コンサングィナモリー

コンサングィナモリー（Consanguinamory）とは、合意に基づいた血縁者間の性行為を意味する語である。

概要

兄妹・姉弟など血族を性的な意味で愛する人（Consanguineous lover）による合意の上での近親相姦（Consensual incest）を表す用語。形容詞はコンサングィナモラス（Consanguinamorous）。

兄妹間の性愛を書いた小説『Love's Forbidden Flower』などの著作がある小説家ダイアン・リネラや合意の上で実現される全ての性的関係（コンサングィナモリー、ポリアモリー、同性愛）に結婚の権利を与えるべきであると述べるキース・プルマンなどが著名な支持者。

古代エジプトには、8人の子を産んだ兄妹の夫婦もいた。

シンボル

クリスティーナ・シャイは、コンサングィナモリーを象徴するシンボルとして四色の色によって構成された花のイメージを提示している。

• 赤（花びら） - 近親カップルを結合している血の繋がりや、二重の愛という貴重な機会を表現する。
• 緑（葉） - 家族と一緒にいるということの安全性と、近親恋愛者へのヘイトや差別に耐えるための感情的な耐久性を表現する。
• 紫（茎） - 自然界において貴重な色である紫は、近親恋愛者の謎と魔法を表現する。また、近親恋愛者の権利のために闘う勇気を持った最初の少数の人々を表現する。
• 黒（円） - 主にアメリカ合衆国における、近親恋愛者をとりまく抑圧的な法の謎を表現する。

関連項目

• 近親相姦
• 近親愛
• 近親婚