コールドウェル(Coldwell)とは、「銀河英雄伝説」の登場人物である。CV.広森信吾(石黒監督版OVA)。
自由惑星同盟軍人、スパルタニアン・パイロット。
石黒監督版OVAでは黒い髪を持つ青年パイロットとしてデザインされている。
ヤン・ウェンリー率いるイゼルローン要塞駐留艦隊(ヤン艦隊)に所属し、バーミリオン星域会戦時にはコーネフ戦隊の副隊長を務めた。その後は”動くシャーウッドの森”に参加している。
宇宙暦797年2月1日の時点でイゼルローン要塞空戦隊に所属しており、階級は少尉。同日に行われた「要塞内各部局対抗のフライング・ボールの試合」において空戦隊チームの優勝に大きく貢献したらしく、最優秀選手賞を獲得している。ただしユリアン・ミンツの見るところでは、第二戦での衝突退場さえなければポプランが最優秀選手に選ばれていただろうとのことである。
その後、宇宙暦799年のバーミリオン星域会戦に参加。このときの階級は大尉で、コーネフ戦隊の副隊長を務めた。会戦中盤、コーネフ戦隊はポプラン戦隊とともに帝国軍ワルキューレ部隊の接近を迎撃するも、帝国軍ホルスト・シューラー中佐率いるワルキューレ部隊と帝国軍艦砲との連係によって同盟軍空戦隊は甚大な損害を受け、隊長イワン・コーネフ中佐も戦死する。この状況下でもコールドウェルは生還を果たし、帰投後にはポプランからコーネフの様子を尋ねられた。彼は困惑とためらいの末に「現在では小官がコーネフ戦隊の隊長代行をつとめております」と迂遠な言い回しを返したが、不機嫌なポプランに凄まれ、結局ははっきりと戦死を伝えざるをえなかった。
会戦終結後、ウィリバルト・ヨアヒム・フォン・メルカッツの率いる”動くシャーウッドの森”が分派されると、コールドウェルも参加して戦場を離脱したようである。メルカッツ独立艦隊ではポプランの指揮下に入ったようで、ポプランが地球におもむく”親不孝”号に同行することを決めた際には、残された独立艦隊のスパルタニアン・パイロットについては”コールドウェル大尉にまかせる”むね、言明されている。
その後の動向は明らかでない。順当に行っていれば、ヤン不正規隊との合流を経てエル・ファシル革命予備軍に所属したものと思われる。
石黒監督版OVAでは、原作での最後の登場以後もときおり登場しており、イゼルローン共和政府にも参加。デッシュ准将やハムディ・アシュール少佐の例と同様に会議シーンでの列席がほとんどで、エル・ファシル革命予備軍時代の席次は末席(メルカッツとベルンハルト・フォン・シュナイダーを除く。スーン・スールズカリッター少佐の次席、ライナー・ブルームハルト中佐の隣席)だったが、イゼルローン共和政府の設立後はポプランの隣に席を移している。
ヤンと皇帝ラインハルトの会談への同行を「(艦隊を預かるアッテンボローと違い)責任のない小官が」と願い出たポプランに驚きの顔を見せたり、「空戦の機会はない」と即却下されたポプランを見て笑い出したり、あるいは”オーベルシュタインの草刈り”でムライ中将が逮捕されたという報に難しい顔をしたりと、台詞が無い[1]なりに少しだけ登場がアピールされている。
統 率 | 運 営 | 情 報 | 機 動 | 攻 撃 | 防 御 | 陸 戦 | 空 戦 |
6 | 3 | 9 | 35 | 25 | 16 | 17 | 98 |
当然ながら、完全な空戦特化タイプ。
空戦値98は同盟内ではポプラン(100)、I・コーネフ(99)に次ぐ第三位(ウォーレン・ヒューズ、サレ・アジズ・シェイクリは非登場)。帝国を含めてもケンプ(100)が入るのみで第四位(シューラーは非登場)。
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2 ななしのよっしん
2018/10/22(月) 03:14:10 ID: 9u5vJ7ZpxP
記事作成乙
ちなみにボーステック版銀英伝Ⅳでの能力は統率6運営3軌道35情報9攻撃25防御16陸戦17空戦98
表が作れるのなら記載してもらえると嬉しい(自分ではいまいち表の作り方が分からぬぇ)
3 ななしのよっしん
2018/10/23(火) 01:13:24 ID: AMKOtK9taC
>>2
追記しました。
能力項を用意していない(するほど原作に記述がない)のでゲームでの能力という形で比較等しましたが、銀英伝Ⅳ未プレイにつき、間違いとかあったらご指摘願います。
4 ななしのよっしん
2018/10/23(火) 02:27:30 ID: 9u5vJ7ZpxP
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最終更新:2024/04/25(木) 22:00
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