サイコロきっぷとは、2022年7月29日よりJR西日本で発売される切符の名称である。
2022年7月1日に発売が発表された切符である。特徴としては以下の通り。イベントを除き、ネット購入のみである。
そしてこのきっぷを語るうえで欠かせない要素、それが
ということである。確率としては白浜~芦原温泉が1/6、尾道が5/36、博多が1/36である。さすがに同時購入すれば同じ行先になる、はず。
なお、この切符は2回エントリーが可能であり、2回とも同じ行き先を引いた場合は「博多」を選択することが可能。なので2回エントリーすれば博多を引く確率は23/108に上がる。
7/1に切符のプレスリリースが出るや否や、ネット上では「サイコロの旅じゃねーか!!」との声が上がった。当たり前である。
また、7/22・23に大阪ステーションシティで開催される「真夏の鉄フェス2022」でも「サイコロきっぷ」が発売されることになっており、こちらは本当にサイコロを振って行き先を決める。
基本的にネット購入と同じであるが、こちらは各日1000組限定。また、サイコロで「尾道」の出目が出た場合はもう一度サイコロを振って1/6の確率で「博多」に決まる。
ちなみにプレスリリース曰く「偶然から始まる運命的な旅」とのこと。確信犯だろこれ。
※以下の行き方は初稿作成日(7/2)の12時に大阪駅を出発するという仮定で作成。言うまでもないが、実際に旅行に行く際は各自検索のこと。
サイコロきっぷが大好評だったことから、2022年9月15日から第2弾として広島発のサイコロきっぷも発売されて、こちらは、博多・松江・姫路、そしてレア駅の金沢というラインナップになっている。
さらに、第3弾として第1弾と同じ大阪発のサイコロきっぷが2023年1月10日から発売。行先は、加賀温泉・出雲市・湯田温泉・博多というラインナップになっている。
しかし話題になった反面、各方面に向かう新幹線・特急列車の指定席がどんどん埋まっていき、特に出雲市が出た時に乗ることになる特急やくもについては、満席になって指定席が取れないという事態が発生してしまい(自由席の選択は不可)、JR西日本は当初2月7日までだったエントリー期間を1月27日までに前倒しすることを発表した。
そのため2023年に発売された岡山発サイコロきっぷでは、金~日発の場合はエントリー代含めて8000円に値上げ、秋に再発売された大阪発サイコロきっぷは、枚数上限が設定されたうえで事前抽選が行われるなど混雑緩和対策が行われた。
ちなみに2024年(厳密には2023年末)には、秋の大阪発サイコロきっぷの抽選で外れた人を対象とした「大阪発サイコロきっぷセカンドチャンス」も発売された。
大阪市内発着と言う指定があるが、乗車経路上の駅であればどの駅でも乗車・下車できる。例えば、倉敷発着で姫路駅から向かう場合がそれにあたる。なお、指定された途中下車駅以外で下車した場合はそこで前途無効になるが、降りられないわけではないため、経路上の駅に用があるのであれば有用な使い方ができる。
逆に経路上の駅から乗ろうとすると自動改札機に無効判定されるが、有人改札から入れば問題なく使える。
ちなみにJR東日本も7月5日に「どこかにビューーン!
」と言う似たような企画を発表している。
こちらは12月開始予定で、東京駅・上野駅・大宮駅発着とし、東北新幹線(那須塩原駅以遠)・山形新幹線・秋田新幹線・上越新幹線(上毛高原駅以遠・ガーラ湯沢駅含む)・北陸新幹線(安中榛名駅〜上越妙高駅間)の各駅から選ばれた4択の駅のどれかに移動できる(4択の抽選自体は申込前に可能)。
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最終更新:2025/12/08(月) 08:00
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