ゴジラ塔 単語

ゴジラトウ

1.2千文字の記事
  • twitter
  • facebook
  • はてな
  • LINE

ゴジラ塔ごじらとう)は、ゴジラ映画第12作『地球攻撃命令 ゴジラ対ガイガン』(1972年)に登場する、架建築物。ゴジラタワーとも。

ゴジラ塔は主人公側の呼称で、当時の映画パンレットでもそのように書かれているが、世界子供ランド側ではゴジラタワーと呼称しており、入口エレベーターにもそう記されている。

概要

怪しげな非営利団体が子供たちに「全な平和」「絶対の平和」を学ばせるために建設中のテーマパーク世界子供ランド」のシンボルである、ゴジラに似せた。地上13階、地下2階。

外見はゴジラが立った姿にそっくりだが(本物との明確な差異は手のが3本である点)、顔の下にで組まれたタワーがあり、顔までエレベーターで上れるようになっている。内は古今東西未来怪獣の資料を収める予定であり、また、顔の部分は地上50メートルの展望台となっており、の部分から外を見渡すことができる。

しかし実は、世界子供ランド建設委員会は地球を狙う「M宇宙ハンター」であり、ゴジラ塔の頭部には彼らが怪獣ガイガンキングギドラ揮する基地がある。

また展望台は左右のが別々の部屋になっており、彼らに逆らったコンピューター技師や、後に主人公達も右部分の部屋監禁された。展望台といいながらやたら狭いように感じるのは気にしてはいけない。

さらに口の部分には自動車を一爆発させる強い「レーザー線」が装備されており、ゴジラと対峙したときも、圧倒的な絶させ寄せ付けなかった。ガイガンキングギドラより強いんじゃないか?とか言ってはいけない。

だがM宇宙ハンター人は自身の科学の力を過信するあまりか、セキュリティは非常にずさんであり、周りに見りを全く置いていなかった。エレベーターや階段から頭部の最上階まで簡単に侵入でき、また監禁していた主人公達の右からの脱出もなかなか気付かなかった。

最後は主人公達が防衛軍と共にエレベーターに仕込んだTNTで頭部を吹き飛ばされてM宇宙ハンター人は全滅。胴体もゴジラに破壊された。

造形

頭身大の造形物は次作『ゴジラ対メガロ』(1973年)よりゴジラ着ぐるみを担当することになる安丸信行が造った石膏像であり、いわば安丸による0号ゴジラである。また、足下の部分も実物大のステージが作られ、ドラマ部分で使用されている。

ゴジラとゴジラ塔が対峙するシーンは、『ゴジラ対メカゴジラ』(1974年)や『ゴジラvsスペースゴジラ』(1994年)に先駆ける初のゴジラ同士の対決であり、また、初代造形師である利貞三から2代目の安丸への渡し的な印も受ける。

関連動画

関連商品

関連コミュニティ

関連項目

この記事を編集する

掲示板

おすすめトレンド

ニコニ広告で宣伝された記事

記事と一緒に動画もおすすめ!
もっと見る

急上昇ワード改

最終更新:2024/04/25(木) 10:00

ほめられた記事

最終更新:2024/04/25(木) 10:00

ウォッチリストに追加しました!

すでにウォッチリストに
入っています。

OK

追加に失敗しました。

OK

追加にはログインが必要です。

           

ほめた!

すでにほめています。

すでにほめています。

ほめるを取消しました。

OK

ほめるに失敗しました。

OK

ほめるの取消しに失敗しました。

OK

ほめるにはログインが必要です。

タグ編集にはログインが必要です。

タグ編集には利用規約の同意が必要です。

TOP