しやすく、コストに困った時はとりあえずこのカード選択肢に入れることができる。ただし、リアガードがいない場合は意味になりやすい。
  5. 《時 エポックメイカー・ドラゴンアタックヒットした場合、リアガードを一時的にバインドグレード3を呼び出すことができる。ヒット時かつリアガードを要するが、こちらもコスト自体はない。ただしここまでして追撃しようにもトリガーを割り振るのが難しく、どうにも使いづらい。
  6. クロノドラゴン・ネクステージCB1と手札3枚のコストに加えGペルソナブラストで、アタック後に越を解除しハーツスタンド状態にする事実上のVスタンドコピー先の片方はほぼこれ一択となる。このカードを挟めば単純に3回ネクステージの効果を使えるため、殺傷が高まる。クロノジェット・ドラゴン・G》ヴァンガードの場合、ガード2枚で全にヴァンガードアタックが防がれてしまうものの、GG自身との相乗効果で爆発的なパワーを得られる。
  7. 《時 バインドタイムドラゴンアタック時、CB2SB1に加えてGペルソナ、そしてリアガード1枚以上任意枚数のバインドで、パワー+10000クリティカル+1、さらにバインドゾーン1枚につき相手リアガードを1枚山札に戻す。ハーツの関係上コストの払い戻し効果が発動できず、コスト《時 クロノスコマンドドラゴン以上に重いためやや非現実的な組み合わせだが、効果自体は強。また、組み合わせの中でアタック時に相手リアガードを除去できる。
  8. ファンロンアタック終了時、CB1でバインドされているグレード1以上のカードを手札に加えるかスペリオルコールが可コストが軽く、クロノドラゴン・ネクステージと組み合わせることで、スペリオルコールリアガードトリガーを割り振れないという「アタック終了時」故の弱点をできるため、相性がいい。一自分の手札または盤面を増やすことができるため、こちらも有補だが、特にタイムリープによりバインドゾーンを増加できるクロノジェット・ドラゴン・G》ボーナスとの相性がいい。

以上のことから、クロノドラゴン・ネクステージの効果を得つつ、 ファンロン《時 ラグナクロックドラゴンのどちらかを選択していくことになる。
《時 ラグナクロックドラゴンの場合は先述の通り。 ファンロンの場合、コストを1枚で済ませた場合、越の手札消費すら帳消しにした効率の実質上のVスタが可だったり、トリガーを残しつつ「クロノジェット」による2回アタックが可。それぞれ相性が良好である。

クロノジェットサポートにはGゾーンカードを何でも表にできる《時 メタリカフェニックスが存在するため、このカードコピーは割と容易に確保できる。
また、GB3を達成している場合、GG自身もGゾーンの任意カードを表にすることでパワー+5000と大幅な自己強化が可であり、基本的に2回タイミングで自己強化効果を使いつつ2枚コピー先を表にし、準備を整えることが可。ただしSB1のコストがかかり、ソウルを消費するカードが意外と多いため、コスト競合を起こさないようにしたい。

総じてフィニッシャーとしては極めて強カードだが、その無限の可能性Gユニットの数だけ発揮されるため、要されるカードが多い上に、Gペルソナブラストの多さからGデッキスペースをとりがちなのが難点。
しかし、GB8《時 ビヨンドオーダー・ドラゴンの登場により、そのGゾーン使いの荒さが逆に長所になる可性が生まれた。

メディアミックスにおける活躍

アニメではG3期「ストライドゲート編」第49話の「新導クロノvs明神リューズ」最終戦で登場。
これまでクロノ達が関わってきたファイター達の想いがクロノのもとにもたらした奇跡であり、G3期では一転して希少となったバンクを用いた越を披露している。
2つの効果を起動しているが、2回クロノドラゴン・ネクステージ越しており、このカードへの越は3回のため、Gペルソナブラストを先に処理している。
このファイトでは1回越が《時 クロノスコマンドドラゴンだったため、それら2体の効果を得ている。リアガード《頂に立つギアウルフがいるため、アタックを通してしまうとデッキバウンスに感知しパワーラインが上がってしまうため、リューズはこのカードアタックに対して守護者を切る。が、クロノドラゴン・ネクステージの効果を得ていたためハーツにいたクロノジェット・ドラゴンが再び立ち上がり―――。

以降もクロノカードとして残っており、G4期「カードファイト!!ヴァンガードG NEXT」でも切り札として活用されている。暫く登場の機会はなかったが、クロノの新チーム・ストライダーズのU20チャンピオンシップ出場を賭けた予選最終試合「新導クロノvs多度ツネト」にて久方ぶりに使用。以降も要所で使用されており、コピー先がほぼクロノドラゴン・ネクステージ ファンロンに固まっている。
新導クロノvs先導アイチ」では再び冒頭の台詞と共に使用、直前にアイチから託されていたGB8《時 ビヨンドオーダー・ドラゴンの使用まで視野に入れていたのだが・・・。

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