グランツーリスモとは、
専用物理エンジンを用いて描かれるリアルな挙動、環境マッピングなどの先進的なグラフィック、そして大量に登場する実在車種といった要素でレースゲーム界に革命を起こした。
VGChatrzの「ソニーの最も売れたゲームソフト」ランキングでは、一時期、ベスト5までをグランツーリスモシリーズが独占していた。
ジャンルについては、初代『グランツーリスモ』~『グランツーリスモ4』まで「レース&カーライフシミュレーション」、『グランツーリスモHD』、PSP版『グランツーリスモ』では「リアルドライビングシミュレーター」、そして『グランツーリスモ5プロローグ』以降の作品では「オンラインカーライフシミュレーター」を自称している。
最新作は、PlayStation4,5向けの『グランツーリスモ7』。
シリーズの累計販売本数は、2022年11月に9000万本を突破している。[1]
現在、初代PlayStation、PlayStation2、PlayStation3、Playstation4、PlayStationPortableの4機種で発売(一部配信)されているが、どの作品も、ハードのグラフィック性能を最大限に引き出した美麗なグラフィックを実現している。
特にPlayStation3で発売されたシリーズ作品は、ハードのパワーが非常に上昇してきたこともあって、実写映像と比べてもそん色のないほどリアルな映像となっている。
初代『グランツーリスモ』の時点で既に、車体に環境マッピング(周囲の環境が映り込む描写)を導入したり、ワゴンホイール効果(高速で回転するホイールが逆回転に見えてくるアレ)も再現していたりと、車体のリアルで美しい描写に関しては、このシリーズは常に先進的である。
初代から一貫して、独自開発した物理演算エンジンを搭載しており、これを用いて車のリアルな挙動を再現することに成功している。
カーブを曲がる場面ひとつをとっても、多くのレースゲームが「車体をそれっぽく傾けていただけ」だったのに対して、初代グランツーリスモは、カーブ突入時の速度、車の重さ、タイヤのグリップ性能などの様々な要素を加味して実際に車の挙動を計算し、反映している(カタログベースの車両の仕様をひとつずつ積み上げていくと、結果としてその車両らしいふるまいを大筋で再現できてしまう、というのがシリーズの車両挙動開発の基本になっている[2])。
グラフィックだけではなく挙動にもリアルさを求めたこの姿勢は、それまでゲームに興味を持っていなかった層にも訴求できたばかりか、リアル系レースゲームの先駆けとして多くのレースゲームに影響を与えた。
車両のカスタマイズも充実しており、動力系・タイヤといったわかりやすいものから、空力特性・ボディ剛性といった素人目にはわからないようなものまで、物理エンジンに支えられて、初代から登場している。
ハードパワーが向上した現在では、あまりに再現性が高いため、プロレーサーもコースの予習・シミュレーションにこのシリーズを用いている
。
また2008年からは、『グランツーリスモ』のトッププレイヤーの中から、実際のレーサーとしての適性を持つ人を見つけ出し、プロレーサーになるチャンスを与えるコンテストがスタートしている。この「GTアカデミー」からは、既に何人ものプロレーサーが輩出されている。
そして、2017年リリースの『グランツーリスモSPORT』では、とうとうゲーム中のレースがFIA(国際自動車連盟)の公認を受け、2018年には『FIA グランツーリスモ チャンピオンシップ』が創設された(2022年にFIAとのパートナーシップが休止された為、『グランツーリスモ ワールドシリーズ』に大会名を変更)。
リアルなカーライフを追求した末に、いまやモータースポーツの新たな一分野を開拓しつつあると言える。
しかしこれらの性質上、レース・カスタマイズ・ライセンス獲得・操作のいずれもにおいて、他のレースゲームに比べると難易度が高くなっている。
徹底して実在車両をゲームに登場させることに拘っている点こそ、このシリーズ最大のウリと言ってよい。
『グランツーリスモ5』では実に1000車種以上の実在車両が登場する。
特徴的なのは、多くの車好きのあこがれの的である高級車やレース仕様車はもちろんだが、これらにとどまらず、お世辞にもレース向きとは言い難い一般乗用車も多数登場することである。
いわゆるスーパーカーの派手な走りを再現することが主流だったレースゲーム界において、あえて、それらに比べれば地味ともいえる一般車も登場させ、「自分の愛車と高級車を同時に楽しむ体験」をプレイヤーに提供したことが、世界的な大ヒットにつながった。
これに加え、世界各国のメーカー・ブランドが本作のためにコンセプトカー『ビジョン グランツーリスモ』を製作、ゲーム内でプレイできるほか、モーターショーなどで発表されたり実寸大のモックアップを製作するなど、高い影響力を与えている。
またサーキットも実在のコースを再現している。プロレーサーがコースの予習に使用しているほど忠実であることは、上述したとおりである。
『グランツーリスモ5』からはリアルな天候変化も取り入れられており、あこがれのコースを実際に走っている感覚を体験できる。
レースも、「ライセンスが必要」「実在レースがモチーフ(リアル24時間耐久が存在)」と、幅広くかつ段階的なのは初代からの要素である。
『グランツーリスモ4』以降は、クラブチームのオーナーとなってレーサーを育成する「B-spec」モードが追加され、レースゲームが苦手というプレーヤーも様々なレースに参加できるようになった。
以上、監督山内一典氏の変態的ともいえる車への愛情から来る徹底したリアル追及により、最早単なるレースゲームにとどまらず、「各車両メーカーの広告塔」ともいえる栄誉ある地位を獲得するに至っている。初代『グランツーリスモ』がヒットを飛ばした頃は、「日本車メーカーのスポーツカーの知名度を世界的に高めた一因」とさえ言われていた。
ライセンス許可は今や各企業がラブコールを送っており、果ては難色を示していたフェラーリをすら口説いてしまったほどである。ポルシェだけはEAと独占ライセンス契約を結んでいるので使えないのだが。早く折れないかな。ついにポルシェも折れました。独占ライセンス契約が切れ、「SPORT」に少数ながら収録。最新作「7」では大幅に収録車種が増える模様。
ナンバリングタイトルのOPでは『Moon Over The Castle』がBGMとして必ず使用されている……はずだったのだが、『グランツーリスモ6』でこの法則が破られてしまい、ファンの間で賛否両論となっている。GT5の時のようにSpec2で新しいOPが使われその際にMoon Over The Castleが使われるのではないかとも言われている。
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掲示板
333 ななしのよっしん
2026/01/29(木) 23:32:03 ID: 1UL9ZlGtNk
334 ななしのよっしん
2026/02/28(土) 17:26:35 ID: NdIOAMgZsi
つい最近初めてオープニングムービーを見たんだが、今まで車に微塵も興味が無かったのに感動しちまったよ
車ってこんなカッコよかったんだな
335 ななしのよっしん
2026/05/18(月) 00:54:26 ID: BuJowaLZf+
962Cとかいう古代兵器でWTC◯◯のインチキローリングする敵車やパワーパックのソフィー達を倒してく時が一番楽しい。グループC、IMSA、GT1、GT500に実際に出走してるのだから違和感も少ない(ないとは言ってない)
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最終更新:2026/06/08(月) 17:00
最終更新:2026/06/08(月) 17:00
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