コンパチブルキャラクター

コンパチブルキャラクター（Compatible Character）とは、ゲームにおいて他のキャラクターの要素を流用した・共通する部分を持つキャラクターである。「Compatible」は互換性がある、共用できるなどの意味がある。

コンパチキャラと略され、コンパチだけでコンパチキャラを指す場合もある。

概要

同一のゲーム内において他のキャラクターにモーションやグラフィック、コマンド、パラメーターなどが流用・調整されて良く似ているキャラクターがコンパチブルキャラクターと呼ばれる。
下記のルイージやケンのように、元は2P用だったものに性能差を付けたり、一つのキャラクターとして独立させたりしたのがコンパチの始まりだと言える。
ゲームによってはコンパチに代わる呼称が用いられることもある(例・大乱闘スマッシュブラザーズ…モデル替え)。

主に対戦格闘ゲームで用いられる言葉だが、モンスターハンターシリーズや真・三國無双シリーズ、そしてスーパーマリオブラザーズシリーズなど、他ジャンルにおいてもコンパチは存在する。
見た目だけが違ってそれ以外がほぼ同じキャラクターをコンパチとすることもある。
ドラクエなどのRPGでしばしば見られる色違いで別種扱いの敵モンスターや3Dゲームにおけるやられモーションなどの基本モーションの共用など流用や使い回し自体をそのままコンパチと称する例もある一方、 マリオパーティシリーズなどキャラクター差がないことが前提のゲームではコンパチはないとされている。

コンパチキャラの有名な例としてはストリートファイターシリーズのリュウをベースにしたケンや豪鬼等いわゆる道着キャラや、スーパーマリオブラザーズシリーズのマリオに対するルイージなどが挙げられる。
コンパチキャラクターの多くはベースキャラの別の姿や同門、血縁者、クローンという設定が多い。
この他、ストーリーの都合などで出せなくなったキャラクターの代わり、キャラクター製作にかかる手間を流用で減らす為などで作られる。
コンパチキャラが続編に登場する際にはオリジナルのキャラとの差が広げられることも多い。逆にNewスーパーマリオブラザーズのルイージのようにオリジナルと同じ性能に戻される事例もある。

コンパチブルキャラクターに似た要素にEXキャラクター(裏キャラクター)というものがある。
単純に強化された版であったり、過去作の性能そのままのものを使用できる。こちらはゲーム的には同一扱いで、狭義の意味ではコンパチとは呼ばれない。

「コンパチ」という語の使用の歴史は古く、かのゲーメストの1994年2月号増刊「スーパーストリートファイターⅡ」において既に用いられていた。
ただ用い方が後年と少々異なり、性能が似ていればグラフィックやパラメーターの流用がまったく無くともそれをコンパチと称していた(リュウとケン≒サガット、ガイル≒ディージェイ、ザンギエフ≒サンダー・ホーク、といった具合)。

コンパチをコピペ、水増し、手抜きと揶揄する声もあるが、基となるものを流用・調整する場合なら一から作る場合と比べて低い労力で異なる性能に構築できたりキャラ製作のコストを削減した分を他の調整に回せたりとメリットも大きく、また以下のように効果的に活用されている例も存在する。

KOFではネスツ編のシナリオに「草薙京のクローン」という要素を盛り込むことで、草薙京のコンパチを作り出し、キャラ製作に時間をかけずにキャラ枠を埋めるのに説得力を持たせた。

3Dにおいてもモーションの流用は容量をかなり節約できるらしく、大乱闘スマッシュブラザーズシリーズにおいては、DXでは19体のキャラを作成して余った容量をモデル替えによってさらに6体分埋めることに成功した。ディレクターの桜井政博氏曰く1体でも多くのキャラを参戦させたいという目的の下、あくまでサービスとしてモデル替えキャラが製作されたのであり、上記に挙げた容量の事情もあって仮にモデル替えを全部排除したとしても新規のキャラは1体も増やせないとのこと。

初期からコンパチを利用し続けている鉄拳シリーズも、鉄拳7ではギース・ハワードのモーションが平八をはじめとする他キャラのものを流用しているのではないかという声があり、しかしそれでも鉄拳のギースは原作と遜色のない「ギースらしさ」が表現できている。
ポッ拳でもピカチュウが風神拳を使用し、ルカリオにはリン・シャオユウやジュリア・チャンさらにソウルキャリバーのキリクなど様々なキャラクターのモーションが当てられ、ジュカインは吉光になるなど、登場するすべてのポケモンにモーションの流用がいかんなく活用され、そのいずれもが各ポケモンのイメージに見合ったものに仕上がっている。

このようにコンパチはゲームのストーリーの展開や容量のやりくり、さらにキャラクターのイメージの構成において重要な意味を持つことができる。決して単なる手抜きではない。
バーチャファイターシリーズは他のすべてのキャラの強い技を流用するラスボスのデュラルを除いてコンパチは存在しないものの1作につき2体ずつしか出せなかった(しかも1体はリストラ経験あり)こと、
三國無双シリーズでも初代作から長らくコンパチが続き、無双7で一度解消できたのも前作の土台に加えてアップデートや猛将伝などによる新規武器の追加があってこそであることを考えると、
その重要性が分かるだろう。(もっとも、豊富なキャラ数を楽しむか、数がすべてではなく一人一流派で十分に楽しむか、というようにユーザーの楽しみ方やスタッフのゲーム開発の目的は人それぞれで異なるだろうし、そのため一概に比較して良し悪しを決められるようなものでもないのだが)

コンパチブルキャラクターのリスト

コンパチブルキャラクターが存在する作品の一例。
追加するのは見ただけで分かる範囲のコンパチのみでお願いします。

CAPCOM格ゲー

オリジナル	コンパチ		関係・概要	登場作品
		更にコンパチ
リュウ	殺意の波動に目覚めたリュウ		殺意の波動に呑まれた姿	ストリートファイターシリーズ
	ケン		同門の親友でライバル。元は2P用キャラクター
		洗脳されたケン	ベガに洗脳された姿
	豪鬼		リュウの師匠・剛拳の弟で同門
		真・豪鬼	ボス性能の豪鬼。殺意の波動を活性化させた本気状態
		狂オシキ鬼	殺意の波動によって完全に人間ではなくなった豪鬼。モデル自体は兄の剛拳がベースになっている
		メカ豪鬼	アポカリプスに改造された姿	マヴカプシリーズ
		神人・豪鬼	ルガールに注入された暗黒パワーが殺意の波動と融合したことで変貌した姿	CAPCOM VS. SNK 2
	ダン		リュウとケンの元兄弟子	ストリートファイターシリーズ
	ショーン・マツダ		ケンの押しかけ弟子
ガイル	ナッシュ		同じ軍隊所属で親友。ガイルと交代する形で登場。ストVで大きく差別化
		シャドウ	ベガに改造された姿	マヴカプシリーズ
キャミィ	ユーリ		同じ組織に所属	ストリートファイターシリーズ
	ユーニ		同じ組織に所属
	ディカープリ		同一人物をベースとしたクローンでキャミィの姉個体
ユン	ヤン		双子。元はユンの2Pカラー
ギル	ユリアン		弟。技は似ているが属性が異なる(ギルは炎と氷だがユリアンはそれらを使用していない)
デミトリ・マキシモフ	ディー		孤独に魔界をさまよう狩人のなれの果て。デミトリとの直接の関係はない。デミトリをベースにドノヴァンの技が追加	ヴァンパイアシリーズ
ガロン	ダークガロン		魔次元が生み出した、ガロンの獣としての本性の写し身と言える存在
ビシャモン	朧ビシャモン		かつてビシャモンに魅せられ操られた人間の毘沙門が修行の末法力で捻じ伏せ逆に操るようになった姿
モリガン・アーンスランド	リリス		魔力の一部が人格を得た存在
	リリス風モリガン		モリガンとリリスが互いに頭をぶつけたショックで精神が入れ替わった	マヴカプシリーズ
ゲレルト	カッパ		特に関係はない。相手の尻に手を突っ込み尻子玉を抜き取る独自技が搭載されている	スターグラディエイター
一文字伐	バーニングバツ		修行してパワーアップした姿	ジャスティス学園シリーズ
	ヴァツ		霧嶋九郎がバツに変装した偽者
風間醍醐	ワイルド醍醐		霧嶋九郎に操られた姿
風間あきら	パワードアキラ		ライダー用のヘルメットとスーツで身を包んだ姿
忌野雹	デモン雹		愛刀に宿る死んだ父・霧幻の怨念に乗っ取られ暴走した姿
ジョセフ・ジョースター	誇り高き血統ジョセフ		2部の頃の若い姿(ゲーム中ではアレッシーのスタンド能力で若返らせられた設定)	ジョジョの奇妙な冒険(対戦型格闘ゲーム)
花京院典明	恐怖をのり越えた花京院		DIOの館突入時の姿。ンドゥールのゲブ神により目を負傷したためサングラスをかけている
	ラバーソール		花京院に化けている
ジャン=ピエール・ポルナレフ	アヌビス二刀流ポルナレフ		アヌビス神に乗っ取られた姿
DIO(CPU専用)	DIO(プレイヤー用)		ジョセフの血を吸い最高にハイってやつになった姿(通称ハイDIO)
	邪悪の化身ディオ！！		原作ストーリー初期での姿(通称影ディオ、邪ディオ)
ヴァニラ・アイス(CPU専用)	ヴァニラ・アイス(プレイヤー用)		グラフィックは細かい差異を除いてコンパチだが技の構成は大きく異なる
ホル・ホース	ホル・ホース＆ボインゴ		相方が異なる(オリジナルはJ・ガイル)
ウルヴァリン	アダマンチウムを失ったウルヴァリン		アダマンチウムを失った姿	マヴカプシリーズ
キャプテンアメリカ	USエージェント		2代目としてキャプテンアメリカを襲名したことがある
ハルク	MSH性能ハルク		MARVEL SUPER HEROESの頃の性能をベースとしたオレンジ色のハルク
アイアンマン	ウォーマシン		アイアンマン（トニー・スターク）から譲られたパワードスーツを改造したもの。MVCにアイアンマンが出場できなくなったために元のグラフィックの色を変えて代わりに登場した。MVC2では実弾を使用し、ビームを使うアイアンマンと差別化している
		ゴールドウォーマシン	常時ハイパーアーマーだが機動力は低下。MVC2での通常版に先駆けて実弾を使用
スパイダーマン	アーマースパイダーマン		機動力と引き換えに防御力の上昇とスーパーアーマーを得たスパイダーマン
ブラックハート	メフィスト		父親
ベノム	ハイスピードベノム		守りを捨ててスピードと攻撃に特化。必殺技の多くが変更
春麗	シャドウレディ		ベガに改造された姿
ザンギエフ	メカザンギエフ
春日野さくら	日焼けしたさくら		日焼けした姿。阿修羅閃空や瞬獄殺など殺意の波動の技が使える
ロックマン	マグネティックロックマン		オンスロートから「マグネティックショックウェーブ(元はマグニートーの技)」を取得したロックマン。原作においてボスを倒した際に特殊武器を入手することを再現したネタ
ルガール・バーンシュタイン	ゴッド・ルガール		豪鬼から殺意の波動を吸収し、自らの暗黒パワーと融合させることで変貌した姿	CAPCOM VS. SNK 2

※MARVEL VS. CAPCOM 3に登場するタスクマスターは他者の身体動作をコピーできるという設定を反映してリュウやキャプテンアメリカなどのモーションが、さらにキャプテンアメリカやスパイダーマンの技も流用されている。バージョンアップ版の『UMVC3』ではホークアイが登場し、彼もタスクマスターの弓矢を使った攻撃が流用されている

※スターグラディエイター2では全ての基本キャラにコンパチキャラが用意されている。中でもハヤトのコンパチであるブラックハヤトは前記の「元々は単なる2Pカラーに過ぎなかったものに性能差を付けたり、それを一キャラクターとして単独化させた」ものである

※ジャスティス学園シリーズでは作品によっては一部キャラに「キャラ名+2」という名称の裏キャラが存在し、衣装が変わる他キャラによっては性能も変わる

SNK格ゲー

オリジナル	コンパチ		関係・概要	登場作品
		更にコンパチ
ジョー・ヒガシ	ホア・ジャイ		ライバル、同階級の前王者	餓狼伝説シリーズ
秦崇秀	秦崇雷		兄
キム・ドンファン	キム・ジェイフン		弟
リョウ・サカザキ	Mr.カラテ		父親、師匠	龍虎の拳
タクマ・サカザキ	Mr.カラテ		正体を隠した姿	KOFXIII、SVC
		本気になったMr.カラテ	本気を出した状態	SVC
草薙京	矢吹真吾		押しかけ弟子	KOFシリーズ
	草薙京クラシック		KOF95以前の性能の再現
	草薙京-1、草薙京-2		クローン
		KUSANAGI	クローン(KOF2003のみ神楽ちづるが作り出した幻影)。声と肌の色がオリジナルと異なる。2002UMでは霧島翔の技がグラフィックを改変して流用されている
	ネスツスタイル京		ネスツ編での衣装とオロチ編(KOF96〜98)での性能の再現	KOFXIII
八神庵	炎を取り戻した庵		炎を取り戻す前は爪によるひっかき攻撃が主体
アッシュ・クリムゾン	血の螺旋に狂うアッシュ		斎祀に肉体を乗っ取られた状態
	斎祀		先祖
ラルフ・ジョーンズ	アーマーラルフ		性能・一部技の変更、常時スーパーアーマー化	KOFMI2
	クラーク・スティル		相棒。ラルフは打撃キャラ、クラークは投げキャラとして差別化	KOFシリーズ
ルガール・バーンシュタイン	オメガ・ルガール		強化版。作品によって設定が異なる
七枷社	乾いた大地の社		オロチ八傑集としての本来の姿
シェルミー	荒れ狂う稲光のシェルミー
クリス	炎のさだめのクリス
ゼロ(クローン)	ゼロ(オリジナル)		クローン元
覇王丸	羅刹丸		魔界で作り出されたコピー。羅刹性能の覇王丸がベース。通称コピペ丸	サムライスピリッツシリーズ
ナコルル	紫ナコルル		元は2Pカラー。斬サム以降の対極選択が存在する作品では羅刹性能として鷹のママハハの代わりに狼のシクルゥを連れるなど差別化。剣サムではレラとの兼ね合いで修羅性能のナコルルがベース(ママハハを連れている)
		レラ	ナコルルの分身。零サムおよび零SPで紫ナコルルと交代する形で登場し、剣サムで共演
橘右京	黒河内夢路		右京さんの師匠の子。羅刹性能の右京さんがベース
服部半蔵	ガルフォード		忍者（伊賀と甲賀）
牙神幻十郎	萬三九六		首＆武器すげ替え、オリジナル技の追加
花諷院骸羅	キム・ウンチェ		そっくりさん。羅刹性能の骸羅及び韓国版斬サムでの名称がベース
風間蒼月	風間火月		同門の弟
		炎邪	零サムでは事実上の父、アスラ斬魔伝では武器・朱雀に宿る力に支配され暴走した火月。羅刹性能の火月がベース
	水邪		零サムでは事実上の父、アスラ斬魔伝では武器・青龍に宿る力を引き出した蒼月。羅刹性能の蒼月がベース
牛頭	馬頭		同門の弟	風雲黙示録シリーズ
	邪頭		邪呀の首領
獅子王	真・獅子王		獅子王は影武者で真・獅子王が本物
ハンゾウ	フウマ		ライバル	ワールドヒーローズシリーズ
ギガス	ネオ・ギガス		改良。スーパーファミコン版では専用の技が追加
DIO	NEO-DIO		ネオ・ギガスを吸収
オロチ	ミズチ		クローン	ネオジオバトルコロシアム

※ワールドヒーローズシリーズは厳密にはADK製作のゲームだがSNKプレイモア(現SNK)が版権を引き継いでいるため便宜上ここに記載

※リアルバウト餓狼伝説スペシャルではアンディ・ボガード、タン・フー・ルー、ビリー・カーン、ブルー・マリーの4名に「EX+キャラクター名」という性能が異なる裏キャラが搭載されている

※サムライスピリッツシリーズの一部作品では全キャラクターで修羅と羅刹の異なる2種類の性能を選べる「対極選択(剣質)」というコンパチを昇華させたシステムを搭載している

※グラフィック上のコンパチではないがKOF2002UMでは上記の「都合などで出せなくなったキャラクターの代わり」としてK9999に似た性能のネームレスが登場する

鉄拳シリーズ

オリジナル	コンパチ		関係・概要
		更にコンパチ
三島一八	三島平八		父	三島家。三島流喧嘩空手の使い手
	風間仁		息子。妻・風間準の技も一部継承したハイブリッド仕様(鉄拳3〜タッグトーナメントのみ)
		デビル仁
	三島仁八		祖父
	デビル		一八が身に宿すデビル因子の力で変貌した存在。
		エンジェル	詳細不明
マーシャル・ロウ	リー・チャオラン		平八の元養子。鉄拳タッグトーナメント以降差別化が進み、鉄拳6からマーシャルのモーションが一新され完全に別キャラ化。
		ヴァイオレット	鉄拳4にて正体を隠して出場した姿で性能は完全に同一。鉄拳タッグトーナメント2ではオリジナル技が追加され同作での一部ムービー中の声も英語に変更されている
	フォレスト・ロウ		息子。コンパチどころか同キャラ同然の性能だったため鉄拳タッグトーナメント2で差別化されるまでは共演できず
ニーナ・ウィリアムズ	アンナ・ウィリアムズ		妹。鉄拳2以降オリジナル技が追加されていき別キャラ化
キング(初代)	アーマーキング(初代)		ライバル。オリジナル技が多い
		キング(2代目)	初代キングが経営した孤児院育ち。初代アーマーキングの弟子
		アーマーキング(2代目)	弟。兄と同じ技を使用するがオリジナル技も多い
	ロジャー		コマンドレスリングを使うDNA操作が為されたカンガルー。キングをベースに他のキャラのモーションも流用
		アレックス	2Pカラー。ロジャーのDNAも使用して誕生した肉食恐竜。別キャラクターとして扱われている鉄拳タッグトーナメント2でもほぼ同じ性能
		ロジャーJr.	息子。実際はロジャーママが戦い、Jr.はママの袋の中にいる。オリジナル技も追加
ジャック	プロトタイプ・ジャック		鉄拳3以降技が統合。登場するジャックもタッグトーナメント系を除き一作につき一体までとなる。ガンジャックのみ巌竜のモーションも使用
		ジャックシリーズ
	クマ(初代)		平八のペット。コンパチだが平八流熊真拳の使い手ということになっている
		クマ(2代目)	老衰死した初代の息子。平八流熊真拳・改の使い手。オリジナル技も追加され、鉄拳7の時点でジャックと同じ技はごく一部のみ
		パンダ	クマに片想いされているが拒絶。2Pカラーだったが鉄拳タッグトーナメント2からは性能は全く同じだが別キャラクターとして扱われている。鉄拳7ではレイジアーツの演出が異なる
	巌竜		力士。シリーズが進むにつれ相撲技が追加され別キャラ化
吉光	州光		元・卍党党員。鉄拳2以降差別化され、鉄拳タッグトーナメント2でモーションが一新されて別キャラ化
ミシェール・チャン	ワン・ジンレイ		心意六合拳を使う中国の老人。鉄拳2以降差別化され、別キャラ化
	ジュリア・チャン		養女。オリジナル技が多い
		ジェイシー	事故で入院した友人のプロレスラーに託され代役として鉄拳タッグトーナメント2に登場。ルチャ・リブレの技が追加
風間準	風間飛鳥		姪。鉄拳タッグトーナメントまでの準をベースにオリジナル技を追加
	アンノウン(鉄拳タッグトーナメント2)		外見が準そのものだが正体は不明。鉄拳タッグトーナメント2の準をベースにオリジナル技を追加。鉄拳タッグトーナメントでは最初は風間準のモーションで登場するが、対戦中にジャック系、オーガとトゥルーオーガ、ロジャー以外のすべてのキャラクターの格闘スタイルに切り替えることが可能
ブルース・アーヴィン	ブライアン・フューリー		キックボクサー。鉄拳3からブルースの後継として登場したがオリジナル技が多く別キャラ同然
	ジョシー・リサール		キックボクサー。鉄拳7でブルースの後継として登場
エディ・ゴルド	タイガー・ジャクソン		ダンサー
	クリスティ・モンテイロ		エディの師匠の孫
クレイグ・マードック	ギガース		G社がバイオテクノロジーを駆使して開発した後天的強化人間。鉄拳7でクレイグの後継として登場。クレイグ本人ではない(念のため)
レイヴン	マスターレイヴン		上司。鉄拳7でレイヴンの後継として登場
様々なキャラクター	木人		ラウンド毎に格闘スタイルがランダムで他のキャラクターのものに変わる(鉄拳タッグトーナメントでは加えて交代でも変化する)。カラーバリエーションとして女性型や鉄人が存在
	(エンシェント)オーガ		鉄拳3に登場しなかったキャラクターの技を組み合わせて戦う。
		(トゥルー)オーガ	サイズが大型化し、火炎ブレスや飛行などオリジナル技が追加。鉄拳タッグトーナメント2では鉄拳4以降登場したキャラの技も搭載
	Dr.ボスコノビッチ		元はサブキャラクター。鉄拳3では同作に登場するキャラクターの中から老人らしいモーションを組み合わされて参戦。鉄拳タッグトーナメント2ではオリジナル技に置き換えられ別キャラ化
	コンボット		鉄拳4では試合毎に格闘スタイルがランダムで他のキャラクターのものに変わる。鉄拳タッグトーナメント2ではコピーキャラではなくなったがファイトラボモードで他のキャラクターの技を装備させることができる

※ペク・トー・サンとファランは師弟だが共通技が少なく性能も戦法も別キャラ同然(鉄拳7ではファランにペクの技が一部追加されている)

※三島一美は八条流空手を使いモーションも独自だが一部の技が三島家の動きを髣髴とさせる

スマッシュブラザーズシリーズ

ニンテンドウオールスター!大乱闘スマッシュブラザーズ

オリジナル	モデル替えファイター	概要
マリオ	ルイージ	マリオの弟。マリオより癖がかなり強い。

• ネスはマリオ、キャプテン・ファルコンはサムス、プリンはカービィの骨格や一部のモーションを流用しているが、ルイージのようにほぼすべてのモーションを流用しておらず、全くの別キャラである為、彼らはコンパチに含まれない。
• 今作における謎のザコ敵軍団は全12ファイターのモデルやモーションを流用している。

大乱闘スマッシュブラザーズDX

オリジナル	モデル替えファイター	概要
マリオ	ドクターマリオ	医者のマリオ。パワーキャラ化している。
ピカチュウ	ピチュー	ピカチュウの進化前。運動性能は上がったが、 それ以外の性能は大幅弱体化し、公式最弱キャラになった。
フォックス	ファルコ	スターフォックスのメンバー。 スピードを犠牲にジャンプ力が高くなった。
リンク	こどもリンク	リンクの子供時代。スピードキャラ化している。
キャプテン・ファルコン	ガノンドロフ	パワーキャラ化している。
マルス	ロイ	主人公繋がり。 マルスは先端だがロイは根本の方が剣の威力が高い。

• コンパチではないが、ゼルダとピーチは両者ともに初登場となるDXでは体格や立ちモーションとしゃがみモーションが似通っており、おそらく一つのモデルをベースにこの2名を作成したと思われる。
• 今作における謎のザコ敵軍団はキャプテン・ファルコンとゼルダのモデルやモーションを流用している。

大乱闘スマッシュブラザーズX

スマブラXではコンパチといえるキャラが存在しない。

• リュカはネスの骨格や一部のモーションを流用しているが完全に別キャラとなっている。
• トゥーンリンクはリンクとモーションは似ているものの、骨格及びモーションが異なる。
• ウルフはニュートラルポーズの最初の一瞬や最後の切りふだ、対戦後の拍手がフォックスと共通しているがそれ以外のモーションがまったくと言っていいほど異なり、「クリスタルはゼロから新規ファイターを作るのと同じだけの時間がかかるが、ウルフはフォックスやファルコで培った制作のノウハウを活かして短い時間で制作することが可能だった」という発言からはあくまでノウハウを活かして制作したということだけ読み取れるのみでしばしば言われるコンパチや他キャラからのつぎはぎと断定し難い面がある。
• 今作における謎のザコ敵軍団はキャプテン・ファルコンとゼルダとマリオとカービィのモデルやモーションを流用している。

大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U

オリジナル	モデル替えファイター	概要
マリオ	ドクターマリオ	DXから復活。 全体的な性能が極端に上がり下がりし、かなり差別化されている。
マルス	ルキナ	マルスの子孫(クロムの娘)。 モーションや体格、運動性能などの差もある。
ピット	ブラックピット	ピットのコピー。 モーション骨格は流用だが切りふだは新規。

• 今作からアルフはオリマー、クッパ7人衆はクッパJr.のカラーバリエーションとして登場し、他にもむらびと、Wii Fit トレーナー、ルフレ、カムイの性転換バージョンやリトル・マックのワイヤーフレーム版もカラーバリエーションとして登場する。
  ただし彼らはカラバリに過ぎないため、彼らはコンパチに含まれない。
• Miiファイターは格闘、剣術、射撃いずれのタイプにおいても他のファイターを髣髴とさせるモーションを有している。
• 今作以降における謎のザコ敵軍団は謎のMii軍団に差し替わり、彼らはMiiファイターと同じモーションとなっている。

大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL

今作ではバランスが極端に変わらない範囲の性能のコンパチを「ダッシュファイター」と定義している。(詳細及びダッシュファイターに当てはまるキャラは当該記事を参照)

オリジナル	ダッシュファイター	概要
マルス	ルキナ	必殺ワザ以外のモーションがほぼ流用に変更され、ワザ性能以外の差が殆ど消失。
ピット	ブラックピット	通常ワザの性能差が消失したものの、 矢と剛腕の差別化はより進んだため性能差は大きくなった。
ピーチ	デイジー	マリオシリーズの姫繋がり。ごく一部の基本モーションが異なる。
サムス	ダークサムス	サムスの遺伝子情報をもとに誕生した存在。モーションの多くや細かな運動性能に違いが。
ロイ	クロム	マルスの子孫。幾ばくかのモーションが微変更。かつ上Bが差し替え。 立ちモーションに加えて横強や横Bなど、ルキナからの流用も見受けられる。
シモン	リヒター	シモンの子孫。ほぼ流用だが下Bの属性やエフェクトは異なる。
リュウ	ケン	同門の親友でライバル。一部のモーション、エフェクトが異なる。 性能はスピードファイター寄り。

• しずえのワザはむらびとのものと似ているが、実は骨格及びモーションがかなり異なるため、ダッシュファイターに含まれない。
• 前作に続き、ピカチュウ、ピチュー、ポケモントレーナー、インクリング、ベレトの性転換バージョン及びピカチュウ、勇者の別のバージョンの姿がカラーバリエーションとして登場する。forの項目同様、彼らもコンパチに含まれない。

真・三國無双シリーズ

※表の色分けは各キャラの所属先を表す。それぞれ魏、呉、蜀、晋、その他

真・三國無双4まで

系統	該当キャラ	備考
剣	司馬懿(真・三國無双のみ)	真・三國無双での無双乱舞は全員共通で後の孫権のものを使用。
	張角(真・三國無双のみ)
	孫堅		真・三國無双2以降無双乱舞の前半部分が共通
	孫権
	劉備		真・三國無双2以降無双乱舞の前半部分が共通
	董卓
	袁紹
刀	夏侯淵	真・三國無双での無双乱舞は全員共通で後の夏侯淵のものを使用	真・三國無双2以降無双乱舞の前半部分が共通。真・三國無双3からは一部チャージ攻撃が弓矢を使った技に変更
	黄忠
	甘寧
槍	馬超	真・三國無双での無双乱舞は全員共通で後の姜維のものを使用
	姜維
戟	張遼	真・三國無双での無双乱舞は全員共通で後の呂蒙のものを使用
	呂蒙
羽扇	諸葛亮	一部チャージ攻撃、無双乱舞で明色系のビームを放つ
	司馬懿(真・三國無双2以降)	一部チャージ攻撃、無双乱舞で暗色系のビームを放つ
杖	龐統	一部チャージ攻撃、無双乱舞で風属性の技を使用
	張角(真・三國無双2以降)	一部チャージ攻撃、無双乱舞で火属性の技を使用
扇	大喬
	小喬

※真・三國無双2以降通常攻撃モーションは2発目まで共通の一部系統を除きすべて3発目までが共通している

※真・三國無双4では片手刀剣系の武器を持ったキャラは(ここに記載していない固有モーションの周瑜も含め)共通で移動モーション時に得物を持っている手を後方にやって走るようになった(曹操のみ例外)

真・三國無双5

系統	該当キャラ	備考
剣	曹丕	真・三國無双5SPで長剣に変更
	孫権
	袁紹
刀	夏侯淵	真・三國無双MULTI RAIDで弓に変更
	黄忠
	周泰
槍	張郃	真・三國無双5SPで鉄爪に変更
	太史慈	真・三國無双5SPで双鞭に変更
	孫策
	馬超	真・三國無双5SPで大剣に変更
戟	徐晃		通称戟レンジャー
	曹仁
	呂蒙
	凌統	真・三國無双5SPで三節棍に変更
	関平
弓	孫尚香	コンパチの中では無双モードが存在する数少ないキャラ
	月英	真・三國無双5SPで刃弩に変更
鞭	甄姫
	貂蝉	コンパチの中では無双モードが存在する数少ないキャラ
重棒	許褚
	黄蓋
	魏延
	董卓
杖	龐統	風属性の技を使用
	張角	火属性の技を使用

※本作から真・三國無双7まで弓は全キャラ共通のサブ武器としては登場しなくなる

真・三國無双6

系統	該当キャラ	備考
刀	夏侯惇	真・三國無双6猛将伝で朴刀に変更
	曹操
	孫堅
	孫権
	司馬昭
槍	趙雲	真・三國無双6猛将伝で龍槍に変更
	馬超
	姜維
戟	徐晃	真・三國無双NEXTで大斧に変更
	呂蒙
	関羽	真・三國無双6猛将伝で偃月刀に変更
羽扇	諸葛亮
	司馬懿
	諸葛誕
錫杖	龐統
	張角
鉄扇	大喬	真・三國無双6Empiresで双杖に変更
	小喬
弓	夏侯淵
	黄忠
大剣	関平
	夏侯覇	真・三國無双6Empiresで破城槍に変更
細剣	劉禅
	司馬師	真・三國無双6Empiresで迅雷剣に変更
	袁紹
双剣	曹丕
	陸遜
	劉備
鏢	王元姫
	祝融	真・三國無双6Empiresで飛刀に変更
双鉞	張遼
	龐徳	真・三國無双NEXTで狼牙棒に変更
長柄双刀	張飛	真・三國無双6猛将伝で双矛に変更
	魏延
棍	周瑜
	月英	真・三國無双6Empiresで戦戈に変更
砕棒	許褚
	黄蓋	真・三國無双6Empiresで鉄舟に変更
鎖鎌	賈詡
	甘寧	真・三國無双6Empiresで鎖分銅に変更
鎖分銅	曹仁	真・三國無双6Empiresで牙壁に変更
	董卓	真・三國無双NEXTで爆弾に変更
両節棍	凌統
	関索
鬼神手甲	丁奉	真・三國無双6Empiresで断月刃に変更
	孟獲

※同作では武器を2つまで自由に装備・変更が可能だが、上記のように特定の武器を特定のキャラに装備させると得意武器として無双乱舞やEX攻撃が使用できる

※次作『真・三國無双7』はEmpiresで使用できる汎用武将を除いてコンパチが撤廃されている2018年9月時点で唯一の作品

真・三國無双8

カテゴリー	系統	名称	該当キャラ	備考
刀剣類	細剣	細剣	劉禅
			袁術
		迅雷剣	司馬師	DLCで同名の独自モーション版が追加
		伸細剣	袁紹
	扇刃		曹休
			関興
			鍾会
	鴛鴦鉞		練師
			鮑三娘
	刀	刀	司馬昭
		弧刀	周泰	DLCで同名の独自モーション版が追加
	剣	将剣	曹操
			徐庶	DLCで撃剣が追加
		焔刃剣	孫権
	柳葉刀	朴刀	夏侯惇
			黄忠	DLCで投牙弓が追加
		九環刀	孫堅	DLCで火塵双刀が追加
	双剣	双剣	劉備
		双刃剣	曹丕
		飛燕剣	陸遜
	鎖鎌		賈詡
			甘寧
			陳宮
	盾牌剣		星彩
			夏侯姫
			呂玲綺	DLCで十字戟が追加
	鋼鞭剣		荀攸
			法正
			張春華
	片手武器	手斧	典韋
		短戟	韓当
		飛刀	祝融
	双鉞		張遼
			馬岱
	大剣		関平
			夏侯覇
鈍器類	羽扇		諸葛亮
			司馬懿
			諸葛誕
	双扇		大喬
			小喬
	多節鞭		甄姫	DLCで鉄笛が追加
			蔡文姫
			貂蝉
	両節棍		凌統
			関索
	杖	錫杖	張角
			左慈
		翳扇	龐統
	鎖分銅		曹仁
			董卓
			董白
	双流星		徐盛
			張苞
	砕棒		許褚
			黄蓋
			華雄
	長柄鈍器	狼牙棒	龐徳
			関銀屏	DLCで昊転錘が追加
		九歯鈀	魯粛
	双鞭		夏侯淵	DLCで鞭箭弓が追加
			楽進	DLCで双鉤が追加
			太史慈
	鬼神手甲		丁奉
			孟獲
長物類	射刃槍		満寵
			郭淮
			賈充
	槍	槍	張飛	DLCで蛇矛が追加
			馬超
		龍槍	趙雲
	棍		郭嘉
			周瑜
			朱然	DLCで三結棍が追加
	大鍘刀		孫策
			周倉
			文鴦
	戟		呂蒙
			月英
	長柄刀	偃月刀	李典	DLCで月牙鏟が追加
			関羽
		三尖刀	于禁
	長柄双刃	双矛	程普
		長柄双刀	魏延
		両刃槍	姜維
	長柄斧	大鉞	辛憲英
		大斧	徐晃
			鄧艾
遠距離類	鏢		張郃	DLCで鉤爪が追加
			荀彧
			王元姫
	圏		王異	DLCで峨嵋刺が追加
			孫尚香

※「系統」は便宜上の表記で実際のゲームにはないので注意

※前2作と同様得意武器のシステムが存在し、本作では得意武器を装備すると一部の攻撃がユニーク攻撃に変更される

※DLCを除いた場合、コンパチがいないキャラは呂布ただ一人だけ

関連項目

• コンパチ
• 格闘ゲーム
• ダッシュファイター

関連リンク

• コンパチキャラクター - 格ゲー.com 格ゲー用語事典
• モデル替えキャラ - 大乱闘スマッシュブラザーズWiki