グラハムスペシャルとは (グラハムスペシャルとは) [単語記事]

グラハムスペシャルとは、グラハム・エーカーによって編み出された空中変形を伴った空戦機動のことである。

スペシャルな概要

由来は機動戦士ガンダム00 ファーストシーズン第12話「教義の果てに」におけるアザディスタン王国の太陽光エネルギー受信アンテナ防衛戦での一幕。
性能で圧倒的に勝るガンダムデュナメスの射撃を本来空中変形に対応していないはずのフラッグでフライトポジションからスタンドポジションへの変形を行う不意打ちによって回避した際のグラハムの台詞

「人呼んで、グラハムスペシャル！」

である。

何の前置きも無くいきなりこの台詞が飛び出した為当時は視聴者から「誰も呼んでねーよｗｗｗ」と総突っ込みを入れられてしまったこの技名だが、この放送の後発売されたドラマCDにてちゃんと誕生の経緯が補完されている。

それは本編から遡る事3年前の西暦2304年、当時少尉だったグラハム・エーカーがYMS-01A ユニオンフラッグ先行試作機のテストパイロットを引き受けた際の事である。
フラッグという機体は自立可変機能が備わっているものの、これはあくまで換装作業無しで変形出来るに過ぎず飛行時に瞬時に変形出来るようには設計されていない。(空気抵抗による失速を引き起こしかねない為)
しかしグラハムは「機体構造の説明を聞かず、操縦方法のレクチャーも受けず、初めて乗ったにも関わらず」その失速を逆手に取り驚異的な制動を披露してフラッグを空中変形させてしまった。
開発主任であるレイフ・エイフマン教授は当初この凡人離れした偉業を「グラハムマニューバ」と名付けた。

が、

何を思ったのか隣に居た開発担当のビリー・カタギリが「それでは味気なさ過ぎますよ教授。あれはスペシャル……そうあの技はグラハムスペシャルです。」と言い出した為この名称になってしまった。(エイフマン教授もこの後普通にグラハムスペシャルと呼んでいる)

なお、教授はこの技は危険な為とても他のパイロットには推奨出来ないとしていたがジョシュア・エドワーズやハワード・メイスンもこの技を使いこなしている。
しかし、両名ともグラハムスペシャルを行った直後に(別の原因ではあるが)死亡している為、視聴者の間では「グラハム以外がグラハムスペシャルを使うのは死亡フラグ」とされている。

因みにユニオン軍の前主力機リアルドや、フラッグと次期主力 MSの座を争ったブラストは空中変形が不可能依然の問題として換装を行わないと変形すら不可能な為、流石のグラハムでもグラハムスペシャルは出来ないと思われる。

スペシャルな余談

機動戦士ガンダム00 本編におけるフラッグの究極系とも言うべきブレイヴには「LEIF」という名の(教授から取ったと思われる)支援用機体制御OSが搭載されており容易に戦闘機動中の変形が可能となっている。

スペシャルな仲間

グラハムスペシャル＆リバース

ゲーム「ガンダムマイスターズ」にて登場。グラハムスペシャルとは逆に空中でスタンドポジションからクルーズポジションへ変形する。(単にグラハムリバースでいんじゃね？)
なお本編でも変形の描写は省かれているが飛行中にスタンドポジションからクルーズポジションへ戻っているシーンが有る。

早乙女スペシャル

第2次スーパーロボット大戦Z 破界篇にて登場したネタ。詳しくは当該記事参照。→早乙女スペシャル
「移動後に変形が可能」と言うアルトの微妙なエースボーナスがグラハムスペシャルに酷似している事から名付けられた。
杉田智和「ゴミみたいなエースボーナス」

早乙女マッハスペシャル

第2次スーパーロボット大戦Z 再世篇にて登場したネタ。詳しくは当該記事参照。→早乙女マッハスペシャル
 早乙女スペシャルに分身の効果が付いてパワーアップした。
杉田智和「分身が付いたから強くなった」

中村スペシャル

スーパーロボット大戦UXにて登場したグラハムとアルトのペアユニットの通称。
声優ネタでこの二人を組ませると十分に実戦で通用する相性の良さを発揮する為名付けられた。
アルトをメインに置いてグラハムで加速を使うとトンデモ無い移動力を叩きだし、特に移動力に関するエースボーナスとスキルをフルに取得済みの場合あまりにも移動力がありすぎて処理が追いつかず大幅な処理落ちが発生する。
使用時には処理落ちとグラハムの生存フラグに注意しよう。

因みにブレイヴとメサイアの相性はそれほどよく無いのだが、話の都合上アルトがデュランダルに乗り換えるまでグラハムとペアを組む機会は無いのでなんの問題もない。

アサギスペシャル

グラハムにも中村悠一にもなんの関係もない。だがスペシャルな回避行動だ。

グラハムスペシャル単語

スペシャルな概要

スペシャルな余談