恐れるべきは闇か、
クーデルカとは、1999年12月16日にサクノスが開発、SNKが発売したプレイステーション用RPGである。
数百年前、魔を鎮めるために建立されたと言われるネメトン修道院に、
『聖剣伝説2』等で知られる菊田裕樹氏が株式会社サクノスを立ち上げ、総監督として作り上げたゲームであり、菊田氏がサクノスを退社後はシャドウハーツシリーズが作られる事になる。
RPGというジャンルではあるが移動がまるでバイオハザードのようだったり、フィールドBGMが一切無く、戦闘がターン制のSRPGと、一風変わった作品である。
またあまり知られていないが、世界で初めて、ムービーでキャラクターが喋るゲームでもある。ムービー中のキャラの唇と音声を合わせる『リップシンクシステム』や、複数のモーションキャプチャーによるなめらかな動きなど、当時では珍しい技術がふんだんに使われていた(その分、容量を喰っていたようだが)。
ゲームの舞台はイギリス、ウェールズ地方のネメトン修道院。このゲームは一夜の出来事の話であり、常に夜中。それ故に物は見づらい。
雰囲気としてはゴシックホラーらしくシリアスでユーザーからは好評だが、戦闘に関しては完成度が低く、それがこのゲームの評価を落としている。
まず長くなりがちなRPGで敵、味方の魔法使用時に一々数秒のロードが入り、ストレスが溜まる。また敵の弱点や体力といった情報が無く、拾えるドロップも実際に拾うまで分からない。そしてショップや宿屋といったものが存在しないためアイテムや装備は落ちてるものを拾うもしくは敵のドロップで補うしかない。半分以上の装備やアイテムはドロップのみでしか拾えない。また武器にはFEにもある耐久度があり、これが尽きると壊れてしまう為、あまり使いすぎると強力な武器がすぐ壊れることも。ただ、耐久度の数字が一切表示されないのでいつ壊れるのかわからない。
熟練度が存在し、1000毎にレベル2、3へと上昇し、武器ならば1度の攻撃回数が増え(但し確率)、魔法であれば攻撃範囲、効果時間が増えるなどのメリットが存在するが、武器だとその分早く壊れ、魔法はMP消費が倍々になるというデメリットも。
ゲーム以外では後日談を描いた文庫本、サウンドトラック、ドラマCD等、多く存在する。
生まれながらにして強力な霊能力を持ち、修道院から発せられている霊力に誘われてやってきた。気が強く皮肉屋で口が悪いのが特徴。シャドウハーツでも登場するが、あちらとの性格の違いに驚く人も多いだろう。
とある霊能力者から貰ったペンダントを身に着けている他、やたらと短いスカートも見所である。
戦闘では典型的な魔法使いタイプで、INTやPIEがの上昇量が大きい。
20歳。クーデルカが最初に出会う仲間。
幼い頃から「探検」や冒険といった言葉に憧れを抱いており、放浪の旅に出て、修道院に忍び込んできた。クーデルカと会う時にはワーウルフに襲われ大怪我を負っていたが、クーデルカに治療されてクーデルカに同行する。
思想の違いからジェームズとは終盤近くまで口喧嘩をすることが多い。クーデルカの初期装備のSAピストルはエドワードがクーデルカにワーウルフ用に投げ渡したもの。
ヴァチカンの法王庁から派遣された司教で、とある目的の為に修道院へやってきた。ゲームではハーブ園で気を失っていたところを、クーデルカ達に発見される。
性格はエドワードと対照的に固く、規律や義務を重んじる。その為かオグデン夫婦が殺そうとしてきている事を一切信じなかったりエドワードを一々貶す等、エドワードとは仲が悪い。
戦闘では魔法使いタイプだが、クーデルカ程ではなく、上昇量に偏りが少ない。
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最終更新:2024/04/25(木) 15:00
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