『サガット』とは、一般的な名前の一つである。
本記事では、特別な人物が現れない限りゲーム「ストリートファイター」シリーズに登場する架空のキャラクター、サガットについて記述する。
タイ出身の「隻眼の猛虎」と呼ばれる格闘家。身長は220cmを超える。対して体重がやたらと軽い。作品によっては100kg無いことも。痩せてるってレベルじゃねーぞ!
第一作ではラスボスであり、ムエタイの帝王として君臨していた。しかし当時無名だったリュウの必殺技「昇龍拳」に敗れ、この時に胸の傷ができた。
再びリュウと拳を交えた闘いで、名声も復讐心も空しい物と考えるようになり、以降のサガットは「唯一自分と肩を並べる好敵手」として、リュウとの戦いを楽しみにするようになる。
かつて火引弾(ダン)の父と戦い、片目を失うものの勝利している。その時にダンの父親は命を落としており、それが理由でダンはサガットを父の仇として見ている。ただしこれはZEROシリーズ独自の設定であり片目を失った理由については作品によって様々である。
サガットのホームはタイ。涅槃物(ねはんぶつ)と呼ばれる寝釈迦像を背景に戦う。
性格としてはリュウのような求道的な人物には誇らしく思い、まやかしに翻弄される者や独善的な者、力や復讐しか求めない者に対しては容赦ない態度を見せる。これらの態度や言動は格闘家に向けてのものであって、地元の村民など非戦闘者からは慕われている。
ベガの誘いに乗ってシャドルー所属の身となるが、ベガに対して好印象は抱いておらず、特に信頼している訳ではない。パロディなどでは世界各国へ修行するリュウに会いたいがためシャドルーを利用して手早く見つけたいネタもあるが、あながち見当違いではないだろう。
「ストリートファイターIV」にて山奥の村で修行の日々を送り、ベガの勧誘を断っており、後にシャドルーを脱退。「ストリートファイターV」のシャドルー四天王は彼の代わりにF.A.N.Gが入ることになった。
悪人でもなければヒーロー的な善人とも言い難い、サガットは独自の道を歩み今日も修行に明け暮れる。
名前のモデルは実在のムエタイ選手のサガット・ペッティンディーで、ゲームのサガットと違い、ライト級の小柄な選手。
外見のモデルは漫画「空手バカ一代」に登場する最強のナックモエ(ムエタイ選手)のレーバンと云われ長身・スキンヘッド、眼帯の特徴を揃えていた。
動きが遅く、異常な長身であるに喰らい判定も大きいが、それ故にパンチ、キックとも長いリーチを持つ。
初めてプレイヤーキャラとして使用できるようになった『ストリートファイターII´』では上下に撃ち分けできる高速の飛び道具「タイガーショット」を砲台のごとく連発し、跳び込んできた相手を対空必殺技「タイガーアッパーカット」で撃墜するスタイル。シンプルながらも安定した戦いが出来るため、1、2を争う強キャラとして認知された。
TURBO以降は調整が加えられ、使いにくくなってはいるが、基本的な戦い方はずっと変わっていない。
『CAPCOM VS. SNK』ではレシオ3の高コストキャラとして登場。
『CAPCOM VS. SNK 2』では、立ち・しゃがみそれぞれの強パンチが高性能で、最強キャラクターの一人に挙げられている。同作では強パンチを放つ際の声「デヨ」が、サガットの強パンチを、更にはサガット自体を指すプレイヤー間の隠語として定着している(この隠語を嫌うプレイヤーもいるので、使うときは注意が必要である)。
『ストリートファイターIV』でにおいても、「タイガーショット」の撃ち分けと、対空で「タイガーアッパーカット」で迎撃するスタイルは健在。 ほとんどのキャラクターと互角以上に戦える性能を誇り、最強キャラの一人に数えられる。
(そのため、他キャラの使い手からはあまり快く思われていないのが現状)。
ニコニコ動画では相手を対空で打ち落とし、EXセービングキャンセル前ダッシュで近づきステップハイキック(前大キック)からのタイガーディストラクションで決めるコンボが出ると「はいはいワロスワロス」「ワロスコンボ」とコメントされる事が多い。
▶もっと見る
掲示板
急上昇ワード改
最終更新:2025/04/24(木) 02:00
最終更新:2025/04/24(木) 02:00
ウォッチリストに追加しました!
すでにウォッチリストに
入っています。
追加に失敗しました。
ほめた!
ほめるを取消しました。
ほめるに失敗しました。
ほめるの取消しに失敗しました。