ゴーカイ 単語

12件

ゴーカイ

2.3千文字の記事
  • twitter
  • facebook
  • はてな
  • LINE
曖昧さ回避
  1. 日本の元競走馬種牡馬本稿にて詳述。
  2. 海賊戦隊ゴーカイジャー」の略称

ゴーカイ1993年5月6日生、2019年4月26日)とは、日本の元競走馬種牡馬障害競走において名ジャンパーの一頭として挙げられる名である。

な勝ち
1999年:東京オータムジャンプ(J・GIII)
2000年:中山グランドジャンプ(J・GI)、東京ハイジャンプ(J・GII)
2001年:中山グランドジャンプ(J・GI)

2000年JRA賞最優秀障害
2001年JRA賞最優秀障害

概要

血統と平地時代

ジャッジアンジェルーチ、ユウミロク、カツラノハイセイコという血統。
米国GI3勝。父親としてはあまりパッとしないものの、としてオレハマッテルゼエガオヲミセテアジュディミツオーなど活躍を輩出した。オークス2着などの実績繁殖牝馬としてもユウセンショウなど重賞を出す活躍を見せた。東京優駿天皇賞(春)などを制した実である。

旧4歳(現3歳)時の未出走戦でデビューを迎える。この未出走戦を含め3戦で初勝利を挙げたものの、それから約2年ほど500万下では勝てず苦戦が続く。
そして1998年7月条件戦10着を最後に、営は障害競走への転向を決意する。
この決断が、ゴーカイの競走馬人生を大きく変えるとはこの時はも知らなかっただろう。

障害時代

1999年1月未勝利戦にて障害デビューを果たす。この時は旧7歳(現6歳)であった。最初の2戦こそ着外に敗れるものの、4戦で初勝利。その後オープン2戦・障害重賞2戦を挟み、その年の東京オータムジャンプ重賞初制覇を成し遂げた。
なお、この東京オータムジャンプは元々は東京障害ステークスとして行われていたものが1999年グレーレースになったものであり、ゴーカイは東京オータムジャンプの初代王者として名前が残っている。
その後はオープン3着を挟み、暮れの大一番・中山大障害に挑む。直線でゴッドスピードとのマッチレースとなったが惜しくもハナ2着に敗れた。

2000年春麗ジャンプステークスから始動するもクビ差の2着。続くオープン戦勝利すると、の大一番・中山グランドジャンプでも勝利。念願のGIタイトルを手にした。
その後は東京ハイジャンプも制し、イルミネーションジャンプステークスでは3着。暮れの大一番・中山大障害では、逃げランドパワーを捉えられずに2着
同年の活躍が評価され、JRA賞最優秀障害いた。

2001年も現役続行。春麗ジャンプステークス2着を挟み、中山グランドジャンプを連覇。しかし、東京ハイジャンプ4着、イルミネーションジャンプステークス2着と、GI勝利こそあるとはいえ勝ちきれないレースが続いた。
そして、の王者として中山大障害に挑む。直線ではミナミゴージャスを競り落とし、3度目の正直だ!!ともが思っていたところで、シンガリ人気ユウフヨウホウが差し切り、なんと3年連続の2着
しかも、ユウフヨウホウユウミロクであり、を奪われたという構図になってしまった。まあ、ここまで来るとある意味快挙?ではあるが…

2002年中山大障害制覇をすべく現役続行。春麗ジャンプステークス1着、ペガサスジャンプステークス5着。3連覇をした中山グランドジャンプでは海外のセントスティーヴンに敗れ2着。
東京ハイジャンプ3着の後、調教中に骨折を発症、引退となった。

戦績は28戦8勝2着8回。加えて、落等の危険が地競走にべて高い障害競走において完走100%という類の安定感を誇り、およそ3年半にわたって障害競走を引っり続けた実績は特筆に値する。

引退後

引退後は種牡馬として繁用され、馬主である吉計氏のバックアップのもと毎年10〜20頭ほど種付けされた。J・GIを制した産駒こそ誕生していないものの、数少ない産駒の中からはオープンガーデン・ディアマホースといったJ・GI出走を輩出。
特にオープンガーデンは、中山大障害3着・中山グランドジャンプ2着という実績を残した。

2013年8月31日種牡馬引退北海道えりも町・寺井文秀牧場で功労として余生を送っていたが、2019年4月26日に老衰でこの世を去った。享年26歳。

血統表

*ジェッジアンジェルー
Judge Angelucci
1983 栗毛
Honest Pleasure
1973 黒鹿毛
What a Pleasure Bold Ruler
Gray Flight
Tularia Tulyar
Suntop
Victorian Queen
1971 鹿毛
Victoria Park Chop Chop
Victoriana
Willowfield Stratus
Willow Lake
ユウミロ
1983 黒鹿毛
FNo.19-a
カツラノハイセイコ
1976 黒鹿毛
ハイセイコー *チャイナロック
ハイユウ
コウイチスタア *ジャヴリン
ミタケ
リュウアコバット
1977 黒鹿毛
*インディアナ Sayajirao
Willow Ann
リュウメイン Aggressor
*マイトアンドメイン
競走馬の4代血統表

クロス:Tulyar 4×5(9.38%)、Windfields 5×5(6.25%)

主な産駒

関連動画

これが、王者の走り!

ある意味快挙!?

息子へ向かって走ってる!

関連コミュニティ

関連項目

この記事を編集する

掲示板

おすすめトレンド

ニコニ広告で宣伝された記事

急上昇ワード改

最終更新:2024/04/20(土) 09:00

ほめられた記事

最終更新:2024/04/20(土) 09:00

ウォッチリストに追加しました!

すでにウォッチリストに
入っています。

OK

追加に失敗しました。

OK

追加にはログインが必要です。

           

ほめた!

すでにほめています。

すでにほめています。

ほめるを取消しました。

OK

ほめるに失敗しました。

OK

ほめるの取消しに失敗しました。

OK

ほめるにはログインが必要です。

タグ編集にはログインが必要です。

タグ編集には利用規約の同意が必要です。

TOP