グリザイユ画法とは、絵画の技法である。
一度単色で画面を完成させ、そこから彩色を経て作品を完成させる手法のこと。
グリザイユとはフランス語で「灰色」の意。黒やセピアなどの単色で描かれた絵画のことをグリザイユと呼ぶ。レンブラントやフェルメールなどは、このグリザイユを下絵として活用することでタブローを作成した。
まず、単色で明暗と形を完璧に描きあげ、後から色を乗せて作品を完成させる。明暗・形体の描写と彩色の工程を分けることで、固有色に惑わされることなく明暗と形体の描写に集中することが可能となるメリットがある。反面、二度作品を完成させるようなものなので作業量が多く、高い描写力を必要とする技法である。
近年ではデジタルイラストでも活用されている。レイヤーの重ね合わせやオーバーレイなどの効果を用いることで下絵となる白黒の絵を潰さずに彩色が可能であり、また彩色中でも下絵のレイヤーを描写することも可能なため、油絵のそれと比較して効率的な技法になっている。
掲示板
9 ななしのよっしん
2016/01/22(金) 05:20:18 ID: rOcFG1/YZc
10 ななしのよっしん
2016/01/22(金) 06:57:45 ID: u2UQHeVIjW
>>9
厳密に言うと違う。美術の古典技法としての「グリザイユ」は白黒のみで描き上げられた完成作品のことを指していて、下描きのことをグリザイユとは呼ばない。
油絵を例とするなら、木炭ではなく油絵具を使って白黒の単色のみで完成された作品がグリザイユになる。
レンブラントはこれを下絵として着色してカラーの作品を完成させたことが有名で、そのイメージが強いためか知らんが、特にイラスト界隈では「グリザイユに着彩する技法」のことを「グリザイユ画法」とか呼ぶようになった。
基本的にイラスト界隈と、美術界隈の一部だけでしか通用しない造語だと思ったほうが良い。
11 ななしのよっしん
2022/04/28(木) 18:22:24 ID: fgsdouzGGP
#Wacom #液タブ #ペンタブ
ワコムオンラインセミナー|グリザイユ画法で描いてみよう! おはぎ先生【液タブイラスト講座】
214 人が視聴中75 分前にライブ配信開始
wacomwcl
https://
急上昇ワード改
最終更新:2025/12/09(火) 23:00
最終更新:2025/12/09(火) 23:00
ウォッチリストに追加しました!
すでにウォッチリストに
入っています。
追加に失敗しました。
ほめた!
ほめるを取消しました。
ほめるに失敗しました。
ほめるの取消しに失敗しました。