ゲルググ先行試作型(高機動型ザクⅡR-3型、R-3S型)とは、メカニックデザイン企画『MSV』『M-MSV』に登場するモビルスーツである。
MSVではMS-06R-3の型番が与えられていた。後のM-MSVにてMS-06R-3S「ゲルググ先行試作型」が登場し、デザインと詳細な設定、ストーリーが追加された。
型番からR-3SはR-3の改修機とする説もあるが、後年の資料では同一機として扱われる事も多い。
ZAKUⅡR3S ゲルググ先行試作型 |
|
型番 | MS-06R-3 MS-06R-3S |
頭頂高 | 19.0m |
重量 | 43.5t(本体) / 73.7(全備) |
出力 推力 |
1,390kw 56,600kg |
搭乗者 | トーマス・マイヤー |
装甲 | 超硬スチール合金 |
武器 |
ジオンは連邦のモビルスーツ「ガンダム」の対抗策としてビーム兵器の導入を進めた。そこで開発されたのがジオニック社の「高機動型ザクⅡR-2P」である。
しかしR-2Pは冷却システムが未成熟でジェネレータ出力の問題から機動性を維持出来ず、ビーム兵器の採用を諦めてこれまで通り実弾をメインに扱うR-2型に改修された。
R-2型は4機が製造。内3機はエースパイロット達からの上申もあったことでエースに引き渡され、戦史に名を残す。
その後ジオニック社はR-2型1機を社内に残してビーム兵器開発のテストベッドに使用した。
ジオニックはガンダムの脅威に迫られたジオンにとってビーム兵器の採用こそ急務と考えており、いかにR-2の出来が良くとも決して開発陣が納得のいく機体ではなかったのである(エリオット・レム中尉は開発に積極的ではなかったという説もある)。
そこから再び機動性の維持を目指し、遂にジオン史上初のビームライフル採用機の開発に成功する。外観は後世から見てザクからゲルググ寄りに大きく変わったが、これは開発中のMS-14のパーツを一部流用した為とされる。
本機はゲルググ先行量産型の開発母体となったものの、肝心のMS-14ではR-3S型の設計を引き継ぐ事はなく基盤から一新された。
SDクラブ14号に掲載されたモビルスーツコレクションノベルズ ACT.7「閃光の源」に登場。
MS-06R-3Sおよび開発に成功したビームライフルをグラナダへ輸送する途中、連邦戦艦2隻と遭遇。護衛の為にテストパイロットを担当したトーマス・マイヤー軍曹が搭乗し、実戦に参加している。
母艦のムサイ級「ホーカム」から出撃、GMを2機撃破した。直後に推進系統に不具合が発生して動作不能になったが無事回収されている。
掲示板
2 名無し
2018/01/20(土) 20:12:49 ID: EHHbvLxOk8
3 ななしのよっしん
2023/01/25(水) 01:28:44 ID: 3rz0ye1qTA
リックドムが量産配備され始めたころには作られていたらしく、ジムを試作ビームライフルで撃破した記録もあるという…
こいつこそ戦時量産で作ればよかったのでは?と思わなくもない
4 ななしのよっしん
2023/10/16(月) 18:41:10 ID: gKijCcB/RV
ガンダムSEED世界版ゲルググことゲルググメナースはこいつとおなじで、
ザク顔にすることでゲルググのブタ鼻回避してるのはうまいな
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最終更新:2024/04/25(木) 01:00
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