サイバース世界とは、アニメ『遊☆戯☆王VRAINS』に登場する架空の世界である。
ネット上のどこかに存在する、6体のイグニスが作り上げた世界。ハノイの騎士やSOLテクノロジー社が探し回っているが…。
『サイバース世界ってのは…どんなところだ?』
『いいところだ。俺たちのパラダイスさ!
そこは、6人のイグニスで作った世界だ。俺たちはサイバースのモンスターをたくさん造った。
そこじゃみんなが役割分担を果たしながら、気ままに暮らしてた。
まぁ俺はぐうたらであんまり働かなかったから、厄介者にされてたけどな』(TURN45/PlaymakerとAi)
世界の中心には塔があり、その周囲をデータストームが巡っている。そこから6方向に6属性のエリアが展開しており、イグニス達が個人で担当する場所となっている。
水のエリア:水面が広がっている。アクアの作ったカードを考えればおそらく海。
地のエリア:遠くまでひたすら続く岩山。
光のエリア:都市のような建造物が立ち並び、大きな城がひとつ建っている。
炎のエリア:巨大な火山があり、激しく煙をあげている。
風のエリア:断崖の上に森があるように見える。後のウィンディの自作エリアを見るとおそらく谷。
闇のエリア:なにもない大穴。Aiがサボっているから大穴があきっぱなしなのだろうか?
5年前に起こった、リボルバー率いるハノイの騎士による襲撃事件。
遊戯王VRAINS第1話は、大量の《クラッキング・ドラゴン》に焼き払われたサイバース世界とプログラムで捕縛された5体のイグニスのシーンから始まる。
この時、襲撃の場には居なかったらしい(サボっていた?)闇のイグニスの活躍で、サイバース世界のアドレスは隠蔽され、5体のイグニスは難を逃れた。
人間からの襲撃を受けて、残ったイグニス達は人間との関係について議論し始めるが…。
PlaymakerとAiがハノイの騎士と戦っていた頃に起こった[1]、謎の勢力による襲撃事件。
イグニス達は襲撃によって散り散りになり、Aiが帰ってきた頃には既にリンクリボー以外誰もおらず、荒廃したサイバース世界が残るのみであった。
草薙仁の意識データを奪った謎のデュエリスト・ボーマンの行方を追うPlaymakerは、同じくサイバース世界襲撃の犯人を追う不霊夢と協力してイグニス達を探し出し、事件の証言を集めることになる。
凶器として使われたリンク魔法《裁きの矢》はボーマンやビットブートが使用しており、彼らは襲撃犯の一味と考えられるものの誰かに指示されている感が強く、主犯ではないと思われる。
はたして、謎の勢力の正体、そして襲撃事件の真犯人とは…?
襲撃の犯人はAiが組んだプログラムを突破し、サイバース世界をあっという間に崩壊させた。
そもそもAiが5年間もSOLやハノイに追われていたのは、彼らにはサイバース世界を自力で見つける事ができないからである。
Aiの証言が真実ならば、犯人はハノイの騎士や、イグニスであるAiよりも上の実力を持つ人物ということになる。
襲撃後、不霊夢はネットから隔離された安全な場所へ逃れる為に穂村尊に接触し、その後、散り散りになって隠れてしまった4人の仲間を探そうとPlaymakerに助力を要請した。
不霊夢の目撃証言によれば、犯人はリンク魔法《裁きの矢》を使ったとのこと。また、彼の回想シーンでは巨人のようなモンスターがサイバース世界を焼き払う様子が見られる。
不霊夢は仲間のイグニスを疑う事を好まない。ウィンディに対して疑惑がかかった時も「君はウィンディを疑うのか?彼は私の仲間だ」とかばってみせた。
『敵をおびき寄せてどうするんだよ?』
『もちろん戦うさ。そいつにサイバース世界を滅ぼした罪を償わせる。
この件に関しては、さすがの冷静沈着なボクも憤慨しているんでね』
襲撃後、LINK VRAINSの進入禁止エリアに風のワールドを作っていた。
その理由は仲間のイグニスが気づいて訪れるのを待つ為、そしてサイバース世界を滅ぼした敵が嗅ぎつけてくるのを迎え撃つ為である。
風のワールドには様々なものが入り込んでくる為、ボーマンに侵入された事には気づかなかったと言う。人間不信気味なのかPlaymaker達には非協力的だったものの、侵入者らしき反応の場所を教えた。
しかし、ボーマンの敗北と同時になぜか風のワールドは消え失せてしまう。結果的にはボーマンをかばった事になり、Playmakerから疑われる羽目になるが…。
『この世界において高等な文明を築ける存在は、人間と、我々イグニスしかいない。
そして、イグニス同士は争う必要がない。
となれば、サイバース世界を破壊したのは自ずと「人間」という結論が導き出される。
これは合理的な答えだ』
襲撃後、アースは身を隠しながらLINK VRAINSの様々な場所にアクセスして行方不明のアクアを探していた。襲撃犯として人間を疑っており、そのうえオリジンがハノイの騎士である為に人間のほうには近づきたくなかった様だ。
また、Playmakerとのデュエル後に「自分はボーマンという人物について何も知らない」という回答を与えた。ここで嘘をつかれては元も子もないが、デュエルの報酬なら正確な情報だろう。この情報により、アースは真っ先に犯人候補から外れる事になる。
真実と嘘を見分ける能力を持つイグニス。彼女の前で決して嘘をつくことはできず、Aiによればこの能力があるためにサイバース世界には裏切りも陰謀もなかったとのこと。
しかし逆に言えばそれは、アクアが嘘をついていたら誰にもわからないという事である。
また、ライトニングの証言によれば「彼女はサイバース世界が滅ぼされる前から行方不明になっていた」とのことであり、襲撃時のアリバイがない。
『我々はハノイの騎士の襲撃を受けて、
君がサイバース世界を隠したあと徹底的に防衛プログラムを見直した。
だが、それが作動しなかった。
我々はスキャンモードに入っていて身動きできない時を狙われたんだ』
襲撃後、ライトニングはネットのどこかに身を潜めていた。光速で動くことのできる能力を持ち、逃げる事は容易いと思われる。
イグニスが組んだ防衛プログラムに対処する事は身内以外には不可能であると考えており、襲撃時に行方不明だったアクアをスパイとして疑っている。もし身内の犯行であるならば、不霊夢の証言と一致することになる。
ウィンディがAiを「もてなす」ために作ったワールド。急いで作ったので色々適当。
電脳世界に存在するのになぜか段ボールのような素材で書き割りを作るこだわりを見せている。
なお、あとで一切の躊躇なくハノイの騎士たちに焼き払われた。
サイバース世界襲撃(2回目)を受けてボロボロの荒れ地になったサイバース世界。
第47話でAiが帰郷するほか、第103話の墓碑、第117話の決戦の地が、おそらくこの崩壊後サイバース世界と思われる。
また、ED6でのイグニスが登場するシーンの背景はこの場所。(空模様が同じ)
第117話では空の上に地球が見える。元からあったのか、別エリアなのか、Aiが足したのかは謎。
完膚なきまでに破壊したと言われていたが、「ライトニングの洞窟」は破壊されず残っている。地下洞窟なのだろうか。
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最終更新:2025/04/11(金) 01:00
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