グイード・ミスタとは、漫画「ジョジョの奇妙な冒険」の登場人物である。
CV:伊藤健太郎(黄金の旋風)、赤羽根健治(ASB・EoH)、鳥海浩輔(TVアニメ)
ジョジョの奇妙な冒険・第5部「黄金の風」の登場人物。
ギャング組織「パッショーネ」の構成員で、ブチャラティの部下。チーム内のムードメーカーでもある。
元は普通の生活を送っていた街のチンピラであったが、17歳のある時に女性を暴行するチンピラ達に出くわし、女性を救うべく割って入った際銃の才能に目覚め、チンピラ達の銃を奪って自身は無傷のまま全員を射殺。しかし、行為そのものは正当防衛であったにも関わらず話の全貌が客観的に見ればあまりにも非現実的であり、被害者の女性もどこかへ逃亡してしまった事で証言者が誰もいなかったため禁固刑を言い渡されてしまう。
しかし、この裁判の記事を新聞で読んでいたブチャラティによって釈放された後に組織に勧誘された事から、「入団試験」をクリアした末彼もパッショーネのメンバーとしてブチャラティと共に行動するようになる。
ジョルノが入団してからはいち早くジョルノに協力・意気投合する姿勢を見せており、ギアッチョやチョコラータとの戦闘ではジョルノと共同戦線を張っている。「銃弾に生命を与える」という使い方ができる故に双方のスタンドは相性が良く、また本人達の相性も良い。その仲の良さたるや、ナランチャに「オレは覚えてないぞ!なぁーんも覚えていないッ!」と言わしめたほどである。
髪型が見えない帽子に、ヘソが見える短い丈のセーターという容姿をしている。またリボルバー式の拳銃を常に携帯しており、帽子の中や服の袖、ブーツの中など身辺のいたる所に装填用の銃弾を隠している。そのため銃が弾切れになっても頭を振って帽子の中の弾丸を瞬時にリロードしたり、他にも様々な場所から弾を即座に補填する事ができる。
自由奔放で楽天的な性格をしており、「これから先もまあ、何とかなる」「どんな災いも自身の周囲を通り過ぎていくだけで自身の元へは訪れない」といった考えを持っている。ストーリーの当初から存在したメンバーでは(途中で離脱したフーゴを除き)ブチャラティチームでジョルノ以外では唯一生存していることもあり、本人も述べている通り第5部の登場キャラの中でも屈指のラッキーボーイなキャラでもある。
それを裏付けるエピソードとして、本編中だけでも以下のような幸運がミスタの元へ舞い込んでいる。
など、並外れた強運に守られていると言っても過言ではないだろう。勿論一番のラッキーは、ストーリーのラストまで生き残って組織の「次の幹部」となった事であるか。そしてそのヘタは、ヴェルサスたちが掴まされ・・・
しかし、昔近所で起きた子猫に関するエピソードから「4」という数字を極端なまでに嫌悪しているため、4という数字が何かしらの形で少しでも絡んでくると途端に弱気・消極的になってしまい、どんな取るに足らない事にも怯えるようになる。前述の回想話でも、3人のチンピラに対して合計4発の銃弾を撃ち込んでおり、後に自身が禁固刑を言い渡されたのもそれが原因と考えている。ミスタの中の「4=アンラッキー」のジンクスは本編中でも揺るがなかったようで、ブチャラティが勧誘時に料理を4皿奢ろうとしたところ「デザートを追加して5皿にする」ことを要求したり、戦闘ではリボルバーの弾丸が残り4発になった際も「これなら3発の方がまだマシだぜ」と単身毒づいていた程。
ストーリー終盤ではレクイエムの能力によってトリッシュと精神が入れ替わった際は、ミスタの身体となったトリッシュに「なによこの顔この体ーーッ!!くっ、くさいッ!あたしすごくワキガ臭いわあーッ!!」 などと絶叫されてしまい、逆にトリッシュの身体となったミスタはバストが寄せて上げられている事を何の気なくカミングアウトしたり、タンカスを路上に吐き捨てるなどパッと見美少女のイメージとは程遠い行動を起こしている。
これらの一連のやり取りもまた多くのジョジョファンに印象付けられているため、「ミスタ=ワキガ」のイメージが少なからず定着してしまっているようである。とはいえこちらはトリッシュ以外の人物からは特に誰からも言及されていないため、ミスタの体臭にパニックに陥った潔癖症のトリッシュが勘違いしただけだった可能性もあるが。
ちなみに第5部完結から半年後を描いた小説『恥知らずのパープルヘイズ』でも登場しており、ディアボロを倒してボスとなったジョルノに次ぐNo.2の地位に立っているが、「2は乗ずると4になるからやはり不吉だ」という理由から本人は組織のNo.3を自称している(ミスタに曰く「真のNo.2は(亀の中の)ポルナレフである」との事)。
PS2版ソフト「黄金の旋風」では独特の操作とステージの難しさから、ストーリーモードで3つあるミスタを操作する面が一つの壁となっている。
そればかりかギアッチョ戦の後のアレとか、トリッシュがミスタの身体へ入った結果女言葉で喋るなど、本作のミスタはネタキャラと化している感が否めない。
名前のミスタ(Mista)とは、イタリア語で「混ぜた(ミックスした)」という意味。
ニコニコ動画でもフルネームの「グイード・ミスタ」よりは「ミスタ」とだけタグ登録されているケースも少なくない。
→「ミスタ」でタグ検索
掲示板
631 ななしのよっしん
2024/04/03(水) 19:06:45 ID: PneOD6hjBK
ポルナレフ→両親死亡、残った妹は凌辱され死亡
億泰→母と兄は死亡、父は怪物化
エルメェス→姉死亡
他の部のお調子者枠って何で明るく振る舞えるのかわからないくらいメンバーの中でも暗い過去持ってるけど
ミスタって暗い過去ないよな 元からチンピラだし
フーゴとミスタは過去が割と自業自得
632 ななしのよっしん
2024/04/10(水) 11:23:43 ID: 6/hn2enRlG
原作だとたまたま弾丸を防御できる能力にばっかり当たってたが
アニメだとリトルフィートですらラッシュで機銃掃射を防いでて全体的にスタンドの性能が底上げされてるので
原作以上に生きづらそう
633 ななしのよっしん
2024/04/10(水) 11:44:37 ID: 5n6sB3inhz
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最終更新:2024/04/25(木) 09:00
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