『グリーンブック』(原題:Green Book)とは、2018年に公開されたアメリカ合衆国の映画である。
日本での公開は2019年3月1日。
グリーンブック | |
基本情報 | |
---|---|
監督 | ピーター・ファレリー |
脚本 | ピーター・ファレリー ニック・バレロンガ |
音楽 | クリス・バワーズ |
製作 | ジム・バーク ピーター・ファレリー ニック・バレロンガ |
配給 | ギャガ |
公開 | 2019年3月1日(日本) |
上映時間 | 130分 |
映画テンプレート |
『グリーンブック』は、天才黒人ピアニストと粗野なイタリア系用心棒の友情を描く実話を元にしたコメディ作品。
上映時間は130分。
脚本・製作・監督はピーター・ファレリー。
制作はアンブリン・パートナーズ他。日本での配給はギャガ。
2018年度トロント国際映画祭、観客賞受賞。
第76回ゴールデングローブ賞でミュージカル・コメディ部門の作品賞・助演男優賞・脚本賞の3部門を受賞。
第91回アカデミー賞で作品賞・助演男優賞・脚本賞の3部門を受賞。
1962年、黒人差別が根強く残るアメリカ南部。
黒人専用ガイドブック「グリーンブック」を頼りに、あえて差別の色濃い南部へコンサート・ツアーへ繰り出す男たちの物語。
本作は実話を元にしており、製作・脚本を担当したニック・バレロンガは、トニー・リップの息子である。
グリーンブックとは、1936年から1966年までヴィクター・H・グリーンにより毎年出版された黒人が利用可能な施設を記した旅行ガイドブックのこと。
当時のアメリカでは、ジム・クロウ法によって黒人やアジア人等は一般公共施設を利用することを禁止、または制限されていたが、その内容は郡や州によって異なっていた。
そのため、グリーンブックは特に南部の黒人ドライバーたちの間で重宝された。
1964年の公民権法により人種差別が禁止されたことで廃止され、次第に人々の記憶からも消えていった。
時は1962年、ニューヨークの一流ナイトクラブ、コパカバーナで用心棒を務めるトニー・リップは、がさつで無学だが、腕っぷしとハッタリで家族や周囲に頼りにされていた。
ある日、トニーは、黒人ピアニストの運転手としてスカウトされる。
ピアニストの名前はドクター・シャーリー。カーネギーホールを住処とし、ホワイトハウスでも演奏したほどの天才だったが、なぜか彼は差別の色濃い南部での演奏ツアーを目論んでいた。
二人は、「黒人用旅行ガイドブック"グリーンブック"」を頼りに、出発するのだが――。
役名 | 出演者 |
---|---|
トニー・”リップ”・バレロンガ | ヴィゴ・モーテンセン |
ドクター・ドナルド・シャーリー | マハーシャラ・アリ |
ドロレス・バレロンガ | リンダ・カーデリーニ |
役割 | 名前 |
---|---|
監督・製作・脚本 | ピーター・ファレリー |
製作・共同脚本
|
|
撮影 |
ショーン・ポーター
|
音楽監修
|
|
音楽 |
クリス・バワーズ
|
掲示板
1 ななしのよっしん
2019/03/01(金) 21:30:48 ID: yhDi98AQEN
笑いあり涙あり、主演二人の名演が楽しめて良かった。
オスカーでスパイク・リーや一部のリベラル?が意味不明にキレてたらしいが、全編観たのかね。まあイタリア系側の目線で、制作もその息子によるものだからかもしれんが。
2 ななしのよっしん
2019/03/20(水) 15:35:04 ID: RkLsJMUQyq
監督が「メリーに首ったけ」とかのお下劣コメディ寄りのファレリー監督(兄)なことに驚いたが、前々からファレリー兄弟作品は身体障害者の人とか起用してたし、マイノリティを描いたコメディに関しては適役だったのかもしれない。
フライドチキンの骨投げるとこすき。
>>1
スパイクおじさんはいつも噛みついてますし…
今回は自分も黒人と白人でバディ組んで差別に立ち向かう「ブラック・クランズマン」作ってノミネートされてたからなおさらなんじゃない?
まあ割と黒人差別の歴史を考えると重要になってくるフライドチキンとかコメディとして消化したことに対しては、重要な部分を笑いで誤魔化しているみたいな批判もあるけどね。
個人的にはこの映画はコメディとして作ってると感じたし、そこまで啓蒙的に作る必要性もないと感じたからその批判点もお門違いと思うけど。
急上昇ワード改
最終更新:2024/04/18(木) 15:00
最終更新:2024/04/18(木) 15:00
ウォッチリストに追加しました!
すでにウォッチリストに
入っています。
追加に失敗しました。
ほめた!
ほめるを取消しました。
ほめるに失敗しました。
ほめるの取消しに失敗しました。