コンゴジャングル(KONGO JUNGLE)とは、スーパードンキーコングのステージの一つである。
スーパードンキーコングの最初のステージ。
ドンキーが住んでいる小屋もこのステージに存在している。所謂「ドンキーのホームグラウンド」というべき存在。
今作における基本操作を覚えるのを兼ねているため、比較的簡単なコースが多い。
しかし、2番目のコースでいきなり難易度が跳ね上がる他、初めてセーブするのに5つもコースをクリアしなければならなかったり、それでいてセーブポイント直前のコースも中々手ごわかったり…
と、一番最初に訪れるエリアではあるが、早速「レア社クオリティ」というべき難易度の高さを見せてくれる。
ステージのボスはボスノーティ。
彼は最初のボスというポジションなのだが、ステージ内のコースの難易度が高めなので、相対的にかなり弱く感じてしまうと思われる。
大乱闘スマッシュブラザーズシリーズでは対戦ステージとして登場する(後述)。
ゲームを始めてから一番最初にプレーする事になるコース。
基本的に平坦な地形で構成されていて、雑魚敵も基本的な物ばかり、ボーナスステージも非常に見つけやすい位置に隠されている事から、正に「今作のチュートリアル」とも言うべき立ち位置。
コースはドンキーの家から落ちながら始まる。
スタート地点の左に行くとバナナの倉庫として使われている洞窟があるが、ゲームを始めた時点ではキングクルールとクレムリン軍団にバナナが盗まれているため、バナナがなくて落ち込むドンキーコングを拝める。ちなみに、キングクルールを撃破してエンディングを迎えた後はバナナの山が戻っている。
コース開始後、逆走してドンキーの家に入るとライフバルーンがある。その後、コースの上の方を通っていくと大量のライフバルーンが配置されている。しかも、コースクリア後は、コースからの出入りを繰り返す事で、残機を荒稼ぎできる。
とはいえ、残機稼ぎ自体は他のステージでも十分に可能である。一番最初のステージで出来るという点から、良くも悪くも「今作初心者向け」と言えなくもない。
このコースは、コースの途中でアニマルフレンドのランビに乗る事が出来る。
一度乗った後は群がる雑魚敵を突撃で一層出来る他、ボーナスステージの存在する壁を角で触れるだけで破壊できる。そして、ほぼそのままランビに乗った状態で難なくゴールに到達できる。要するに「アニマルフレンド操作のチュートリアル」も兼ねている。
ちなみに、今作のランビは他のアニマルフレンドより出番が少なめにも関わらず、ここ以外のコースでは、今作におけるランビの挙動と噛み合っていない。結果的に途中で降りてしまいがち。
このため、平坦な地形で構成されているこのコースは、初代SDKにおける、数少ないランビをゴールまで持っていけるコースだったりする。
スーパーファミコン版ではゴール付近に着くと背景が夜に変化する。そして次のコースでは、ここから地続きになっている様なシチュエーションで幕を開ける事となる。
初代SDKのGBC移植『ドンキーコング2001』では、移植に伴い新たにシールのシステムが加わっているのだが、ゲームが始まってから早速このコースでシールの隠し場所が初登場する。
ちなみに、このステージにおけるシールの隠し場所はGBCへの移植に伴い新しく追加された地形に隠されているので、原作のプレー経験のあるプレイヤーは「あれ?」と思ってしまう筈だ。
余談だが、『2001』ではゴール付近に行っても背景が夜に変化しない。これにより、次のコースとのシンクロ演出も実質カットという形になっている。
ゲームを始めてから2番目に訪れる事になるジャングルのコース。
コース名の通り、ステージ内に多く設置されているロープを移動しながら進んでいく。
所謂「ロープアクションのチュートリアル」的なコース。
しかし、ゲームが始まって2番目に挑戦するコースではあるものの、前コースから時系列が繋がっている設定のため夜という事でコース全体が暗い。おまけに、ゴール近くになるまでは嵐が起こっているため、全体的にコース内の視界が悪い。
そんな状況にも関わらず、本コースでは初登場するロープアクションを駆使しながら進まなければならない上、全体的に足場も小さい事から、最序盤のコースという体でありながら、ステージの中でも結構な難関として位置づけられている。
一方で、本コースは強敵アーミーの初登場コースでもある。
彼は出現するといきなり転がりながら突進してくる上、倒すにも少しながら知識が必要になってくる。このため、最初のエリアはTNTバレルで簡単に撃破できる反面、その次のシーンで「?」となったプレイヤーも多いと思われる。
ボーナスステージはステージ序盤とゴール直前の2カ所存在するが、いずれも穴に落ちなければ発見する事ができない。これも最序盤にしては少々テクニックが必要な面があるが、前者は一度脱出するとゴール近くまで大幅にショートカットが出来る。
「ゴール近くまで移動が出来る」という事は、このコースの攻略に戸惑う入門者にとっては良い点ではあるのだが、ショートカットの終点はコース内の難所の手前となる。このため、結局入門者はボーナスステージに入らずにロープアクションを学びつつステージを進んだ方が良いと思われる。
ちなみに、このボーナスの入口はクランキーの小屋のヒントにもあったりする。SFC版における貴重なクランキーの大活躍シーンの一つ。
『ドンキーコング2001』での本コースでは同じく夜が舞台になるものの、雨が降っておらず、結果的に視界の悪さも改善されている。加えて、ステージ内に登場する敵の数も減少し、結果的に2番目のステージとして相応しい難易度へと調整される事になった
一方でゲームボーイアドバンス版では敵の数自体は原作を踏襲。こちらでも夜の設定ではあるが、ハード性能に合わせた結果なのか、背景が明るくなっている。ちなみに原作では本ステージの他にも暗いステージが登場していたのだが…
「ロープジャングル」のゴール地点から直接繋がるような入り方をする、今作初の洞窟ステージ。
前のステージで局所的に登場していたタイヤが本格的に登場する、所謂「タイヤアクションのチュートリアル」とも言うべきコース。
直前のステージは狭い足場を渡っていくシーンも見られたりと、ちょっとした難関ステージに感じられたのだが、反面このステージでは全体的に足場が広く、スリッパーをはじめステージ内の敵も落ち着いて対処が可能という点も相まって、前ステージから格段に難易度が落ちている。
一方で今作における初めてのセーブポイントまでの道は遠いため、ステージ内の真ん中あたりに位置している本コースはちょっとした休憩地点の様な立ち位置と言えなくもない。
雑魚敵は飛び跳ねながら進む色違いのクリッターと蛇のスリッパ―が初登場。
前者は通常のクリッターとは異なり非常にトリッキーな動きをするのが特徴的で、初登場となるこのステージは彼らに対するチュートリアルの意味合いもある。ここで対処方法を学んでいこう。
後者は上記で解説。このステージではノーティや通常クリッターのキャラ違いという立ち位置だが、後のステージでは特殊な形式で登場する事になる。
ボーナスステージは3カ所あるが、いずれも付近に大きなヒントがあるので発見難易度は非常に低い。
本コースのボーナスの内部では、いずれもここが初登場という様なギミックが待ち受けているので、恐らく今後の展開の顔見せも兼ねていると思われる。
『2001』及びGBA版でも基本的に内容はあまり変わらず。
しかし、前者ではボーナス1の入口が変更されている他、ステージ内のBGMも原作のフレーズを使用した別曲に差し替えられている。ちなみに、後者の楽曲は過去の携帯機で発売されたシリーズ作品をプレーした上で今作を始めたプレイヤーならピンと来たと思われる。
初の水中ステージ。アニマルフレンドのエンガードが初登場する。ゲームボーイアドバンス版ではワープバレルが存在する。
今作で3番目に待ち構えるジャングルのコース。
以降は、ゲームが中盤に差し掛かると登場するステージ3「もりのみさき」に存在する「うらぎりマンキーコングの森」までしばらくの間はジャングルステージはお預けになる。
このコースをクリアする事でキャンディーの小屋への道が解放され、ようやく今作初のセーブが可能になるのだが、その直前で待ち構えるこのステージは一筋縄ではいかない。
というのも、本コースはタイトルにもあるとおり空中に浮いているタル大砲を乗り継ぎながら渓谷を進んでいくパートがメインになるのだが、最初のステージのコースという事で慣れれば問題なくクリアしやすいものの、今作を始めた入門者にとっては撃ち出すタイミングを掴みづらく、結果的にセーブポイント直前にも関わらず、このコースでゲームオーバーになってしまうのもしばしば。
また、このコースで残機が無くなりゲームオーバーになると、ここまででの途中セーブが不可能の関係でゲームの最初からやり直しになってしまう。すなわち、ここでゲームオーバーになった場合、今作最初のコースからの長い道中を一から攻略し直さなければならないため、結果的に入門者にとっての難関に相応しくなったと言っても良いだろうか?
そんなプレイヤーへの配慮なのか、
本コースにはゴール付近まで一気にショートカットできるタル大砲が隠されている。
隠し要素という形で探さなければならないのは難だが、どうしても本コースがクリアできない人は是非。
ボーナスステージは2カ所存在しているが、どちらも壁を破壊する事で行くことが出来る。
うち、一つはタル大砲で壁を破壊すると入る事が出来るのだが、やはり序盤の面にしては非常に挑戦的な内容と言わざるを得ないだろう。
『2001』とGBA版における本コースは、前者では一部タル大砲の速度が減少するなどバランスが調整されているものの、基本的にSFC原作と同様。だが、セーブ方式が前者はオートセーブに後者は自由セーブに変更されているので、どちらもゲームオーバー後の処理については流石に原作よりマシになっている。
ニンテンドウオールスター! 大乱闘スマッシュブラザーズで初登場。下ではタル大砲が移動しているが、向きを間違えて発射すると落ちてしまうこともある。一番下の床はすり抜けできる。1Pモードではここでジャイアントドンキーコングと戦う。
「DX」、「for Wii U」、「SPECIAL」でも旧ステージとして登場する。
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最終更新:2024/04/21(日) 00:00
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