ケルベロス=ガルム

ケルベロス=ガルムとは、フロムソフトウェア制作のゲームソフト、アーマード・コア ラストレイヴンに登場するレイヴンの１人。

概要

独立武装勢力を率いるレイヴンであるムームのサポートに徹しているという男。嘗ては「狂犬」と称されるほどの相当な札付きであったようであらゆる罪で投獄されていたとのこと。しかし、エド曰く「狂犬の名は過去の物で既に牙は抜かれている」とし、それ程脅威ではないと評している。
ムームの項目にもあるように、ゲーム内で唯一のレイヴンを同時に２人相手にするミッションでの片割れ。ムームが劣勢になると増援として登場し彼女と同時に攻撃してくる。ACを同時に２機相手にするということ自体がなかなかにシビアなのだが、肝心のムームの実力がお粗末すぎる影響で、彼が登場する頃には既にムームがやられているということも珍しくない。ムームが散った際のセリフから考えるに彼女の最前線に立つというスタンスには同意していなかったらしく、どこか達観したような口調で彼女の死に対しての言葉を呟いていた。

搭乗ACはニフルヘイム。重量二脚の機体にレーザーライフル、リボハン、大型ロケット、ナパームロケットを装備している。とっつき装備のチャージングバカである相方のムームとは違って少なくとも遥かにまともな装備であり、レーザーライフルとリボハンで着実に削りつつ、大ロケの一撃とナパームロケットの高熱量で追い討ちをかけてくる。特に大ロケとナパームロケットはCPUのサイティング能力によって命中率がなかなかに高く注意が必要である。
といっても、武装の方は確かにそれなりに優秀なのだがフレームの方は重量二脚に軽量コアと、どうにもちぐはぐな構成であることに加えて最重量のジェネレーターを積んでいるということもあり、装甲も機動力もどうにも中途半端な仕上がりになってしまっている。なので多少動きに慣れてしまえばそれほど苦労する相手でもない。彼が登場する前にムームを始末できているかどうかの方が重要だったりする。

なお、機体の脚部パーツであるCR-LH94A2はLRはおろか、フォーミュラフロントさえも含めたNシリーズ全体の名付きCPUの中で彼だけが使っている物らしい。

関連項目

• アーマード・コア ラストレイヴン
• ムーム