サイバーショット(Cyber-shot)とは、ソニーのデジタルカメラのブランド名である。
開発と販売は1996年より行われている。使用できるメモリーカードは長らくにおいてメモリーステック系のみの対応となっていたが、現在は両対応スロットなどでSDメモリーカードとの共存の方向性を模索している。
なお、2006年からはコニカミノルタから事業を引き継ぎデジタル一眼では「α」ブランドで販売しているが、レンズ一体型はサイバーショットブランドで展開している。また、事業を引き継いだ為か2007年頃よりライトユーザー向けのWシリーズの高機能化も進んでいる。
スマートフォンのカメラ機能や「α」の成熟・高機能化に伴い、Cyber-shotのラインナップは高機能端末のRシリーズに集約された。20年代に入ると既存のRX100シリーズを応用してVlog向けモデルを展開しているほか、RX100シリーズの特徴をXperiaにも展開している。
古くはソニーレンズ、00年代後半は小型化に優れたカールツァイスレンズを多用し最広角側は35mmフィルム比39mm程度のレンズを搭載することが多かった。近年はαブランドの技術力を投入した広角タイプのソニーGレンズの採用が進んでいたが、発売中の端末はツァイスレンズのものがほとんど。
ちなみに型番の数字は開発陣曰く「桁が一つ増えるとかなり進化している事を示す」との事である。
大型のセンサを搭載することで、コンパクトながら一眼レフに迫る高画質の静止画撮影に特化したフラッグシップモデル。センサが大きいため、光学ズームの倍率は同程度の大きさの他シリーズに比べると控えめ、あるいは単焦点のレンズとなる。動画も高画質に撮れるが、動画撮影時の手ブレ補正はさすがに高倍率ズームのHシリーズのほうが効く模様。
現在はRシリーズは4系統に分かれている。
掌に収まるほどに小さい筐体に1型CMOSと、24mF4のレンズを搭載したモデル。耐衝撃や耐水機能つき。
どちらかといえば、アクションカメラ寄りのモデルである。
コンパクトカメラの筐体に大型センサと高性能レンズを詰め込んだモデル。
Wシリーズと比較するとレンズの分だけ、厚みと重量が増している印象。
コンパクトでありながら、1眼の代替が務まる反面。筐体がW型の派生なので、パーツの拡張性に乏しいのが欠点か?
全てはここから始まった基本形。この筐体を見た平井一夫が「デザインを変えるな」と言ったことで以後デザインが大きく変わることはなくなった。
レンズは28-100mmの絞りがF1.8~4.9というモデル。
RX100にチルト液晶とシューインターフェースをつけたモデル。
シューをつけたことによって、大型のストロボや外付けファインダーといった装備をつけられるのが特徴だが、ソニーストアでは取り扱いがないので廃盤になった模様。
有機ELファインダーをつけたモデル。
レンズの絞りがF1.8~F2.8と明るくなった反面。24~70mmとズームの倍率が落ちている。
M3と比較すると、シャッター速度と連写性能が上がり、4K動画が撮影可能になった。
M4と比較すると、連写性能に加えて、AFのポイントが一気に315点に跳ね上がった。後に改良版のM5Aが登場している。
背後の液晶がタッチパネル仕様になった他。
ズームの倍率が24~200mmに跳ね上がった。ただし、絞りがF2.8~4.5と明るさが落ちてる。
現在の最新モデル。M6と比較すると、連写やAF性能が大幅に上がっている。
本機種向けの1インチセンサーを活用したのがXperia PRO-Iである。
レンズの交換ができない1眼といった趣の大型筐体モデル。
高倍率ズーム仕様のモデル
サイバーショット系のフラッグシップモデル。
コンパクトでありながら1眼クラスの大型センサーを搭載するなど、ソニーの本気が込められたモデル。
ただし、値段も1眼上級機が変えてしまうほどに高額。携帯性を求めるならRX1、レンズの交換や性能を求めるなら1眼、という事になるのだろう。
レンズは35mmF2とズームがあまり効かない。
VLOG向けモデルで1インチセンサーとZEISSレンズを搭載している。2024年現在はズーム対応のZV-1Ⅱと単焦点のZV-1Fの2機種となる。
なお、型番にEが入っているものは一眼レフである。
RX100Ⅶの1インチセンサーを最適化したXperia初の1インチセンサー搭載モデル。ベースモデルはXperia 1Ⅲだが、「I」はイメージングのIを示している。
レンズはRX100Ⅶ同様にZEISSレンズを採用。高速オートフォーカス性能は一眼レフのα譲りである。
ソニーの『Exmor』CMOSセンサーを搭載しているモデルは『X』がシリーズ名に付加され、GPS内蔵モデルは型番の数字の後に『V』が付加されていた。
無線LANに対応したシリーズで、最後の機種となるDSC-G3ではフルブラウザーも搭載していた。現在スマートフォンの普及によりWi-Fiに対応した機種は各シリーズで展開されている。
ソニー・エリクソンが展開しているシリーズ。サイバーショットの技術が使用されており、国内ではSO905iCSやW61Sなどが該当する。
シリーズ名は「Thin」の頭文字を表す。横長のデザインで一世を風靡したPシリーズに代わるコンパクトなサイバーショットの主力シリーズであり、いわゆる屈曲光学系を採用した薄型な形状で、レンズは全機種飛び出さないのが特徴。現在販売されている機種はタッチパネルを採用している。その特徴を活かした防水モデルもラインナップされている。
比較的廉価でオートモードでの撮影に特化したライトユーザー向けのシリーズ。前述の通り2007年頃より高機能化が進められておりTシリーズ並みの機能が搭載されているが、こちらはレンズが伸びるスタンダードスタイルなため、ズーム倍率などはTシリーズよりも大きめ。
ソニーストアのwebページにはWシリーズの最終端末も掲載されているが、販売は終了している。
シリーズ名は「Hi-zoom」の略。その名の通り高倍率ズームを搭載している本格派機種である。多種多様な機能を搭載しており、現在は強力なアクティブ手ぶれ補正などで、ビデオカメラ顔負けの高画質動画も撮れるカメラという位置付けになっている。
最終モデルはHX99。すでに販売は終了している。
液晶画面などを持たず、Wi-Fiでスマートフォン・タブレット等とワイヤレスで接続することを前提に作られたレンズスタイルカメラ。バッテリーやメモリーカードスロットは内蔵しているため、あてずっぽうな構図でよければ単体でも撮影出来なくはない。
掲示板
2 ななしのよっしん
2012/06/06(水) 20:24:28 ID: CrtzXSL3IG
Rシリーズ復活か。Rは大型センサの画質重視モデルってことでいいのかね。
3 ななしのよっしん
2012/06/14(木) 21:42:51 ID: UsZ+z88Tsy
DSC-RX100、時代の風を感じるなぁ。
1インチセンサー搭載でギリポケットに入るサイズ
レンズバリア内蔵ってのが凄く敷居を下げてる。
ハイエンドコンデジの中では高杉って程の値段では無いし、これは売れそうだ。
4 ななしのよっしん
2014/02/13(木) 20:24:04 ID: yO+zpDfFee
Uシリーズを8年間メインカメラで使ってた
結局壊れたので買い換えたが
代わりになる機種がないんだよなー
しばらくソニーから離れてたが
今久々にソニーの機種候補に入れてる
なんだかんだでソニーのデジカメは
結構優秀だと思う
地雷を踏まなければの話だが
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最終更新:2024/04/25(木) 21:00
最終更新:2024/04/25(木) 21:00
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