コスモシーガル 単語

コスモシーガル

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 コスモシーガルとは、宇宙戦艦ヤマト2199に登場する架航空機である。宇宙戦艦ヤマトシリーズの救命艇をリメイクした機体であり、従来の救命艇よりも航空機としての性格が強いデザインになった。

概要

 国連宇宙海軍が運用する多輸送機であり、正式名称は「間汎用輸送機SC97コスモシーガル」である。機体構成はティルトウイング+双ブーム方式であり、の軸流エンジンと機体各部に備えられたノズルによってVTOLが可となっている。本来の用途である人員輸送には、全武装の騎兵ならば24名搭乗可

 ヤマトにおいては第三格納庫100偵察機と共に搭載。離着艦に際しては往々に勝手に開く左舷第三格納庫ハッチを用いる。16話ではともに第三格納庫に搭載されている姿が確認された。

 コスモシーガル最大の特徴である汎用性を大きく高めているのは、機体中央の着脱可コンテナである。基本的には輸送用コンテナを使用しているが、コンテナを取り外しフルアーマーアナライザAU-09用の98式特殊機動外等を直接搭載。もしくは亜空間ソノブイ運用モジュールを搭載し、対潜を行うことも可である。

 劇中ではヤマトに搭載された2機のみが確認されているが、おそらく国連宇宙海軍で広く運用されている機体である。式が他のヤマト艦載機と異なり○○式ではなくSC97であることから、極東管区で開発されたのではなく、北欧州などで開発された機体であると思われるが、現段階で開発元は不明である。

 番からコスモゼロコスモファルコンなどのような旧軍航空機オマージュの推測は難しいが、強いて言えば高い輸送、汎用性から、川西航空機九七式飛行艇が一番近く、デザイン米軍オスプレイに酷似している。

運用実績

 劇中での最初の運用は、土星衛星エンケラドゥスにおける救難ミッションであった。しかし、着陸後にガミラス地上部隊の襲撃に遭い、重戦車撃により大破する憂きに遭う。ヤマトの航における最初の機材損失である。

 原始恒星系における対UX-01戦においては、亜空間ソノブイ投下ユニットを用いた対潜行動にて敵魚雷探知やプローブ(潜望)の発見などの戦果をあげた。この場面のカットは、潜水艦映画をこよなく好む出渕裕監督ならではの、対潜哨戒機に発見された潜水艦の構図が、見事に取り入れられている。

 惑星ビーメラ4においては、調のため古代進平田一以下5名と共に同惑星へ着陸した。この時はコンテナではなく、アナライザー用外部ユニットを直接搭載し輸送した。この外部ユニット、正式名称98式特殊機動外は相当なパワーを有し、ビーメラ生物から古代たちを守るのに貢献している。

 七色戦後、第十七収容所惑星〈レプタボーダ〉への偵察フライトを実施するが、破壊された営倉区画から機内に避難していた伊藤・藪が機体乗っ取りを実行。この時のアクシデント、藪のコスモガンの誤射によりで機体は制御不能となり同惑星不時着し、大きな損傷を負っている。ヤマトに回収され修理できたかどうかは今のところ不明。

 なお、現時点でシーガル古代専用機である。そして類似の装備としては、第三格納庫に「つくば」と銘打たれた、往時の魚雷艇のような特殊舟艇が確認されている。

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最終更新:2024/04/25(木) 18:00

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