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ゴライアス(英語: Goliath)とは、旧約聖書「サムエル記」に登場するペリシテ人の巨漢。転じて(文字通りにも比喩的にも)巨人を意味したり、名実ともに巨大なものの名に冠されたりする。慣用表記「ゴリアテ」は聖書由来だが、ドイツ語名ゴーリアット(独語: Goliath)なども伝統的に「ゴリアテ」と表記される場合が多い。
ゴリアテという名はヘブライ文字では גָּלְיָת (Golyāth)と書き、現代ヘブライ語ではゴリヤット、ティベリア式再建音ではゴリヤース(スは英語の th)と発音、「ガリア人(西欧~小アジアに広く定住していた古代ケルト人)」を意味する。アラビア語ではコーランではガールート(جالوت (Ǧālūt))、聖書ではグゥリヤート(جليات (Ǧulyāt))と呼ばれる。
ペリシテ人は古代パレスティナ南岸フィリスティア(Philistia)の住民で、サウル(初代イスラエル王)率いるイスラエル人と争っていた。ペリシテ人の巨漢槍兵ゴリアテ(巨人、とされるが身長は6キュービット半(=3メートル弱)程度なので、せいぜい『北斗の拳』の小ボス巨漢レベルである)は「我と一騎打ちで勝負せい! 負けた側は無条件で勝った側の奴隷になるのだ!」とこれまた北斗チックにイスラエル兵を挑発し続けたが、もちろん倍近いタッパのこいつに勝負を仕掛けようとする猛者はなかなか現れない。ある日、たまたまイスラエル兵の兄に食料を届けに来ていた羊飼いの少年ダビデはこの放言についカッとなり、完全武装の巨漢兵士に対し投石器(スリング)と牧羊用の杖だけで立ち向かった。彼がイスラエルの神ヤーウェーの名に賭けて放った石は巨漢の額に命中、ダビデはうずくまるゴリアテの腰の剣を奪って易々とその首を刎ねた(杖「・・・・・・」)。かくてイスラエル軍は勝利、ダビデはその後もイスラエル兵として次々と勇名を馳せ、後に全イスラエルの第三代目の王となる。
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最終更新:2025/03/17(月) 07:00
最終更新:2025/03/17(月) 07:00
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