ウェルシュ・コーギーとも呼ばれ、ウェルシュ・コーギー・ペンブロークとウェルシュ・コーギー・カーディガンという、2つの犬種が存在する。
胴長短足でお尻をフリフリさせながら歩く姿は非常に愛らしいが、元は牧羊犬であり、立派な中型犬である。その出自に相応しく有り余るほどのパワーを秘めており、食欲も旺盛。
存分に運動できるだけの環境が少ない日本では運動不足と肥満になりやすく、健康を維持するためには適度な運動と食事制限が欠かせない。
活発で頭が良いが、勇敢で警戒心が強い。自分より大きな相手でも臆せず立ち向かい、気に入らなければ噛みつくこともしばしば。その為、飼育の際にはしつけが重要である。
胴長短足の宿命として、椎間板ヘルニアや股関節形成不全などになりやすい。また変性性脊髄症(DM)という、脊髄に由来する進行性の麻痺にも注意が必要となる。DMの原因は現状不明であり、放置すると進行して死に至る病である為、日頃から健康には留意したい。
ニコニコ動画にも多く投稿されているのはペンブロークと呼ばれる犬種の方である。
特徴的なもふっケツだが、実際にはキツネのように長い尻尾がある。しかし断尾する事が一般的で、生まれてすぐに尻尾を切り取るのが伝統である。ただし、近年では尻尾を残したままにすることも多い。
イギリス王室で飼われている犬種として世界的に人気があり、エリザベス女王の愛犬として良く知られる。女王は18歳から30頭もの愛犬を飼育したが、2018年4月、最後の一頭であるウィローが死亡。御自らの年齢を理由に「後に残して逝く事はしのびない」と、今後は新しい個体を飼わないと公表されている。
一方、カーディガンはペンブロークよりもやや体格が大きく、大きく尖った耳と細長い尻尾が特徴的。
とはいえ20世紀前半まで一緒の犬種として扱われて互いに交配を繰り返してきたため、毛色と尻尾の有無以外に特に大きな違いはない。
またごく稀に、長毛のコーギーが生まれる事がある。これはフラッフィーと呼ばれ、足の短いキツネのようにも見える。ただし犬種としては認められていない。
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最終更新:2024/03/29(金) 21:00
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