サイクリング(M:TG) 単語

サイクリング

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サイクリングとは、マジック:ザ・ギャザリング(以下MTG)のカードが持つである。

概要

 Wild Dogs / 野生の ()

クリーチャー — 猟(Hound)
2/1

あなたのアップキープの開始時に、プレイヤー1人のライフが他の各プレイヤーよりも多い場合、その最も多いライフを持つプレイヤーは野生のコントロールを得る。
サイクリング(2)((2),このカードを捨てる:カードを1枚引く。)

MTG wikiより転載

ウルザブロック実装されたシステムコストを支払って不要なカードを捨て、新たに1枚引き直せる(起動に分類される)である。
後の時代には、カードを引くだけでなく追加効果をもたらす(こちらは誘発カードも収録されている。

・こんな重いカードを序盤に引いても・・・。
・加速用のカードが終盤に来ても・・・。
・ノンクリーチャーデッキ相手なのにクリーチャー除去カードでどうしろと・・・。
・相手がどんなデッキかわからないから対策カードを何種類も入れたい。でも大半がカードになっちゃう・・・。
・今のところ合計16か、よし、「5」を引いたらブラックジャックなんd・・・絵札ァ!?

↑こんな経験ありませんか?でも大丈夫サイクリングならこういった状況もすぐに解決するのです!

ウルザ・ブロックのサイクリング

サイクリングコストはどのカードも一で (2)。
サイクリング歴史はここから始まった・・・のだが、正直なところイマイチカードばかりだった。
というのも、メリットを付加した分、ほとんどが通常のカードよりも弱いか重いかの中途半端なものばかりになってしまったのである。
結果として、「波動機」というタダでサイクリングができるようになるカードと組み合わせたコンボデッキに使われるか、ごく少数のマトモな性カードしか使われなかった。なお、

Wizards社「高速コンボデッキヤバいよね。あとサイクリングって本来そういう使い方じゃないから。」

ということで波動機は当時のスタンダード環境禁止カード定されました。残念

オンスロート・ブロックのサイクリング

3年余りが経ち、オンスロート・ブロックと共にサイクリングは帰ってきた。強くなって。
概要で述べた「追加効果付きサイクリング」の実装である。カードを1枚引くのではなく、土地(マナ)をサーチして手札に加える「土地サイクリング」と呼ばれるバージョン実装された。
また、オンスロート以降のサイクリングコストカード毎に異なる。当然、2マナ以上必要なものも存在する。

この時代によく使われたものは、

など。上3つはクリーチャー(回収・再利用が容易)に付加されていたもので、特に1番上のものは何度も使えば手札が増えてマナ基盤も整うという安定性を見せた。
ところで、大抵の打ち消し呪文には「対呪文1つを打ち消す」と記載されている。で、サイクリング追加効果は起動/誘発である。呪文は別モノ。つまり、基本的に打ち消せない。ヤンナルネ・・・。

ちなみに今回もサイクリングを使ったデッキが生まれた。サイクリング時にダメージを飛ばしたり、クリーチャー戦場に出し直したり(=戦場に出たとき○○する、というの再利用が可)するカードの併用である。なお、

Wizards社「高速コンボじゃないね。あと今回はサイクリングをそういうふうに使ってほしかったんだ。」

ということでアストログライドは当時のスタンダード環境を最後まで駆け抜けました。やったね。

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