サクラホクトオー 単語

7件

サクラホクトオー

2.8千文字の記事
  • twitter
  • facebook
  • はてな
  • LINE

サクラホクトオーとは、1986年生まれの日本の元競走馬・元種牡馬である。
この不運と踊っちまったの一頭。
名は冠名サクラチヨノオー千代の富士から取ったことから、子の横綱北勝海あやかっての命名。 

な勝ち
1988年:朝日杯3歳ステークス(GI)
1989年:セントライト記念(GII)
1990年:アメリカジョッキークラブカップ(GII)

1988年JRA賞最優秀3歳

概要

1970年代伝説、内種牡馬の地位を大いに高めた天馬トウショウボーイ牧場の名サクラセダン、半サクラトウコウ・チヨノオー兄弟がいる良血である。
(以下、齢は旧齢表記) 

3歳の東京開催でデビュー。ここを快勝するとオープン府中3歳ステークスも圧勝で飾り、朝日杯3歳ステークスも圧倒的人気に応え勝利クラシックの最有補にのし上がった。

しかし、4歳初戦として迎えた弥生賞はまさに田んぼのごとき不良馬場であった。ホクトオーは一番人気に推されるがノメって全く競馬にならず4以上離れた12着に惨敗してしまう。
そう、このパンパンの良馬場じゃないと自慢の駆ける脚が鈍って駄馬にも劣る走りしかできなくなるという弱点を背負ってしまっていたのだ。
しかし、本番は巻き返せる、大丈夫だ!と営は思っていたが…なんと皐月賞不良馬場ホクトオー営はを呪ったことであろう。
レースは4あたりでズルズル後退し始め19着惨敗。競走中止が一頭いたので実質ドベである。何故だ!どうしてこうなった!
日本ダービー恵まれたが、弥生賞皐月賞で嫌気がさしていたのか9着敗。万全なら面かったと思うけどなあ…周りクッソ弱かっry。

しかし初戦のセントライト記念は3番人気と軽視されたが勝利し再び役の一頭になるか…と思われたが、
菊花賞走の記憶があったことや、血統的に理だろうと思われたようで、混戦にもかかわらず人気をさらに落とした。
こりゃ、ホクトオーの実を思い知らせるしかないな!と上の小島太が採った策は…

直線外ラチ一杯追い込み何故!?どうして!?

こだまする太のアホー!くたばれー!…が届いたかは知らないが残り200mだけで5着に突っ込んだ。なんじゃそりゃ。
動画を実際に見て欲しいのだが、後100mあったら前の4頭をまとめて差し切っていた性もある程の末脚であった。
小島太が狙ってやった…わけではなく、ホクトオーが馬場の切れに驚いて自ら大外に飛んでいったのが相らしい。すまんな太。でもお前ならやりそうな気もするんだよ…。
にもにも、ようやく実全開でGIを取るチャンスが訪れたのに結果は自爆。とことん不運と踊るのが好きなである。

次走には有馬記念を選択。スーパークリークイナリワンには敗れたものの3着を確保。翌年以降に期待を持たせる内容であった。
そして有馬記念から連戦で臨んだ年明けの初戦、アメリカジョッキークラブカップを快勝。これは今年こそ役!と思わせたのだが…
大阪杯では一度したはずの稍重馬場やっぱりダメだったようで7着、天皇賞(春)は単純に不向きだったようで惨敗。なんてこった。
だけど宝塚がある!と思ったら脚元を痛め一年間休養。運がないと底的に不運が襲う、勝負事の恐ろしいところである。
翌年復帰したが2連敗し引退種牡馬入りした。しかしサクラスピードオーとサンライズシャークくらいしか出せず種牡馬としても失敗。2000年に腸捻転を起こし亡くなった。

彼の生はとにかく、運がないの一ることができてしまう。例えば、

もう、ホクトオーに氏ね二回死ねと言っているかのようであった。ホクトオーが何したってんだよ!
もし事にクラシックをやり過ごしていたら、1989年世代がああも悪し様に言われることはなかったかも知れない、そう思わせるだけのはあった。
…頭が異常に高い、柔らかさのかけらもない不格好なフォームなんで、結局大成できなかったかも知れないが。

余談だが、ミスターウジンというホクトオー・スピードオー子と共に走った経験がある。 
ホクトオーとは皐月賞で、スピードオーとは1998年ステークスで一緒に走っているがってミスターウジンに敗れている。
この話でもおミソにされる辺り、サクラホクトオーというはつくづくそういうの下に生まれたんだなあ…としみじみしてしまう。 

血統表

トウショウボーイ
1973 鹿毛
*テスコボーイ
1963 黒鹿毛
Princely Gift Nasrullah
Blue Gem
Suncourt Hyperion
Inquisition
*ソシアバターフライ
1957 鹿毛
Your Host Alibhai
Boudoir
Wisteria Easton
Blue Cyprus
サクラセダン
1972 鹿毛
FNo.16-a
*セダン
1955 鹿毛
Prince Bio Prince Rose
Biologie
Staffa Orsenigo
Signa
*スワンウッドグローヴ
1960 黒鹿毛
Grey Sovereign Nasrullah
Kong
Fakhry Mahmoud
Fille de Salut
競走馬の4代血統表

クロスNasrullah 4×5(9.38%)、Hyperion 4×5(9.38%)、Mahmoud 4×5(9.38%)

主な産駒

関連動画

サクラホクトオーでタグ検索すると出るのがこの2つである。勝ちレースはない。…カワイソス

関連商品

関連コミュニティ

関連項目

外部リンク

この記事を編集する

掲示板

おすすめトレンド

ニコニ広告で宣伝された記事

記事と一緒に動画もおすすめ!
もっと見る

急上昇ワード改

最終更新:2024/04/23(火) 16:00

ほめられた記事

最終更新:2024/04/23(火) 16:00

スマホで作られた新規記事

ウォッチリストに追加しました!

すでにウォッチリストに
入っています。

OK

追加に失敗しました。

OK

追加にはログインが必要です。

           

ほめた!

すでにほめています。

すでにほめています。

ほめるを取消しました。

OK

ほめるに失敗しました。

OK

ほめるの取消しに失敗しました。

OK

ほめるにはログインが必要です。

タグ編集にはログインが必要です。

タグ編集には利用規約の同意が必要です。

TOP