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グラディウスファイブ

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未知なる領域へ!!

グラディウスVとは、2004年7月22日PlayStation2専用ソフトとして発売された、横スクロールシューティングゲームである。

概要

グラディウスシリーズメジャーナンバリング5作であり、庭用タイトルでありながら、従来のシリーズに即したアーケードライクなゲーム設計になっている。
従来の文法を踏襲しつつも、新要素を多数盛り込んだ意欲作。

開発トレジャー(というか当時在籍していたゲームデザイナーの井内ひろし氏)の個性がよく表れており、豊富なパズルギミック・硬質なグラフィック演出・アーケードスタイル相応の難度が特徴。崎元仁氏による、オーケストラサウンドシンセサウンドが絡みあうスペースSF色豊かなBGMも印的。

2004年GAMESPYのGame of the Year PS2部門6位、PS2シューティングゲーム賞受賞作。

具体的には、いつも通りやってきたバクテリアンを、いつも以上の火力ビックバイパーがしばき倒すおもしろシューティングゲームです。(要プレイヤースキル)

システム上の特徴

基本ルールは『グラディウス』項を参照。
下記オプションコントロール旧作との最大の違いである。

オプションコントロール

グラディウスV最大の特徴。
オプション操作ボタンを押している間、オプションの挙動を特殊なものに変更できる。

従来のシリーズでもIIIフォーメーションオプションNEO等でフォーメーション変更は実装されていたが、本作ではこれをさらに強くフィーチャーし、この要素を活用して切り抜けるギミックが数多く用意されている。
4タイプある特性(後述)に応じ攻略スタイルも変わり、ステージを違った趣で楽しむことができる。

オプションコントロール未使用という遊び方もあるが、腕に自信がある人、ないしは拘りのある人向け。

その場復活

初期設定では、自機アウト時はその場で復活する(『沙羅曼蛇』式)。
アウト前に取得していたオプションは前方に放出され、復活した自機が回収することができる。

従来通り、決められたチェックポイントからリスタートする戻り復活形式にすることも可若干チェックポイント間隔が長い・その場復活前提のバランスオプション回収不能といった点から、より険しいとなる。

2P同時プレイ

沙羅曼蛇シリーズや『グラディウス外伝』等に搭載されていた2P同時プレイが、メジャーナンバリング実装

オプションの保有数に制限がかかり、2プレイヤー合わせて4個で、相手のオプションを譲り受けるにはアウト時に放出されたオプションを回収するしかない。オプションがモノをいうゲームなので、計画的に分配したい。
外伝』と違い、オプションが計4個った時点で両者パワーアップ打ち止めとなり奪う貰う事も出来ない点に注意。相方ミスして放出したオプションうっかり触れてしまったらも当てられない。

なお2Pの機体は赤色ビックバイパーロードブリティッシュではない。
論2P側のみで遊ぶ事も可

パワーアップカプセルの得点

パワーアップカプセルに1個800点という、シリーズ中でも高めの得点が設定されている。
安全に行くなら装備を固めたら[?]でカーソルを止めるのが常だが、スコアを狙うならば、ちょっとスリリングな時間が増えるかもしれない。

ゲームレベル

全5段階、SCORE ATTACKNORMALで固定。
また、周回数に応じて別途難度アップが行われる(最大10周まで)。高次周では敵弾で天の川が出来る。

難度は下記の5種類。


自機 ビックバイパーT-301(Vic Viper T-301)

今作の主人公機にして、当代のビックバイパー。例によってビッグではなくビッ
イケメンボイスグラディウス人と、メカメカしいコンピューターが乗っている。2Pでプレイする場合はい色になるが、「ロードブリティッシュ」ではなくそっちもビックバイパー

オプションコントロール搭載・ノーマルショット連射数倍増・当たり判定小さい・減速機搭載・0速でちょっとは動ける、と基本性善が著しく、シリーズ中でも相当強な部類に入る。
しかし方向転換・Z軸移動・パワーアップエネルギー事前装填・本体防御といった部分については、ゲーム性質上やっぱり善されなかった。エアフォーデルタBWKでもやって慢しよう

2面の会話デモに基づくと、Vのゲーム中「ビックバイパーT-301」は1機しかいないはずなのだが、途中で何度やられても途中で1Pやめて2Pで続けて機体の色が変わっても、通して同じT-301が1機だけ飛び続けていることになっている。

通常版に付属していた小冊子「ビックバイパー開発史」の設定に基づくと、T-301は「ビックバイパー量産型(T)」の「兵装・機動強化したシリーズ(T-300系)」のほぼ最初のロットということになりそうだが、グラディウスV自体がこの設定にどこまで基づいているのかは不明。

パワーアップ

従来通りパワーアップカプセルを現地で調達して、内蔵装備を発動させる仕組み。メーターも6種類。
デフォルトパワーアップゲージは、オプションコントロールタイプに対応した4種。1周クリアゲージエディットが解禁される。

SPEED UP MISSILE DOUBLE LASER OPTION ?
TYPE1 スピードアップ ミサイル ダブル レーザー フリーズ フォーフィールド
TYPE2 2ウェイミサイル イルガン ディレクション
TYPE3 イーグルウイン イルガン スペーシング
TYPE4 2ウェイバック ダブル ローテート

OPTION CONTROL

選択したタイプにより、上下移動時の(ノーマル)レーザーの挙動が変化する。
フリーズ・スペーシングの場合は、従来同様一定時間で途切れるがワインダー(軸をえる機を利用した地形裏への攻撃)が可
ディレクション・ローテートの場合は、ワインダーせずにレーザー自体がしなる。こちらのレーザーは途切れることがない。

また、スペーシングローテートの2種は、操作ボタンを連打することで自機座標にオプションを集中することも可つまりディレクションだけは、オプション集中が他よりめんどうくさい

フリーズ(FREEZE)

いつものやつ。オプションを埋め込んで攻撃することが最も容易。好きな形を作って即突撃。

体感的に操作しやすく、とにかく一周したいプレイヤーはまずコレを選んで間違いはない。コアボスも地形のも(組み方次第で)怖くない万
弱点は、最初にフォーメーションを組むこと自体が狭い場所だとやや難しいことくらいだが、そもそもそれはスペーシング以外の他も同じだったり。

ディレクション(DIRECTION)

オプション形に作用しない一のオプションコントロール
よって、適切なオプション配置、スクロールを利用した捻じ込みといったテクニックを要されるのが最大のネック

操作難度は全オプションコントロール最高クラスパターン化の緻密さがめられるが、 全方位に発射できる火力による掃除中での殲滅は他のタイプの追随を許さない。 まきバイパー

スペーシング(SPACING)

一自機の軌に沿ったトレース配置にならない、「フォーメーションオプション」。世界含め脈々と受け継がれる、第二の伝統

オプションの上下伸長により、画面全体を埋め尽くす脅威の制圧を実現している。間隔の最小はゼロなので一点集中配置もカンタン。グラディウス初見プレイヤーにも勧めやすい。

最大の欠点は方向にオプションが伸ばせないことに起因する障害物への弱さ。要塞ステージといった、障害物裏のハッチの多いエリア門となる。

ローテート(ROTATE)

追従の通常モードから、ワンボタン火力を集中させることの出来るタイプ
自機の周りの安全確保に長けているが、攻めるときは自機を動かす必要がある。
火力の集中には優れるが、火力の分散、死への攻撃は総じて苦手。
1周クリアならば敵の体当たりに対して強い分安定するが、高次周では最も上級者向け

SPEED UP

スピードアップ・イニシャルスピード(SPEED UP/INIT.SPEED)

5段階まで移動速度を上げる。最高速の段階でINIT SPEEDに変化し、選ぶと0速に戻すことができる。

0速戻しが標準で実装されるだけでなく(初出はSFCIII裏技)、低段階でも十分な速度が得られる。
さらにアナログスティックで軽く傾ければゆっくり動ける…と至れり尽せり。

MISSILE

ミサイル(MISSILE)

下方に射出し、地面に着くと滑るミサイル。足は生えていない。
使ってると上が欲しくなるが、今回は攻撃範囲を広げる方法は豊富なのでそこまでは困らない。
単発タイプなのでコア埋め込んでの接射にも向いている。

2ウェイミサイル(2WAY MISSILE)

上下に滑らないミサイルを撃つ。攻撃範囲拡大のおとも。
オプションないとき、あるけど上下にあまり動きたくない時に頼もしい。

イーグルウインド(EAGLE WIND)

上と地面のうち、自機・オプションの近い方にミサイルを撃つ。かつての「ホークウインド」と同じ。
一見至れり尽せりだが、上にいるときに下、下にいるときに上には撃てない。
概ね困らないけど予想外のことが起きないように注意。
フォーメーションオプションの発展であるスペーシングとの相性は抜群。

2ウェイバック(2WAY BACK)

2ウェイミサイルを後方に発射する。元はSFCIIIエディット専用装備。
使い方次第ではあるが、どちらかというと防御用の趣が強い。
なおタイプ4はDOUBLEもテイルガンではないので、後ろはガラき。

スプレッドボム(SPREAD BOMB)【エディット専用】

前方下に投下され、着弾すると爆発するミサイル
今回は放物線が小さめで狙いはつけやすい方だがそれでも要慣れ。だが爆発が威・範囲共に大変強
回転率は悪いが、雑なオプション捻じ込みでも爆ダメージになるため、地形裏への火力に貢献する。
エフェクトで着弾点が見づらいことこの上ないが、頼もしい装備。

フォトントーピード(PHOTON TORPEDO)【エディット専用】

下に投下され、地面を滑耐久1のザコを貫通できるミサイル
投下挙動以外はほぼミサイルの上位版。

フライングトーピード(FLYING TORPEDO)【エディット専用】

IVで登場した新兵器
ミサイルボタンを押している間上下に広がり、放すかミサイルが地面にぶつかるとそこからまっすぐ飛ぶ。
便利だが使いこなすにはショットミサイルボタンを分ける(デフォルトは統一)のが前提。

DOUBLE

ダブル(DOUBLE)

前方と斜め上に撃つノーマルショット
ノーマルショットが4連射になったので、ダブルの時も各方向に2連射する事が可
2発同時は伊達ではなく、埋め込んで接射するとレーザー以上の火力になるので意外と使いどころは多い。

テイルガン(TAIL GUN)

前方と後方に撃つノーマルショットダブルと並ぶ定番装備。
オプションなしで後方を攻撃できる一の手段。
接射時の威若干下がるかもしれないが安定性は上がる。

ヴァーティカル(VERTICAL)【エディット専用】

前方と上に撃つノーマルショットIIIより登場。
従来より上を撃つ手段が増えたので若干優位性は下がったが、便利。
ダブルとどっちにするかはお好みで。

フリーウェイ(FREE WAY)【エディット専用】

前方と最後に移動した方向の2つに攻撃するダブルIIIより登場。
今回は方向定が段階になっており弾幕れるが、その分方向変更が鈍る辺りは寧ろ足かせになる事も。
ディレクションと併用すると両方の方向定が反映され駄に混乱するのでお勧めはしないが、一度使うと面い。

スプレッドガン(SPREAD GUN)【エディット専用】

斜め上と斜め下に撃つノーマルショット
2つのショット度はダブルと同程度。より端的に言えばダブルをちょっと下向きにしたものである。
なので出典のIIIべると攻撃範囲は広いが、前方ショットを足した3ウェイには出来ない。出来たら便利そうなのに
オプションコントロールカバーしないと相当つらい。

LASER

レーザー(LASER)

ビックバイパー徴する、細く鋭く敵を貫く兵器デフォルト装備タイプは全部コレ。
今作は攻撃範囲をカバーするオプションコントロールの恩恵に加え、元の威も高く非常に頼れる存在。

前述のとおり、オプションコントロールによりオプションから発射されるレーザー特性が変わる。なお、本体から出るものは全タイプともに従来

リップルレーザー(RIPPLE LASER)【エディット専用】

範囲に優れ威控えめの小波レーザー。輪っかの中をくぐられても多分大丈夫
今までその高い安定性レーザーのだらしなさ故に定番装備として活躍してきたが、今作ではそのレーザーデフォルト固定と躍進したため、おまけ装備扱いに留まる。

そのため手を抜いた自重する必要がなくなったのか、距離例して攻撃範囲も際限なく大きくなるという、新特性を獲得。
ディレクションで上下に撃ってベクトルレーザーごっこをしても楽しい。

エナジーレーザー(ENERGY LASER)【エディット専用】

溜め撃ちショットフルチャージであれば、硬い今作ボス一同にも一撃必殺の威を誇る。
ACIIIの長いチャージ時間とSFCIIIの高火力を併せ持つ性で、チャージ自体は好きなだけ可だが、チャージ中に攻撃判定はないので体当たりは出来ない。
エネルギーの気体を射出するようなエフェクトも相俟って、別シリーズの波動砲を髣髴とさせるところ。

本作独自の欠点として連射性が落ちており、これは溜めずに撃っても例外ではない。
そのためノーマルショット代わりの運用は出来ず、敵がいっぱい出てくる面では厳しいが、手数の少なさをミサイルで補う事が出来れば素敵なライフが待っている。特にヴァー様と心臓ナマモノに強いあたりやっぱり

ファイヤーブラスター(FIRE BLASTER)【エディット専用】

MSXシリーズ人気者である火炎放射器が本土上陸。今回はちゃんと攻撃判定はある。
射程が短いが、攻撃が高く且つ途切れずに打てるので、接射出来る場合は強い。
つまりフリーズと相性がいい。ローテートは見た通り火のになる。
射程が短いので結局のところ実践的とは言い難いが、燃え滾るで使いこなすプレイヤーもいるとか。

?

フォースフィールド(FORCE FIELD)

IIからシールドのおを奪い、ついに標準タイプの固定装備に上り詰めたらがFF
全方向からの攻撃に3発まで耐えられる。ゆっくり触っても地形には
よほどこだわりがなければこれでOK。

シールド(SHIELD)【エディット専用】

Iから登場する由緒正しい装備なのに、今回はいよいよエディット専用装備に。
汎用性の低さから時点から相当不遇扱いされてきた結果がこれだよ!!
前方に2個耐久の高いシールドを装着し、且つそれぞれ独立した耐久を持つ。
使い慣れればそれなりに頼もしいが、り替えるには2個とも使い切る必要があるのが…。

メガクラッシュ(MEGA CRUSH)【エディット専用】

ポータブルカプセルメガクラッシュって名前カプコンロストワールドが初出らしいよ。
7番にあるならともかく、バリア系装備と引き換えの価値があるかは…。
事実上のノーシールド縛り
まあ、バリアメガクラッシュ自体もパロディウスのウパという前例がある。カプセルと言うより簡易ベルだが


ステージ

全8ステージステージ8クリアで次の周回にループする。通しプレイすると1周当たり1時間程度のプレイ時間。グラディウスIIIに匹敵する長い路となる。
全般的にバクテリアン軍の技術わせるステージが多く、一方従来おなじみだった火山面・モアイ面がお休み。イカルディウスとかグラバーガンとかいわれるのも分からなくはない。
ステージ間でフェードアウトがある代わりに、連続性を担保するためか、ごく軽めながらストーリーの流れが存在するのも特徴。

ストーリー

グラディウス8010年。
グラディウス衛星上に突如バクテリアン軍がワープアウト、宇宙ステーションに襲撃を開始した。

グラディウス軍は即座に反攻作戦を開始、迎撃に飛び立つの中には、幾多の闇を退けたの後継者・ビックバイパーT-301の姿もあった…。

そしてまた例によってバクテリアン軍は、がんばれば概ね単騎でどうにかなる構成だった…。

ステージ紹介


敵キャラ

例によってバクテリアン軍のみなさん。ハードSF調で行くぜ!という方向性の結果、見たハード素材コア耐久度もハードな仕上がり、ついでに難度もハードになりました。えっ。
地味ビッグコア直系はコンプリートしているのもポイントですが、モアイさんはお休みです。

ラストボス

ベノム(VENOM)

「I just すぐ怒られちゃう」でおなじみ、かつて「ベ」ノムと呼ばれたもの(テロップまま)。
ステージ8のボス。多分MSX人気者・ヴェノム博士(の残りかす)だけど、別人かもしれない。

玉を個室に分けておき、それが潰されても放置されてもギブアップしてくれる、潔いみそ。
それまでしんどいから最後はもういいでしょ、のグラディウスの良き伝統を受けついでいます。オトメのボスはそうじゃないけど

ステージボス

ビッグコアMk-I Rev.2(BIG CORE Mk-I Rev.2)

1面ボス。最初はコア1個だが、2周以降は左右にコアがついて全な輪っかになる。別名視コア初心者オプションコントロールを教える教官的な立場のボス

その輪っかでビックバイパーを囲い込み、イオンリングプラズマ弾で全周囲攻撃を仕掛けるイオンリング台をすべて破壊すると発狂して常時プラズマ弾を撃ってくるため、高次周ではむしろ全破壊を避けるように立ち回らなくてはならない。
台ごと機体がふらふら動くうえ、イオンリングはかき消されるのを前提にバカスカ撃ってくるし、かといって台を全部壊すと発狂するため、漫然と撃ってるだけでは背中から飛んできた弾に撃墜される。
君1面ボスなんだけどわかってる?

ちなみに盛大なワープをして出現するが、時間切れの時もワープで帰っていく。画面端ギリギリまで下がればなんとか被弾でやり過ごせる。壁ドン

ビッグコアMk-IV (BIG CORE Mk-IV)

2面ボス。ついに出てきたビッグコア正統後継機種。Mk-IVなので当然クアッドコア
Mk-IIのアームを遠隔操作にしたような形で、多攻撃したり、やっぱり囲い込んだりする。

攻撃バリエーションが多うえまじめにやると結構危険なので、大体火力を見せつける前に殺される。なんだか不憫

グランドスパイダー(GROUND SPIDER)

3面ボス。倒せるカニシリーズ初の上から来るから気を付けるべきボス
を下りながら、足と台と回避不能ビームコンテナのようなものでかわして戦うことになる。

製作スタッフの出自を隠しもしないギミックが実にVらしいボス。やっぱこれがないとね!

ヒュージハート(HUGE HEART)

4面ボス。デカい心臓。巨大バクテリアン心臓部…らしい。なぜか呻く。

バリアのようなものに覆われているが、上下動する細胞を潰してやると一定時間むき出しになる。
上下2個ずつ計4つあるから、とかプロミネンスとか電撃ちくわ()とかバスクリン(バクテリアンつぶ)を出す。とても健康体には見えない。

死に際もえらく手で、血しぶきをまき散らしながら爆発四散するため、よく「手術失敗」と揶揄される。

動けないボスという都合なのかラスボスを除きこいつだけ時間切れでも自爆する。不憫

ブラスターキャノンコア(BLASTER CANNON CORE)

5面ボスビッグコアブラスターキャノン台を付けたと思しき機体で、かなりの強敵。

隕石を掻い潜る前半は飛んでくる隕石のため事故りやすく、コアも容赦なく爆弾をまき散らすため終始気が抜けない。
そして後半戦こそがこのコアの恐れられる部分で、どっかの蜂様と違って正正銘避けさせる気のない密度弾幕を撒き散らす。幸いにして隕石にすることができるのだが、なんと弾を受けさせすぎるとその隕石すらもぶっ壊してくる。プレイヤーは極隕石を撃たずに必死逃げ回り続けるしかない。
定時間ごとに弾幕を中断し、ブラスターキャノンで一斉掃射してくる。隕石も一緒に押し返してくれるのでこの隙に本体へと攻撃を加えよう。

体当たりとショットビームのみ、なのに強い!とストロンスタイルぶりがカッコイイボスだが、ふりかけブラスターで焼き上げるビジュアルから、コア」の印が強い。めて文にすると結構ひどいこと言ってるな。

カバードコアMk-II(COVERED CORE Mk-II)

6面ボスカバーコアの後継機。周回数と共に増える5~14個のコアのおかげでやたらタフ
カバー耐久性は元に戻ったが、今度は全なが開いている。
欠点がないとかわいくないよね、というバクテリアンの基本コンセプト強く感じさせる一品。

まじめにやると大量に撒かれる微妙速度ミサイル弾幕が濃く、結構手強い。
だが、コアと本体に安地となるスキマがあるので、上級者にとってはただのでかい的になる。交戦前ザブを使って速度を2段階くらいまで戻しておくと楽。
セクシーパロディウスの最終面の壁コア?あれはノーカンで。 なおオトメディウスにも出演。

エレファントギア(ELEPHANT GEAR)

7面のボス
ただ前ボスキーパーコア強敵なので、およそボスとは意識されない(復活時は別)。

一応シリーズ伝統のカニ(多脚ボス)。ダッカー他の弾が飛び交う中で足を避け、関節部のコアを破壊することで倒せる。
お相手する足は片脚のみだが、片方破壊するとバランスを失うのか全部壊れて跡形もなくなる。後片付けが簡単な仕様がスマート。

中ボス

デスMk-III(DES Mk-III)

2面ボスラッシュ1番手。外伝では寄生されて2個つなげられたりしたやつ。
中ボスなので控えめだが、手堅い攻撃を撃ってくる。外伝と違って今回はべったい。

テトラン(TETRAN)

2面ボスラッシュ2番手。みんなのアイドル
足の使い方が随分器用になり、ワイドショットや回転弾幕りといった芸も見せる。
アスキーアート化され、お茶を高速で配って回る姿を見ることができる。

ビッグコアMk-II(BIG CORE Mk-II)

2面ボスラッシュ3番手。ビッグコア後継機種。
今回はちょっと度をつけての攻撃もできるようになった。技術進化の恩恵。
高次周でも特に攻撃パターンが変わらないが、代わりにすさまじく弾速が速くなる。ストロンスタイル

ローリングコア(ROLLING CORE)

6面ボスラッシュ1番手。グラディウスIV代表だが、BGM出張できなかった。
IVではなかなかの強敵だったが、本作1周では諸々のモーションがゆっくり殺されやすい。
正統派弾壁というべきレーザーを撃ってくるので、切り返しや弾誘導といったSTG基礎を試される部分もある。

サークルコア(CIRCLE CORE)

6面ボスラッシュ2番手、Vオリジナルトレジャーらしい篭状態に囲い込むギミックを持ったボス
台と地形とごろごろ転がってるコアとその外装にぶつからないようにしないといけなくて面倒。
ただ、転がっているところにオプションを捻じ込まれて遮蔽版を壊されぬまま撃墜というのもお約束といえる。
転がるコアが接した地形に台を設置していく様はまるで田植えのよう。

ビッグコアMk-III(BIG CORE Mk-III)

6面ボスラッシュ3番手、IIIで数多くのビギナー叩き潰した有名ボス
悪名高き反射レーザーは弾速と自機判定の縮小から良く見て避ければ問題ない。
が、しさはIII程ではないが背面攻撃などの新攻撃も備えており、殺できないとなかなか手古摺る。

ビーコン(BEACON)

7面高速エリアボスSFCIIIオリジナルの高速面でボスを務めたコア5つのビッグコア
今回はボールが反射レーザーに変わり、更にナパーム(爆に触れるとミス)を搭載して大幅パワーアップ
縦軸を敵機と地形スレスレの位置、横軸をコアのわずかに左側になるよう上手く取ると、延々と垂直に反射し続けるため反射レーザー化できる(いわゆる安地)。
このためある程度プレイスキルがある人にとっては較的安定して倒せるボスではあるのだが、安全地帯に入らずに相手にすると、やたらと地形が変化することもあり本作最難との呼びも。

キーパーズコア(KEEPER'S CORE)

7面要塞エリアさんの前にいるコア事実上7面のクライマックス
な装備でクリアを阻むまさしく門番。「コア消化試合」というシリーズの汚名を見事返上した。

第一形態では自機に天井・地面へ突させようとする磁場を発生させるため放っておくとにぶつかって死ぬ。
さらにその中に一杯の弾幕を投入するためうかつに動くと誘導できなくて死ぬ。
3箇所の門を破壊すればよいが、磁場のせいで自由に動けないため自爆待ちするプレイヤーも多い。

第二形態ではコアが露出し、後退するコアを追撃することになるが、背後から「」と呼ばれる障害物が飛んでくる。
は破壊できず、当然ながら触れるとミスになるが、コアが配置するレーザー台や弾幕にもなるため、
5面の隕石のように活用して撃破せざるを得ない。
このレーザー台のために正面・直上下方向から攻撃され、初見ではまずミスる。ひどい。

その後、一定時間経つと体当たりを敢行する。この体当たり、コア部を当てるように密着してくるため、
体当たり前にコアを1つ以上つぶしていないと確実に落ちる。ひどい。

以上、複数の要素が絡み合った攻撃をしてくる上に即死攻撃もあるため、極めてパターン化が難しいボスである。

ザコ


関連用語


関連動画

通常の1周プレイ動画応え十分。

BGR-44氏(エロさん)による高次周プレイ

高次周でのプレイ動画。なお、難度上昇は最大10周まで。

スゴい装備でのプレイ

二人で遊んでも楽しいヨ。

じゃねーよ

TASさん流石です!


関連商品

PlayStation3のPS2ゲームアーカイブス版も存在。exit


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