サブロー（野球）とは (サブローとは) [単語記事]

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サブロー（本名：大村三郎、1976年 6月1日-）とは、岡山県出身の元プロ野球選手（外野手）である。

概要

OB
サブロー（大村三郎）
基本情報
国籍	日本
出身地	岡山県岡山市北区
生年月日	1976年 6月1日
身長体重	181 cm 85kg
選手情報
投球･打撃	右投右打
守備位置	外野手
プロ入り	1994年ドラフト 1位
引退	2016年
経歴
PL学園高等学園千葉ロッテマリーンズ(1995年～2011年) 読売ジャイアンツ(2011年) 千葉ロッテマリーンズ(2012年-2016年)
プロ野球選手テンプレート

PL学園時代は1994年に甲子園に出場しベスト4に貢献。その後ドラフト 1位で千葉ロッテマリーンズに入団した。チームメイトに同姓の大村巌がいた事と、この年大ブレイクしたオリックスのイチローにあやかって登録名を「サブロー」とした。

1999年から一軍に定着、2002年は2番センターのレギュラーに定着。2005年は「つなぎの4番」として活躍し、31年振りのリーグ優勝、日本一に貢献した。

2006年にFA権を取得、一時は移籍が確実とも報じられたが、結局行使せずに残留。

2007年、北京五輪アジア予選の代表に選ばれるが、本名での登録でしか許されていなかったため、「大村三郎」として出場。中継では「大村」と表示されたため、同じ外野手で当時福岡ソフトバンクホークスに所属していた大村直之と間違われることが多かった。

2009年は自己最高の打率.314、22本塁打をマーク。

2010年は打率を落としたが19本塁打 71 打点を記録、シーズン最終盤とポストシーズンでは不振の金泰均に代わって4番を打ち、日本一に貢献した。

2011年も金泰均の不振で4番を打っていたが、5月4日の埼玉西武戦で死球を受け戦線離脱すると、伊志嶺翔大の台頭もあってか完治後も一軍復帰の気配がないまま、6月29日に工藤隆人＋金銭とのトレードで読売ジャイアンツに移籍。巨人は原則としてニックネームでの登録名を認めていないため、登録名は本名の「大村三郎」となった。移籍後初打席で（一時）勝ち越しとなるホームランも放つも、中継ぎ陣の乱調で逆転されお立ち台を逃した。この年本塁打はこの一本だけだったが、代打や守備固め、また左投手先発の際にはスタメンとしても出場し、地味ながら活躍した。そして2011年オフ、FA権を行使しロッテに復帰。背番号3、登録名はサブローとなった。巨人大村とはなんだったのか。

2012年は開幕から5番、4番とクリーンナップを担うが、打撃不振に陥った後は6番、7番を打つ。

2013年も打撃不振に陥り、代打での出場が多かったが、後半戦に復調し、レフトのレギュラーを取り戻した。

2014年は好不調の波が激しく、打率.248、4本塁打、25 打点だった。

2015年は開幕からほぼ代打起用となるが結果を残せず、5月には4試合連続代打で三振を記録したこともあった。6月15日の東京ヤクルトスワローズ戦では本塁打も記録したが、打率はシーズンを通じて2割前後を行き来する程で、打率.217、1本塁打4打点と前年よりもさらに成績を落とした。

2016年 8月31日に現役引退を表明した。引退試合となった9月25日のオリックス・バファローズ戦で4番指名打者として出場。最後の打席で二塁打を決めた。引退試合には元巨人の同僚の阿部慎之助、内海哲也、坂本勇人、長野久義、山口鉄也、ルイス・クルーズも駆けつけた他、引退セレモニーではボビー・バレンタイン、ベニー・アグバヤニ、西岡剛、今江敏晃らからメッセージが寄せられた。愛するチームのために戦った男はユニフォームを脱いだ。

引退後

2017年からはロッテのスペシャルアシスタントに就任。2019年はMLBのピッツバーグ・パイレーツで環太平洋アドバイザーを務めた。

2020年からは、東北楽天ゴールデンイーグルスのファームディレクターに就任した。楽天での名前は「サブロー」ではなく本名の「大村三郎」となる。

人物・その他

背番号は入団当初は語呂合わせで36。1997年からは2をつけたが、2004年からはボビー・バレンタインの就任に伴い3に変更した。2011年に巨人に移籍した際にはトレード相手である工藤隆人の付けていた0を付けている。
ブログでの名前は「サブティーニ」。2009年の春頃まで頻繁に更新していたがそのあとペースが鈍る。巨人の移籍を機に更新停止。ロッテに復帰したが更新されていない。
俊足強肩の選手でありかつては中堅、2007年以降は右翼を守ることが多かったが、ロッテ復帰後の2012年は自身の脚力の衰えや角中勝也の台頭もあり、左翼や指名打者で使われることが多くなった。シーズン終了間際には一塁手での起用もあった。
ボールを捕った場所から捕手まで正確に返す送球はレーザービームとも称される。
子供の頃は阪神タイガースのファンだった。
北京五輪アジア予選のフィリピン戦での怠慢プレーがあり、本人は井端弘和に「（星野仙一）監督に殺されますかね？」と尋ねたが、代わりに宮本慎也からひどく怒られた。
QVCマリンフィールドのウグイス嬢の谷保恵美による「サブローーーーーーーー」は風物詩となっていた。
これは、入団したばかりの頃にサブローから谷保氏に直接「俺の名前は特別にアナウンスしてほしい」とお願いしたものであり、引退試合の最後の打席まで続けられた。サブロー本人は「これを聞くと『ちょっと1発打っとかなきゃな』と気合が入る」と気に入っていた。

応援歌

球団	レス	No	プレイヤー
ロッテ	応援歌のピコカキコ一覧"201	88 51

通算打撃成績

年度	試合	打席	打数	得点	安打	二塁打	三塁打	本塁打	打点	盗塁	犠打	犠飛	四球	死球	三振	併殺打	打率	出塁率
NPB：21年	1781	5913	51 39	703	1362	292	25	127	655	78	100	58	575	41	1187	103	.265	.340

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