コリジョンルール 単語


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コリジョンルール

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コリジョンルールとは、野球の規則の一つである。衝突ルールともいう。

概要

日本プロ野球では2013年に当時阪神タイガースマット・マートン捕手に危険な体当たりをしたのをうけ、ルールが検討されだす。

2016年1月28日ルールが改正され、本塁でのクロスプレーが禁止になった(走者は捕手に体当たりすることはできない、捕手ボールを持たずに走路の走者をブロックすることはできない)。

しかし以下の試合では、

2016年3月15日 ヤクルト広島 2回表2死一、二塁で會澤翼ヒット松山竜平ホームタッチアウト。しかしビデオ判定の結果、中村悠平が走路を塞いだと見なされセーフに変わった。
2016年5月6日 西武日本ハム 6回表1死満塁の状況から高橋光成暴投し、高橋炭谷銀仁朗送球ホーム上で受け取り淺間大基タッチしてアウトと判定されたが、リプレイの結果高橋が走路を塞いだとしてセーフに変わった。
コリジョンルールが公式戦で初めて適用された試合だった。
2016年5月11日 巨人阪神 原口文仁小林誠司タッチしてアウトと判定されたが、ビデオ判定の末、原口が走路を塞いだとしてセーフが変わった。
12日に阪神は意見書を提出した。
2016年6月12日 オリックスDeNA エリアン・エレラ二塁打筒香嘉智アウトになったが、山崎勝己が走路を塞いだとしてセーフになった。
2016年6月14日 広島西武 9回裏に打者・赤松真人が放った打球によって二塁走者・菊池涼介ホームに突入し、クロスプレーアウトと判定されたが、広島緒方孝市監督抗議してビデオ判定の結果、セーフに変わった。西武田辺徳雄監督抗議したが判定は覆らなかった。
コリジョンルールにより判定が覆り、サヨナラ勝ちとなったのはこれが初めてである。西武も意見書を提出した。

などなど審判の判断も曖昧になっているなどの問題が浮上。また上記以外には6月15日ヤクルトソフトバンクでコリジョンルールが適用されなかったとしてヤクルトが16日に意見書を提出。
不満が多く挙がったため、シーズン中でありながらコリジョンルールの見直しが検討されることになった。7月18日から新運用基準が実施される予定だったが、全球団の選手への説明は終わっていないため見送られた。


MLBメジャーリーグベースボール)では2011年捕手バスター・ポージー靭帯を切る重傷を負ったのをうけ、2015年から導入された(MLBでは「ポージー・ルール」とも言われる)。

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