サノス 単語

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サノス

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サノス』(THANOS)とは、マーベルコミックスアメコミに登場する大物スーパーヴィランである。

概要

ライタージムスターリンが、ジャックカービーの書く「ニュー・ゴッズ」に登場するカリスマ暴君邪神ダークサイドに感銘を受けサノスが誕生したというのが通説だが、スターリンるには、最初に彼が描いたサノスのスケッチは「ニュー・ゴッズ」に登場する知識を探する科学者・メトロンに似ていたそうである。

それでも彼がカービーに受けたは大きく、サノス及びタイタニアンズ(タイタンズ、タイタン人とも)は、カービーが後に書いた「エターナルズ」との関連が明らかになる。というか後付け設定で、スタン・リーが作ったウラニアンズもタイタニアンズも、に近い種族エターナルズの分である事が判明した。アメコミなので後付けはいつもの事。

ちなみにサノスという構想自体は、スターリン大学時代に心理学を専攻していた時に思いついたものらしい。名前(THANOS)の元ネタは、ギリシャ神話にて死や限りある命をタナトス(THANATOS)というからきている。

オリジン(現行設定に基づく)

約75万年前、エターナルズ同士の内戦においてクロノスに敗れたウラノス地球を離れ、コロニーを作って住んでいた。本当は当初ウラノスと彼の部下は地球エターナルズへ報復し征する事を企んでいたのだが、大マゼランを支配する列強のクリ帝国軍艦隊と運悪く戦闘になり、せっかく地球への報復用に建造した戦艦も撃沈されてしまう。生き延びたメンバーは命からがら土星衛星タイタンへと落ち延び、結局はそこでコロニーを作って暮らす事にしたのである。彼らの事をタイタニアンズと呼ぶ。

しかしどれぐらいかの日が経った頃に存在ドラゴンオブ・ザ・ムーンので内戦を煽られ、タイタニアンズは壊滅してしまう。一応スイサンという女性が生き延びるが、彼女文字通り最後の1人となってしまった。

そこへクロノス息子アラースというエターナルズがやってくる。彼もまたかつてのクロノスとウラノス兄弟の内戦と同じように、兄弟ザラスとの争いに敗れて地球を去ったのであった。一応言っておくとアラースは「選挙で」ザラスに敗れたのであって、内戦勃発を嫌って潔く立ち去ったため、ウラノスよりはかに人格者である。

タイタンに辿り着いたアラースはスイサンを発見すると2人でタイタンを始める。子宝にも恵まれ結構な数の子供が生まれたようだ。新生タイタニアンズの始まりである。メンターと名乗り始めたアラース率いるタイタンエターナルズ、すなわちタイタニアンズはかつてのように人口も増え、またクロノスエネルギー実験失敗した際に地球エターナルズはそので不死化したため、アラースの子供達にもある程度の不死が備わるようになった。このため少なくとも寿命では死なない。

しかし順調なのはここまでで、タイタニアンズはまたしても不幸に見舞われる事になる。

ある時、メンターとスイサンの間に2人の子供が生まれる。エロスと名付けられたが、は他の子供達とは全く異なっていた。というのはその子だけ突然変異で、紫色の肌と縦に複数割れ(ケツ進化系)を持つ醜い姿で生まれたのである。しかも体毛ゼロ。どちらかというとエターナルズよりディヴィアンツという種族に似ていた。

…そう、その子供こそサノスだった。

エターナルズ神話々のような強く美しい種族である。女性美しいのは当たり前、男性イケメンウホッいい男ばっかり。そんな中で1人だけ醜い怪物のような姿で生まれた所を想像して欲しい。しかもエロスは陽気でイケメン。当然といえば当然だが、彼は暗い性格になりぼっち化した。

一応エロスだけはサノスにも進んで接してくれたのだが、いくらなんでもイケメン一族の中で1人だけブサメンなのはあんまりな話である。まさに格差社会。他にやる事がなかったので勉強していたらしく、バイオニクスやオカルトへの知識が深まった。知識に従い体に強化を施すと、タイタニア最強となる事に成功した。

他にも若い頃には既に「死」への崇拝が始まっており、その思想や精全にニヒリストであった。もしイケメンだったらニヒリストにはならなかった可性大。どうやらこの過程で宇宙最上概念の1人であるデス、すなわち死の概念の化身・全ての死の集積たる存在(一応女性だが決まった姿はなく、どんな姿にもなれる存在)に出会ったようだ。ついでにデス一目惚れしている。

その後サノスはどうやら犯罪に手を染めたと言われ、メンターにより追放された。次に戻ってきた時のサノスはなんと故郷タイタン爆撃を行い、大勢のタイタニアンを虐殺した。一説ではこの時に突然変異の原因を調べるためにスイサンを生きたまま解剖したとも言われているが…。この辺りから彼の評判は宇宙の裏社会に知れ渡り、大勢のならず者を部下として大艦隊を編成する。デスの狂信者となったサノスにとって、もはや「他人の命は投げ捨てるもの」になっており、地球に来た時に何の罪もない人間子を「撃されたから」殺した。

この時はサノスもまだ知らなかったが、密かにこの子の父親はサノスの祖クロノスの手で再生ドラックスという戦士に生まれ変わった。子のはメンターに育てられムードラゴンという女性戦士となる。しかしこ子はなぜか再生後にハゲた。ちなみにこの子を復活させた理由はサノスを倒すため。ドラックスはかのハルクに匹敵する筋・サノスの位置の感知・ハルクに匹敵する耐久力・飛行・ブラスト宇宙飛行など数々の超能力クロノスに与えられ、ムードラゴンは訓練を積みX-MENプロフェッサーX級のチートテレパシー(広範囲であらゆる存在の精を自在に操る)と格闘技の腕前を身につけた。祖から暗殺者を送り込まれるってどんだけー。

アメコミではよくある事だが、これらはほとんど後に判明した設定だったりする。
サノスが初登場した1973年2月アイアンマン55号ではなんか凄そうなヴィランが登場したという程度で、詳しいオリジンはまだ不明であった。構想自体は既にあったと思うので一概に後付けとは言えないけど。

初期の活躍

血の繋がった家族と敵対しようがお構いなしの彼は、なんとなく銀河を思いつく。

現実改変を可にするコズミックキューブという立方体の装置を手に入れようと画策し、あっさりと入手してしまった。地球ヒーロー達の妨もなんのそのである。しかしニヒリズムか、彼は自らミスを犯してしまう。コズミックキューブを勘違いで破棄してしまい、サノスのライバルの1人の初代キャプテン・マーベル(クリー出身)の手でキューブを粉砕されてしまった。デスからも呆れられたのでサノスは仕方なく退却する。

それから日が流れ、アダムウォーロックという人造人間と出会う。

この頃のアダムは「従or死」という思想の邪教集団教祖メイガスと敵対しており、サノス的にもメイガスが色々邪魔だったのでアダムに協した。この頃はアダムメイガスがサノスと切り離せないぐらい深い関わりを持つキャラになるとは、まだも思わなかったが…。メイガスの正体は未来アダムの姿で、アダムダークサイドであった…そこ、ダークサイドで別の意味を想像しないように。サノスとアダムの連携でタイムラインを弄られメイガスは消滅、一応危機は去った。しかし腹黒いサノスは密かにアダムが持つソウルジェムというる宝玉にをつけており、パワー秘密裏に抽出していた。サノスはアダム友人ピップ・ザ・トロール精神崩壊させ、天塩にかけ暗殺者として育てていた義理のモーラも、サノス自身の危険性がガモーラにバレて向かわれると殺した。全く容赦がない。

で、これらの行とソウル以外の5つのジェムを集めていた事がアダムにバレて、地球ヒーロー達が阻止しにきた。アダムの捨て身の攻撃でサノスは石化して死亡する。死んだアダムソウルジェムの内部世界で密かにピップとガモーラを保護していたので、彼らと穏に暮らした。一方のサノスはというと、を患いヒーロー達に見守られて亡くなった初代キャプテン・マーベルデスの元へと導いたりしながらしばらく暇を潰していた。

余談だが、最初は「ソウルジェムしか」存在しなかったのに、後付け設定で他にも精間・現実・時間のジェムが存在していた事になりソウルジェムズと呼ばれ始め、最終的にはインフィニティジェムズとして定着した…と思ったら7つジェム、そしてジェムそのものの正体が判明した。アメコミなので気にしたら負け。

インフィニティシリーズ

結構経った頃にデスの手で更に強化されて復活し、デスへのからインフィニティジェムズを収集し始める。

エルダーズ・オブ・ザ・ユニバースという何十億年も生きている存在の一団がインフィニティジェムズでギャラクタス殺未遂事件を起こした後は、エルダーズのメンバー5人と宇宙意思のような連中の下の計6人がそれぞれのジェムを所持していた。ミニシリーズ「サノス・クエスト」の始まりである。

まず様々な機を持つ浮遊玉座に座ると、宇宙意思の下っぽい(インビトウィーナー)が囚われている次元へと向かう。サノスのを以ってしてものりは険しく、体が歪み、溶け、凍り、ひび割れて顔が崩壊し、精にも悪が出ていた…そこは別の次元の住人が来るべき次元ではなく、その次元では本来「異物」であるサノスは未知の法則で引き起される異常で心も体もズタズタにされたのだ。だがサノスはその程度では止まらず、「はサノス、ゆえにこの程度はなんら問題にならん」と心の中できながら強再生で強引に通過したのだ。

そしてインビトウィーナーのいる次元へと到着、襲い来る番兵の怪物を一で焼き払うとインビトウィーナーを解放する。ギャラクタス殺未遂事件に関与していたインビトウィーナーは、創造である秩序の化身マスター・オーダーと混沌の化身ロードカオスから監禁処分を受けていたので、解放心から望んでいたのだ。だがそこはサノス、インビトウィーナーをまんまと騙してソウルジェムを強奪すると足テレポートで退散する。オーダーとカオスに折檻されるインビトウィーナーを置き去りに、サノスは次のジェムを奪いに行く。

タイムジェムを所持する園芸オタクのガーデナーは強植物操作でサノスに襲いかかるも敗北
ガーデナーからジェムを奪ったサノスは次の的地へと移動する。

とある惑星で軍隊を軽々と蹴散らせていた格闘技オタクチャンピオンの元に出現したサノス。お互い軽い自己紹介を済ますと戦闘を開始した。ただでさえハルクのような凄まじい怪力を持つチャンピオンが、パワージェムで更に強くなっているのではっきり言って無理ゲーなのだが、格闘技を極めているチャンピオンの攻撃をサノスは捌き続けて少しずつ反撃を行う。相手は何十億年も格闘技を嗜んできた存在のはずだが、それだけサノスが強いという事だろうか…。

決闘にも関わらず機械バリアを発生させたサノスの卑劣さに激怒したチャンピオン高く上がると、サノスがけて高速で突撃した。チャンピオンの拳が当たる間にテレポートでサノスが回避すると、チャンピオンの拳がそのまま地面へ突して惑星爆発させてしまった。ボロボロに破れながらも惑星の崩壊=サノスは死んだと確信したチャンピオンだが、傷のサノスが玉座に座って姿を現す。段々冷静になってきたチャンピオンは自分が宇宙空間で動けない事に気づく。他のエルダーズと違いチャンピオン宇宙を飛べないようだ。サノスはジェム譲与を条件に救ってやると持ちかけてまんまとチャンピオンを騙し、ジェムを受け取るとその辺の惑星チャンピオンを捨てた。

次の相手はスペースジェムを持つ走りオタクランナーだったが、余裕でより速いランナーの猛攻に苦戦する。
だがタイムジェムランナー赤ん坊に変えて勝利する。

コレクションオタクのコレクターには幼児化したランナー(幼児化した存在、つまり希少価値がムチクチャ高い)とリアリティジェムの交換を持ちかけて、交換してもらった。そう、趣味が生き甲斐というエルダーズ共通の弱点を上手く突いたのだ。

最後の強敵はゲームオタクグランドマスター
グランドマスターイカサマすらえる更に卑怯イカサマゲーム勝利したサノスはついに全てのジェムを入手し、用のガントレットジェムを装着した(インフィニティ・ガントレット)。

この後のストーリーが有名な「インフィニティ・ガントレット」だが、またも自分から敗北意識に望んだため敗北、全すらえるジェムも捨て去り人の農家となった。

しかし農作業から帰ったある日、自宅の管理AIから異常の報告を受ける。
データから宇宙規模の危機を察知したサノスは独自に調を始める。地球では天才科学Dr.ドゥームぐらいしか異常に気づいておらず、そのドゥームですら詳細までは掴んでいなかった。宇宙意思の1人で時間の化身エターニティがギャラクタスのの前で死にかけているのを発見したサノスは、センサーを頼りに捜索を行なって塞を発見する。エターニティを何者かが危険にしている事を突き止め音記録していると、背後からかが呼びかけてきた。その正体はあのメイガスなんとかつて倒したはずのメイガスが、アダム自身に色々あったせいで復活してしまったのだ…「インフィニティ・ウォー」の始まりである。

一時は「インフィニティ・ガントレット」の時のサノスのように宇宙最強になったメイガスを、頭を駆使してなんとか撃退・閉したサノス達。次の「インフィニティクルセイド」ではアダムライトサイドであるゴッデス宇宙浄化計画も、サノスとアダムの頭プレイで解決した。

90年代後半以降のストーリー

それからも戦いは続く。

呪いで狂戦士化した雷神ソーにヒーロー達が苦戦する中、サノスはソーとタイマンして拘束に成功する。しかし誤解からソーのオーディン戦闘になる。惑星どころか恒星すら軽々と素手で破壊するドラックスも最強ヒーローシルバーサーファーオーディンに軽く倒され、サノス自身もかなりの苦戦を強いられた(決着はついていない)。さすがに銀河を吹き飛ばすオーディン相手では分が悪いのか。それでもサノスはシルバーサーファー達とは違ってオーディンの攻撃に何度も耐え、反撃している。シルバーサーファーを始めとする々を砕く実者が全く相手にならないタイラントという存在へと挑む事もあった。さすがに自では打倒不可能タイラントエネルギーを搾り取られたモーグというキャラエネルギーが、タイラントが使った吸収用オーブに僅かに残っていたのを発見すると吸収、おかげでタイラントと対等に戦う事ができた。

ちなみにタイラントはギャラクタスに敗北を制限されたとはいえ、かつては銀河を何個も吹き飛ばす闘をギャラクタスと繰り広げているし、が制限されようがシルバーサーファー程度は軽く倒せるのだ。

最強ミュータントX-MANことネイト・グレイハルクを相手に戦ったり、破棄したはずのクローン達の暴走を止めたり、デスを奪おうとした死のウォーカーと戦うためにソーと2代目キャプテン・マーベルの2人と組んだり、ギャラクタスと戦い彼の精を支配しかけたり外へぶっ飛ばしたりした(ギャラクタスはサノス以上のチートだが)。ギャラクタスの反撃で重傷を負いつつも、ギャラクタスの無限の飢えがハンガーという存在に仕組まれていた事を突き止め、これを排除する事に成功した。

かつてビヨンダーと呼ばれた全の存在が狂って暴れていたので、彼/彼女の精をシャットダウンしてにぶち込んだりもしており、この頃のサノスは世の役に立っている。

デッドプール:SAMURAI

まさかの登場にデッドプール打ち切り危機を感じるほどであったが、とんでもない罪状を引き起こしていた事が判明した。

デッドプールデビルークいったことある?」

サノス……「その既に滅ぼした

デビルークとは週刊少年ジャンプに掲載されたToLOVEるに登場するロマン惑星であったため、デッドプールも「アンタは存在しちゃあいけない生き物だ!!」と激怒する事態となった。

死と再生

全生命根絶を論む異次元の王アニヒラスが起こした大虐殺事件「アナアレーション」でサノスは、アニヒラスと組んだり離反したりしながら楽しんでいた。そこへドラックスがやってきて、心臓を奪われて久々にお亡くなりになるサノス。最後の言葉は「…興味深い(…INTERESTING)」だった。その後デスラブラブ生活を送る。

2010年宇宙規模の危機と戦うヒーローチームシリーズガーディアンズオブ・ザ・ギャクラシー」のストーリーライン復活。勝手に復活させられデスと離れ離れにされたせいか気が狂い、あらゆるものを一方的に殺しつくす理不尽な強さで暴れた。普段から狂っているけど。

コズミックキューブなんとか沈静化されたサノスは拘束され、処分を巡ってガーディアンズ議論するが、以前起きた銀河帝国同士の大戦末期に、ある宙域に異次元と繋がる大空洞「フォルト」が出現しており、この大空洞が大量の敵性存在がいる「キャンサーバース」という宇宙と繋がっている。なので「戦としては」文句のないサノスをガーディアンズは味方につける事になった。しぶとく復活したメイガスのせいでアダム現在死亡している。

能力

新世代エターナルズの一員としてテレパシー、テレキネシス、不老不死テレポートエネルギー操作、物質操作、怪力超スピード再生デフォ

彼の場合は自を更に開発・強化しているため、エターナルズの中でも総合的にはトップクラスであろう。
しかも現在ではデスの手で更なるパワーアップが施されている。デス呪いを受けており、「アナアレーション」の時のようにデス許可しない限りは死ぬ事すらできない。そのなのかは不明だが、デッドプールに自分と同じ死ねなくなる呪いをかける事ができた。

至近距離惑星爆発しようが意に介さず、精神攻撃に対する耐性もトップクラス。そして異様な再生も備える。
もちろん彼自身にも強テレパシーが備わっており、読心や洗脳や精破壊など応用度は高い。前の宇宙宇宙意思と融合しているギャラクタスの精を支配しかけるとかどんなチートだ。

レキネシスで生物・非生物問わず周囲の物体を操作する事や、部下のスクラルを粛清した時のように分子を操る事で石化させる事もできる。また、マンティスというキャラを分子レベル分解した事もあった。

ハルクドラックス、シルバーサーファーといったブラストや腕体を粉砕する事ができるキャラとも互に殴り合い・撃ち合いする事も可であるし、ムードラゴンクラステレパシー効化する事もできる。調子が良い時はドラックス、シルバーサーファー、ビヨンダー、テラックス、フォールン・ワンにも勝っている。ちなみにテラックスは用の惑星を一両断できるが、サノスはそれを羽取りして撃退している。

勉強ばっかりしていた反動なのか才なのか、現在では宇宙有数の頭を持つ天才科学者となっており、フォーフィールドテレポートは自ではなく機械で発動させるのを好む。テレポートの技術に関しては同じ宇宙内ならどこでも行けるし、異次元へと立つ事もできて精度も完璧テレポート装置の小化に関しても、手のサイズとなると彼以外にはできないらしく、「アナアレーション」ではアニヒラス軍も迎撃に当たったクリ帝国軍とスクラ帝国軍もそんな小かつ高性なものは持っていなかった。

クローン技術や医学バイオニクスや医学などあらゆる分野に通じている。ひょっとして万天才なのだろうか?長生きしているため単純に知識量も多い。生活作戦に使用する機材は全て自分で用意できるだけでなく、大宇宙も何隻か建造している。しかしサンクチュアリィ号に関しては何度か戦闘で撃沈している。

ただ知が高いキャラなら他にもいくらでもいるが、サノスの場合はその場その場での頭の回転も速い。策略や戦略に関してもマスターしているし、困った時は口先で上手く他者の心を操る事で乗り切ってきている。交渉以外にも胆な精が役立っており、威圧的に振舞うべきか敬意を払った態度を取るべきかの判断も的確。相手との実差が圧倒的でも恐れを抱かず、ただの強がりではなく正確に全てを把握しつつもとした態度を取る。宿敵であるはずのメイガスですらサノスの知性を高く評価しており、「インフィニティ・ウォー」では「サノス以上に優れる策士は、この銀河内に存在しない」とり、サノスのドッペルゲンガーを作りだして副官につけていた。もちろんメイガス自身も相当頭のキレる策士なのだが…。

非常にバランスがよく、実的にも大抵のヒーローヴィランに圧勝できる。
宇宙を管理するコズミックビーイング達には及ばないものの、一矢報いる程度ならできるようだ。
存在ストレンジャーにあっさり捕獲された磁界王マグニートーと、ギャラクタスやオーディンにも善戦したサノスではえらい違いである。もちろん決してマグニートーが弱いわけでもなく、むしろマグニートーも相当なチートキャラだが。

性格

死という究極の虚無を好むために、せっかく手に入れた全を何度か手放している。この場合は意識にわざとミスするのがお染みのパターンであるため、ファンからは「全を持っていない常時の方がミスしないし強いのでは?」と言われる始末。たとえ卑怯な事でも全くわず、どちらかというと直接殴り合うよりは(これほどの実にも関わらず)裏から物事をコントロールする事を好む屈の頭ヴィランである。
まあアメコミではとても強いヴィランが頭も兼ねているのはしくないけど。

他人に敬意を払う事もできるので、ただ威り散らしているわけでもなく、基本的には至って冷静かつ紳士的。相手の実が自分以下でも、わざわざ「私には君と戦う意思はないよ、ご婦人。わかって頂けないかね?」と言いながら投降する事もたまにある。単純に毎度毎度を振りかざしているのではなく、状況に応じて決めているようだ。

血の繋がった家族を容赦なく殺するなど冷酷さや狂気立つため、キチガイ呼ばわりされる事も少なくない。
そもそも異名がマッド・タイタンの時点で公式認定マジキチ。だがかつて殺したガモーラと再会した時はお互い楽しそうにしていたし、デスに対しては崇拝と深い情を抱いている。そのためデッドプールデスに絶対会えないように不死化させた。

そして宿命のライバル…というより友のアダムウォーロックの存在。
前述のようにこいつら敵対して殺し合いにも発展しているのに、必要に応じて何度も共闘している。
かつてアメコミ邦訳雑誌「マーヴルクロス」には「アダムはサノスと袂を分かった」と書いていたが、袂を分かつどころかサノスの人生の要所要所でアダムが彼にアドバイスを与えている。普通ならとっくに憎しみ合いに発展しているだろうが、彼らは相変わらず仲がいい。はっきり言って公式でありながらこの2人からは「キャプテン・アメリカアイアンマン」「プロフェッサーXとマグニートー」に勝るとも劣らぬ強な腐臭が漂って…おやか来たのかな?
もちろんこの2人の801的な二次創作海外にあったりする。

日本では邦訳された登場作品が一部ゲームと「インフィニティ・ガントレット」「DC vs MARVEL」しかないので、ネット上ではインフィニティ・ガントレットの強さ以外ほとんど知られてないし、ゴリラのような姿が災いし勝手に脳筋キャラ扱いされている。脳筋キャラとは全に対極に位置しているにも関わらず悲惨な話である。強いて言えば筋脳キャラ(筋肉まででできている)か。

逆に本場アメリカネット上ではガントレットくても有能な事が知られている。だがいかんせん、ダークサイドの模倣キャラなので少なからずアンチもいるようだ。ジムスターリンはサノス以外にもダークサイドを模倣したキャラを作っているので余計に批判を受けやすい。しかしダークサイドは「自分の支配する惑星に帰還した間に内戦が終結する」という圧倒的なカリスマキャラなので、模倣したくなるのも仕方ないのかも知れない。
だが今となってはダークサイドとサノスの方向性にかなり差が出ているので、充分に差別化はできている。

DC vs MARVEL」では実際に両者が世界を越えて夢の共演を果たし、どちらも大物の貫録と迫を漂わせながら対峙した。

マーベル・シネマティック・ユニバースでは

現在進行しているマーベル実写映画群『マーベル・シネマティック・ユニバース』では、『アベンジャーズ』のエンドクレジット後に姿を現しているほか、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』でも登場している。その養女であるガモーラは離反し、ピーター・クイルことスターロードらと共に行動を共にしている。

その後は『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』『アベンジャーズ/エンドゲーム』2作にて本格参戦。

インフィニティ・ウォー』ではMCUフェーズ3の大トリを務めるスーパーヴィランとしてアベンジャーズ相手に大立ち回りを演じ、インフィニティ・ストーンを集めて、インフィニティ・ガントレット完成させ、宇宙の生命の半分を消し去るという野望を一度は達成した。

エンドゲーム』では量子世界を通じて「タイム泥棒作戦を実施したアベンジャーズに乗じて、過去の時間軸のサノスがアベンジャーズを急襲。アベンジャーズが集めたインフィニティ・ストーンをめぐっての戦を繰り広げた。

格闘ゲーム

カプコン対戦格闘ゲームマーベルスーパーヒーローズ(MSH)」「マーベルVSカプコン2マブカプ2)」に登場している。

MSH」では、インフィニティガントレットストーリーの下敷きに使われたのでラスボスを務め、必殺技

  1. 体当たり攻撃の「タイタンクラッシュ
  2. 相手を捕らえて動けなくする「デススフィア

の二つしかもっていないが、そもそも必殺技と勘違いするレベルの通常技が満載されており、地味必殺技よりも明らか立っている。見たがよりゴリラ化されたせいかパワーも半端ない為、対応を知らないとされる。

そのほかインフィニティジェムを用いた

  1. 巨大な弾を放つ「ガントレットパワー
  2. 前後に出現したで挟み込む「ガントレットリアリティー
  3. 吸い込んだ瓦礫を相手の頭上から降らせる「ガントレットスペース
  4. 相手の体力を吸収する「ガントレットソウル
  5. 相手の移動速度ジャンプを遅くする飛び道具「ガントレットタイム
  6. 相手の操作を逆にする「ガントレットマインド」

の6つものインフィニティスペシャルをもっている。

MSH」ではボスキャラは使用できなかったが、フリープレイして裏コマンドを入することで使用できた。これは容量の埋めの為にいれられたヴァンパイアシリーズ幼女アニタのキャラデータを用いて、プログラマが勝手に操作可にした際に、一緒に操作可にされたともいわれている。論、し放題なプレイが可だが、フリープレイ設定にする必要がある為、店員に直接を払う必要がある。

マブカプ2」ではプレイヤーキャラとして登場。インパクト絶大な飛び道具だったしゃがみ強攻撃やガントレットタイム・ガントレットマインドが削除されているが、デススフィアの使い勝手の良さや相手を選ばない基本性により、優秀な中堅キャラとなっている(上位が壊れキャラばかりな為)。

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