ゲッターロボ飛焔 〜THE EARTH SUICIDE〜とは、Webコミック「MAGNA」(幻冬舎)で連載されていた漫画である。単行本は全3巻。
原作:永井豪・石川賢 漫画:津島直人 Produced by ダイナミックプロダクション
ゲッターロボ・サーガの流れを汲む漫画作品で、神隼人やあのキチガイジジイ敷島博士などおなじみの人物も登場する。
コミックMAGNAの休刊に伴い打ち切り。コミックス第3巻(最終巻)ではラスト1話分描き足されている。
サーガとの時系列についてはゲッターロボ アーク版の新早乙女研究所が浅間山に設立されていることから、
などの可能性が考えられる。この中では下記「終着点」の描写から、パラレルワールド説ではないかと思われる。だが実際にどうなのかは未だに不明である。
恐竜帝国や百鬼帝国に続く、人類の新たな敵が現れた。それは植物である。その謎の植物は世界各地で人の養分を吸い成長していった。
日本のD市も巨大植物に乗っ取られ、住民は全員死亡した物と見られていたが、たった1人生き残りがいた。その名は竜牙剣(りゅうが つるぎ)。彼は例によって、戦闘中に死んだ航空自衛隊のパイロットの代わりにゲッター1に乗り込み、D市の怪植物を全滅させる。
その後、剣はゲッター1の正規パイロットとなり、正体が明らかになった真の敵「プロフェッサー・ジャコフ」と彼の言う「大いなる意思」との戦いに身を投じる。
コミックス第1巻巻末の設定資料が本編でも使われているなら、真ゲッターロボの汎用型。ゲッター炉とプラズマ炉を搭載している。当初はゲッター炉に火が入らず、プラズマのみで稼働していた。プラズマのみのときはゲッター1の顔にある窓が青、ゲッター炉が使用できるようになってからは緑色になった。
作中でゲッターロボ飛焔と呼ばれた事はなく、帯などで飛焔と呼ばれた。
なんかアゴがガ○ダムと言うか、顔がマスタ○ガン○ムっぽい。主役メカ。空戦用形態と思われる。
主な武装はゲッタートマホーク、両肩に内蔵されたプラズマノヴァ砲など。他にも手の甲から出るトゲや腕のカッター等を使用可能。ガトリング砲など様々な武器を装備することも出来る。ゲッター炉が使えるようになった後は、右肩のプラズマノヴァ砲がゲッタービーム砲に換装される。
ガンダム試作三号機デンドロビウムのような巨大な武装コンテナを装備した事もあり、その際は通常より巡航速度が増し、超巨大なゲッタートマホーク、大出力のビーム砲などを使用可能だった。
ドリルで地中に潜れる。そんだけ。地味。大した見せ場なし。武装もドリルアーム以外には使っていなかった。もっと連載期間が長ければ……orz
ジャバラ腕に下半身がキャタピラになっていて、ミサイルや格闘で戦うという正統派のゲッター3。割と活躍シーンは多かったが、水中戦闘はなかったんだよなぁ……やはりもっと連載期間が(ry
主な武装は全身から大量のミサイルを発射して敵を焼き尽くす”ナパームレイン”。敵が植物であることを意識した武装であると言える。他には轟鬼の格闘技から編み出されたと思われる投げ技、天地轟壊などがある。全体的に派手。
連載最終話のラスト数ページに登場したゲッターロボ。ボロボロになったゲッターが進化(変化)した。
この変化したゲッターが飛焔なのか、それとものこと上記のゲッターを飛焔と呼ぶのかは、はっきりしていない。ただし、劇中で飛焔と呼ばれたのはこちらだけである。
こいつがストナーサンシャインっぽいエネルギー球を頭上に構えた所で連載は終了。まあゲッターらしいと言えばゲッターらしい終わり方ではある。単行本での加筆部分では異世界で戦い続ける姿が描かれている。
真ゲッターロボでリョウやハヤトが乗っていたものと同じ物と思われる。旧式だが、操縦者(神隼人)の腕でジャコフの植物(廃棄された試作ゲッターロボを取り込んでいる)と互角の戦いをする。
武装などについては記事「ゲッターロボ」の項を参照せよ。
ジャコフやローズが融合した巨大なゲッターっぽい植物。デカい上に青少年には不適切な外観をしている。
ラスボスっぽかったのに単行本の描き足しでゾーンから現れた謎の敵に喰われてしまった。
ゲッターロボアンソロジー〜進化の意志〜に収録されている番外編。単行本では3巻の最終回の後に収録されている。
内容は突如現れた「バグ」(パイロットはカムイと思われる)によりゾーンで未来に連れ去られたゲッターチームが、ゲッターエンペラーの合体をみてビビったり、バグにボコボコにされたりする。
飛焔本編中のいつにあたるかは不明。ただし、ゲッター炉心が動いていないことから第七話以前にあたると思われる。最終話冒頭にもゾーンとバグらしきものが見受けられる。
また、隼人がゾーンを知らないことや、パラレルワールドを示唆する台詞から、飛焔本編のゲッターサーガ中の位置についても、パラレルワールド説であると考えられる。
当時、講談社の月刊誌「マガジンZ」でもゲッターロボを原作とする漫画「偽書 ゲッターロボDASH」が連載されていたが、こちらも同じ月に発売された号で打ち切りとなっている。また、その理由も本作と同様に「雑誌の休刊」である。
みんなもってっちまった・・・
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最終更新:2024/04/26(金) 05:00
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