前身は「ガンマイザー」という一種の防衛プログラム。
全ての願いを叶える力の根源「グレートアイ」を守護するために生み出された十五の守護者であり、通常時はプレートの形だが、戦闘時はプレートごとに異なる怪人、武具、球体といった形態を取る。このガンマイザーが大帝アドニスの問いかけに応えなくなった為にグレートアイに近づけず、民が死に至る事態に陥った眼魔世界は人間世界への侵攻を開始した。
十五の英雄の眼魂はこのガンマイザーに対抗するために天空寺龍と仙人、五十嵐博士、西園寺が用意したものであり、大天空寺地下のモノリスを通じてガンマイザーにハッキングを仕掛ける事でグレートアイと接触し、願いを叶えるシステムであり、一度願いを叶えた後はその事に気づかれた為、ガンマイザーを殲滅する以外に願いを叶える方法はなくなってしまった。
大帝アドニスからその息子アデルが大帝の座を奪った結果、彼に接触しその姿を真似、仕える事となる。登場当初は何度撃破してもその都度プレートが祈りの間に戻り、しかも学習、自己進化を繰り返し強化されてしまうという無理ゲー状態だった。しかし、タケルが生み出したムゲン魂によってプレートが破壊される事態に対し、中盤にてアデルと融合、パーフェクト・ガンマイザーとなって圧倒的な力を振るう。
物語が進み、進化を続けるガンマイザーは人間の感情や心に興味を抱くようになり、様々な形でそれを知るに連れて自我が芽生える危険性を見せており、一度は独断による行動を見咎めたアデルによってそれまでゴーストに破壊されたプレートを復活させると同時に調整されるが、実際には虎視眈々とグレートアイと繋がったアデルを乗っ取る機会を伺っており、タケル達と和解したアデルが自分の体からガンマイザーを解放した時を狙い、それを実行。激闘のすえ追い詰められ、アデルの肉体ごと消滅したかの様に見えたが、コピー体の深見マコトが持っていたディープスペクター眼魂に仕組んでいたバックアップから再生を果たし、グレートアイ等を吸収。
本編最後の敵、グレートアイザーとしてタケルたちの前に立ちはだかり、そして……。
タケルがそれまで命を燃やし証明し続けてきた「人間の無限の可能性」を危惧したグレートアイザーは、
「人間は不確定な要素が多すぎる! コントロール不能で、何と不合理な存在だ! 消去だ!」
と判断、人類抹消を開始。
タケルたちのアジト・大天空寺の破壊を皮切りに、
と以上のように、母体となったガンマイザーの如く様々な問題点を抱えているグレートアイザー。
だがデザインの元となったエクストリーマーの造詣については高く評価する声が多い。
「見た目だけなら」グレートアイザー、決して「誰が見てもカッコ悪いラスボス」ではないのだ。
滑舌を気にせず見れば
「ゴーストの攻撃を真向から切って落とすヒロイックさ」
「華麗なマントの如く翻るローブのスタイリッシュさ」
「必殺技の数々をうけてよろめくだけ、吹っ飛ばない」
といったラスボスの貫禄に気付かれるだろう。
監督や演出、中の人は何もかも手を抜いた訳ではないのである。
話さえ良ければ「必殺技連発に耐える」「サブライダーを一蹴」といった要素も映えたであろう。
掲示板
4 ななしのよっしん
2017/11/22(水) 03:38:46 ID: Fwmm63y6SY
どうにもガンマイザーもグレートアイの記事もなくて
こいつだけポンとあるからちょっと無茶な気も
5 ななしのよっしん
2018/09/09(日) 23:48:58 ID: VjRBMg2nJ9
タケル殿を否定しているのに、仮面ライダーエクストリーマー(タケル殿の肉体を使って変身アイテムを作り出した)と似た外見なのが皮肉に見える。
どちらも「眼魂の力で呼び出されたもの」と一体化してるから似てる、と言えなくもないんだけど。
6 ななしのよっしん
2022/05/09(月) 19:33:13 ID: tCT3XHYKPW
エクストリーマーのスーツ自体がそもそも初めからグレートアイザーへの流用ありきで造形されたって聞いたことがあるけどマジなんだろうか
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最終更新:2025/12/10(水) 04:00
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