コピペブログ
コピペブログとは、電子掲示板2ちゃんねるに立てられたスレ(スレッド)・レスで記事を編集構成するブログの総称である。まとめサイトともいう。その名の通り、レスをコピペ(コピー・アンド・ペースト)し、抽出・編集した物をまとめて掲載するブログの事。2ch以外(ツイッター等)からまとめても、同様に呼ばれる事が多い。
ただ、まとめといいつつも、どのレスを抽出するかは管理人の意向が大きく反映されるため
(元スレがそうでないにも関わらず)偏ったまとめになることもある。
あるいは、アクセス数稼ぎを目的とし、あえて火の元に油を投げ込むようなこともある。
近年はそれによる、中立的なまとめとみせかけた誘導や煽りが問題視されている(派生としてステマ問題もある)。
これらのサイトはあくまで「管理人の意思」を仲介したものであるということを忘れずに閲覧したい。
2014年3月以降、ローカルルールや名前欄に「転載禁止」を明言する2ちゃんねる掲示板が増え、コピペブログは大きな岐路に立たされている。
コメント欄では記事内容に付いての読者・閲覧者の更なる書き込みコメント・議論される。[1]
2ch内の書き込みを再掲載するいわゆるまとめサイトの運営をされている方へ。
具体的にどういったサイトがあるのか把握したいと考えています。
広告を載せる等の商業利用をしている運営者の方は、必ず登録してください。
非営利で運営しているサイト運営者の方は、任意で結構です。
以下、登録方法です。
その際、下記の5項目は明記してください。
・運営者のハンドルネーム
・サイトのURL
・主な内容
・R18要素を含みますか(はい・いいえ)
・想定している読者層のイメージ
単語記事のサンプルです↓
まとめサイトまとまるくん
単語記事が出来上がったら、「2ch関連まとめサイトの一覧」のページに単語記事のリンクを張ってください。
その後、hayashi@2ch.netまで、下記の項目を記入したメールをお送りください。
・ハンドルネーム
・名前
・メールアドレス
・住所(都道府県まで)
・性別
・年齢
・サイトの名前
・サイトのURL
・1日あたりのページビュー
・ニコニコ大百科のサイト名の単語記事のURL
http://www.2ch.net/matomesites.htmlより
アフィリエイト系は登録を義務づけられノンアフィリエイト系は任意で登録と言った方式になった。
詳しくは「2ch関連まとめサイトの一覧」、「まとめサイトまとまるくん」等の記事にて
今までは転載元が2chであることがほとんどだったが、その2chから転載が自由にできなくなった。そのためか転載禁止を明記していないTwitterや個人サイトなどを転載元とするようになっている。その関係でもはや2ちゃんねらーだけの問題ではないといえるだろう。
アフィリエイト設置しているところが多いため、アクセス数を稼げる内容なら板やスレッドのローカルルールを無視(あるいは気づいていない)して転載するブログが少なくないため、記事のネタ元となりやすい2ちゃんねらーからは嫌われがちである。ニュース速報(VIP)板といった板レベルや、スレの>>1で書かれるスレッドレベルのローカルルールでは、アフィリエイトを利用しているブログへの転載禁止を明記しているところがある。しかし、ローカルルールは転載元Blogには無視されがちである。
2ちゃんねるのスレッドやTwitterの書き込みなどを取捨し、その記事の中でさらにレスを抽出するため、コピペブログは中立的なようでいて実は編者の主観が多大に入り込み、結果として偏った意見を掲載する記事になっていることもある。問題なのはアクセス数=収入を稼ぐためわざと扇動的な書き込みだけを抽出する、また実際はそこまでたいしたことじゃない・噂レベルの非確定事項なのにさも大事が発生したようなタイトルをつけることも見られる。前者の例だと、実際は少数派である「キモい」書き込みを、あえてそこだけを抽出することでさもスレッド住民すべてが同類の「キモい住民」という風に印象づけることができる。後者だとよく「○○涙目」、「××死亡」などその派閥に所属している者に大きなダメージとなる出来事が発生したように見えるタイトルにするパターンが見られる。
このように、アクセス数のためなら事実と異なる内容をタイトルにすることがよく見られる。
大手コピペブログの閲覧者は有名人その他のブログと同等か、それ以上の閲覧者がいることを考えてみれば、コピペブログの論調によるネット界への良からぬ影響は少なからずあると言えるだろう。特に政治的な記事については閲覧の際に注意がいる。
ある意味「情報操作」に通じるところがあると言える。欲しい情報を手間をかけず手に入れたい人たち、断片的な情報を拾い読みしている人たちは前述のような恣意的な記事作成方法に踊らされる恐れがある。
取り上げられた記事に関係するスレやTwitterアカウント、そして個人サイトへコピペブログから流れてきた人が煽りまがいの書き込みをしてスレやアカウントが荒れてしまうなど、コピペブログに取り上げられるのを快く思っていない人も多い。
元々2ちゃんねるを見なかった人も頻繁に目にしていると考えられる。例えば、ゲハ系のブログでは敢えて偏った考えを披露することでアクセス数を稼ぐという行為が行われている。元々ゲハ論争は板の中、または2ちゃんねる内で行われていることが多かった。ところが最近は、一般のブログ、掲示板、ニコニコ動画などでもゲハ臭い言葉が飛びかっている現状がある。これはゲハ板を見なかった人がコピペブログを見て、煽りかたを真似したのではないかと言われている。こうした2ちゃんねるの悪しき習慣や行動が周囲に伝播するという問題もある。
また、釣りやデマだった内容をアクセス数稼ぎのための意図的か、それとも知らずにかは不明だがともかく大幅に煽るような記事を作成し、結果デマが拡散され大騒ぎになった例もある。
ブログで採りあげた記事に関係のあるグループ・個人のサイトやTwitterアカウントまたは、動画投稿サイトにある関連動画へ、突発的にブログの記事から流れてきた「とにかく、ひとこと言いたい」人たちによるイタズラ・中傷コメントが書きこまれ、そこを訪れたまったく事情を知らない無関係なネット利用者にも不快な思いを強いるといった状況も生まれている。
詳しくは「コピペブログの対策方法」を参照。
ライブドアがコピペブログの総元締めであるという論。
ニコニコ大百科で第二次ブログ連戦争と名前が付けられている、コピペブログとν速民及びゲハ民を中心とする2ちゃんねらーの対立中にでてきた論。その論旨を一行でまとめると
というものである。
事は2009年以降、はちま起稿やゲーム速報@刃を初めとする、多くのアフィブロガーをイベントでライブドアブログに集め、 「Livedoor BR」にて企業と契約。傘下のブロガーに企業の希望する商品の記事を書かせていたと言われている。
なお、この業務を行っていたブログには「Powered by Blogger Alliance」と記載されていたが、 該当ブログは軒並み削除されている。
Parent Directory
BlogASP_lowprice_plan_091215.pdf
BlogASP_price_091008.pdf
BlogASP_proposal_091210.pdf
Blogger_Alliance_20090420.pdf
Blogger_Alliance_20090427.pdf
Blogger_Alliance_20090707.pdf
BR掲載候補サイト
コピペブログの管理はライブドアがプレミアムアドセンス(一定以上のアクセスがあると貰える企業用の物)をブログに又貸しし一括して管理するという手法が取られている。
これを示すように各まとめブログ内のアドセンスアカウントを示す部分から「ca-livedoor-○○_js」という文章が見つかっている。
こうすることで、規約違反に厳しい個人アドセンスから規約違反が緩いアドセンスに変えることでコピペブログの運営が安定するようになる。
ライブドアのプレミアムアドセンスを使用しているコピペブログは100を超えており、ここの一覧には書けないほど多い。
なお、ライブドアはNHNに買収されていて、独立会社ではない。
・NHNとは
ライブドアを買収した韓国の会社NAVERやハンゲーム等のサービスを行なっている。会社名は表に出さず、実際にやっている事業と会社との繋がりが中々表に出ないようになっている。このNHNはNAVERまとめと言う名の、Twitterをまとめるサービスを行なっており、新たなるステルスマーケティングの温床となっているという疑惑もある。
ただ、実際はまとめブログはFC2ブログも非常に多い。ライブドアが全てと思うのは、逆の意味で偏向的な意見にさらされている。しっかり自分で判断すること。
なお、FC2が多い理由は大手でありつぶれにくいこと、アフィリエイト紹介に肯定的なのと、ブログデザインの変更がしやすいためであると思われる(アメブロなどは非常に厳しい)。
ニュース速報(嫌儲)では以下の様な疑惑が渦巻いている。
だが、今のところ証拠が殆どない状況であり、単なる陰謀論にとどまっている。疑われる原因とは以下の通り。
ひろゆきが一部コピペブログの転載禁止処置を取ったため、疑惑は大分薄まることとなった。(まだ完全に疑惑が晴れたわけではないが。)
一部のコピペブログがペニーオークションを用いた詐欺を誘導していることが明らかになった。このことに対し、ひろゆきは詐欺誘導らしき事を行なっているサイトに対して、転載禁止の処置を行うことを表明した。(まだスレで明かしたのみで、正式な発表はおこなっていない。)
詳しいことはペニーオークションの記事を参照。
2014年2月に2ちゃんねるの運営が交代、実権が「Jim」に移ると、ローカルルールないし名前欄に「転載禁止」(事実上のコピペブログ締め出し)を明記する機運が高まり、特に書き込み数の多いVIP、なんJ等多くの掲示板でもこれが可決された。
これに伴い、VIPをまとめていたコピペブログは路線変更を余儀なくされ、特に隆盛していたなんJ系のコピペブログは軒並み閉鎖もしくはTwitterのコピペ等の独自路線にシフトした。
この騒動ではこれまでになく多くの板(過疎板と思われていた板を含む)で転載禁止が可決されており、コピペブログのほとんどがきわめて大きい影響を受けているほか、おーぷん2ちゃんねるなどの2ちゃんねる風掲示板に移住する動きも見られている。
ブロマガにコピペブログが参入している。これらは「まとめ・メディア」のカテゴリに属し、一般のブロマガとは違うドメイン(***.blomaga.jp)が割り当てられる。
動画や生放送の画面上部(ニコ割に使われる小窓)にはブロマガも含めて宣伝のテロップが流れるしくみになっているため、2012年12月頃からコピペブログの見出しが頻出するようになっていた。しかし、2ch転載禁止の動きがあった2014年上旬を境にこれらの宣伝はぱったりと流れなくなった(一般のブロマガの宣伝は続いている)。
なお、ニコニコニュースの記事宣伝問題と混同されがちだが、ニコニコニュースとブロマガは別の部門である。
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最終更新:2022/05/26(木) 06:00
最終更新:2022/05/26(木) 06:00
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