コイントス 単語


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コイントス

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コイントスとは、

  1. 2者の役割分担・順位付け・権利などを決定するために、硬貨もしくは同様の材質・形状を持つものを投げて表か裏のどちらが出るかを観察する行為。
  2. 1998年3月20日生まれの日本の元競走馬

ここでは2について解説する。

概要

基本情報

は大種牡馬サンデーサイレンスアルゼンチンG1を勝った実績のあるレトス。馬主スペシャルウィークサイレントハンターで知られる故・臼田浩義氏。 所属厩舎は名伯楽・藤沢和雄厩舎。

な勝ち:白富士ステークス(op)。雄大体を持った、筋金入りの善戦マンとして知られる。

2〜3歳

2000年12月デビュー。翌年に未勝利戦条件戦と連勝して初の重賞毎日杯に挑むものの、同期怪物クロフネに5身差をつけられ2着。とはいえ太め残りながら好時計マークしており、藤沢師はその素質を高く評価している。

ところが5月京都新聞杯で11着と惨敗した後に骨折が判明。全治6ヶの重傷で、クラシックを棒に振ることになる。

4歳

2002年2月白富士ステークスで復帰し、9ヶの休み明けながら、のちのG1トウカイポイントらを相手に見事優勝

続いて日経賞に挑戦するが、アクティブバイオタップダンスシチーにアタマハナ差及ばず惜しい3着天皇賞春すが、歩様に異常が出たため断念し、放牧となる。

復帰戦は7月七夕賞。1番人気に支持されるが、暴走気味に突っ走り、りきれずイーグルカフェ3着8月条件戦漁火ステークスを快勝したのち、札幌記念に挑むもテイエムオーシャントウカイポイントに次ぐ3着。放牧となる。

11月アルゼンチン共和国杯に出走、タップダンスシチーには先着するも今度はサンライズジェガーに突き放され2着

12月有馬記念に挑戦。1世代下の強ファインモーションシンボリクリスエスヒシミラクルや、同世代組のジャングルポケット、既に何度も対戦したタップダンスシチー、歴戦の猛者ナリタトップロードといったメンバーう中、6番人気の支持を受ける。ここでコイントスは先行策の下、内ラチからしぶとく伸び、シンボリクリスエスタップダンスシチーには及ばないものの3着と大善戦する。彼のハイライトの一つだろう。

5歳

2003年年明けは日経新春杯に出走し、一時抜け出すものの、内から大器バンブーユベントスに差し切られ速の2着。続いて阪神大賞典に挑むが、今度はダイタクバートラムに差し切られ2着

好調を維持し、去年挑戦できなかった天皇賞春に挑むはずだったが、なんと直前の調教中に再び骨折を負い、またしても長期離脱を余儀なくされる。

6歳

コイントスが再びターフに姿を現したのは、怪から1年半以上経った2004年10月、エニフステークスだった。しかし往年の先行力は全く見られず、ブービーから7身離された最下位。

続く福島記念では7位、有馬記念はまたしても最下位と惨敗が続く。

7歳

2005年になってもコイントスは日経新春杯4着、ダイヤモンドステークス11着とパッとしないレースが続く。

さらに、阪神大賞典前に歩様に再び異常が生じ長期放牧。ここに至っては多くのファンが「コイントスは終わった」と思ったが・・・彼の本領発揮はここからだった。

8月札幌記念で復帰すると、当然の13番人気だったが、マイペース逃げからしぶとくヘヴンリーロマンスファストタテヤマに次ぐ3着。個性仲間ファストタテヤマと共に万馬券を演出する。

続くオールカマーでは6着と敗れるが、京都大賞典では9番人気ながら、2番手追走からり込み、リンカーンに次ぐ2着。またしてもファストタテヤマと共に万馬券を演出する。

さらにアルゼンチン共和国杯では、なんと+20kgの546kgで参戦。パドックを見た馬券師たちを驚愕させたが、レースでは一旦先頭に立ち、サクラセンチュリーらに交わされるも3着。善戦マンの本領を見せつける。

そして鳴尾記念6着後、有馬記念に参戦。ここではなんと550kgのド迫力体で登場し、当然のごとく最下位16番人気となるものの、後方最内からしぶとく伸びて5着と大善戦。ディープインパクト敗北で世間が持ちきりとなるなか、ひっそりとコイントスファンを大喜びさせた。

引退、そして

その後、一時は現役続行が囁かれたが、結局引退

種牡馬入りが予定されていたが、2007年2月、非常に残念なことに、9歳の若さで急死してしまったとのことである(牧場で働いている方のブログより)。

おわりに

通算成績は26戦4勝、重賞2着5回3着6回

その非常に雄大体から繰り出されるパワーによる、抜群の先行力を有したが、いかんせん切れる脚を持たないためどうしても勝ちきれず、また大にありがちな怪にも悩まされたため、とうとう重賞勝利で終わってしまった。それでも3億以上の賞金を稼いだ馬主孝行のである。

重賞勝利といえば近年のエタリオウカレンブーケドール、少し前だとサウンズオブアース、かなり遡るとロイスアンドロイスミスターウジンといったが有名だが、コイントスが語られることはこれらのべるとやや少ないかもしれない。

しかし怪にも負けず堅実に走り続け、様々なレースを残したコイントスは、その素敵な名、迫力満点の体も含めて、ファンにとっては決して忘れ得ぬ名である。

血統表

*サンデーサイレンス
1986 青鹿毛
Halo
1969 黒鹿毛
Hail to Reason Turn-to
Nothirdchance
Cosmah Cosmic Bomb
Almahmoud
Wishing Well
1975 鹿毛
Understanding Promised Land
Pretty Ways
Mountain Flower Montparnasse
Edelweiss
*レトス
1987 黒鹿毛
FNo.8-c
Egg Toss
1977 栗毛
Buckpasser Tom Fool
Busanda
Eggy Delta Judge
Egg Hunt
Rezagante
1979 鹿毛
Practicante Pronto
Extraneza
Rezumba Resuello
Rumbatica

クロスアウトブリード

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