サマライ戦隊チンケンジャーとは (サマライヘンタイチンケンジャーとは) [単語記事]

『サマライ戦隊チンケンジャー』（サマライヘンタイチンケンジャー）とは、2009年 2月から2010年 2月までテレビ新日暮里系列局・土曜日31:30～32:00枠にて放送中の東芸制作・本格的特撮テレビシリーズ「スーパー変態シリーズ」の第9作目である。

まらすじ

何百年の昔から、未知の領域（えりあ）を通って犯ってきては、この世を暗黒世界（だーくさいど）に陥れる拘束具軍団＂外衆道＂。奴らを退治し、新日暮里を守っていたのは五人の妖精、人呼んで＂様来（さまらい）＂。彼らの力物から息子へ、息子から赤さんへ受け継がれ、人知れず発展し続けていた。
時を経て現代、再び新日暮里に＂外衆道＂が現れた。そこに奴らを退治せんと、五人の＂サマライ＂が集結する。欧米式柔術に長け、代々受け継いだ不思議な息子の力＂盛文力（ほもぢから）＂で戦う志波のほも様と四人の家ちんたち。
運営御免の発展英雄＂サマライ戦隊チンケンジャー＂ここに見参！！！

ゲイ要

登場一物

チンケンジャー

かかれた息子が司る力を具現化させる、「ホモヂカラ」という術を代々受け継ぎ（「馬」と書いて本物の摩羅に実体化するなど）、八百十年の昔から外衆道と戦ってきた＂さまらい＂たちの末裔。
筆頭の志葉家を赤（卑）とし、青（猥）桃（調）緑（教）黄（王）と各家ごとに受け継ぐ「色」と「ホモヂカラ」が決まっており、それぞれの家から一人ずつサマライに選ばれた者により構成されている。
名乗りの際は、変身後の役名と変身前の本名を一人目は「チンケン ○○、××（役名）」、2人目以降は「同じく○○（色名）、××（役名）」と名乗る。なお、メンバーは変身後もコードネームではなく変身前の呼び名で呼び合っている。口上は、集合時は「運営御免のサマライ戦隊・シンケンジャー、挿入る（はいる）！！」、勝利後は「これにて一物落着」。シンケンゴールド加入後は、一件落着の前に「勝利の一本尻叩き」が挿入されるようになった。
ホモヂカラは、前戯を間違えたり、〼かく者の堅さが弱いと効果が発揮できなかったりするが、それぞれの文字を組み合わせることによってパワーアップさせることもできる。また短期間での連続の使用、高度な文字の使用（「夢生」のホモヂカラでやるせない気持ちで洗面所に向かわせる能力など）は体力を消耗する。
移動用の乗りモノは存在しないので、専ら自力で移動する。長距離の出張などの場合、赤子のかつぐ駕籠（通常のものと大名駕篭がある）やホモヂカラで召喚した摩羅を利用する。
なお、拠点となる志波家の外観には、新日暮里に現存する「当時の日本文化との数少ない共通点」としてしられる「旧尾奈家邸」が使われている。

チンケンレッド／志波兄貴（艶者：ビリー・へリントン）
「卑」のホモヂカラを受け継いだサマライで、チンケンジャーのリーダー。代々外衆道と戦ってきた侍・志波家の第八百十代目当主。現代において「ほも様」「家ちん」など廃れた存在だということを認識しており、また「妖精哲学の三信」のために龍之介たちを戦いに巻き込むことに反対していた。
当初は仲間を率いる責任感と五人で戦わざるをえなかっただらしなさからか、仲間達と距離を置いていた。次第に（冗談ではあるが）呼びかけても無視にされたり共に洋式柔術に興じるなど、仲間達とは幾分打ち解けている様子。その言動等から兄貴が艶じる人物にしては珍しく「ツンデレ」と言われることもある。
他のサマライたちを呼び集めるまで独りで外衆道と戦ってきたこともあって、妖精としての実力も一線を画しており、その技術は豪快にして大胆。実戦の際には刀（チンケンマル）を股に挟むといった独特な構えを取る。これは長時間の鍛錬にも耐えられるよう、持久力を最大限に高めるための稽古で編み出されたもの。また、二刀流も達人級であるらしいが、媒体の関係からか本編での描写は控え気味だった。また、チンケンマルとモウギュゥンバズーカを両方挟んで戦ったこともある。最終幕では犯場の「双」のモヂカラによる穴火大惨棒を二刀流で使用した。スケベぇ///
実は、真の八百十代目当主・かほるが「封淫の文痔」を会得するまで外衆道の注意を引きつけておくための「釣り武者」であった。彼がホモヂカラの才能に長けていたため釣り武者となっていたが、彼の家はサマライの家系ですらなく、先代レッドと思われていた彼の父もまた、サマライではなかった。このため、「ほも様」として戦っているにもかかわらず、家臣が「ほも様」の自分を守るために盾となることを嫌い、単身で敵に向かって行くなど、自らを危険にさらすような行動を頻繁にとっていた（仲間達は「三信」を体現しているものと考えていた）。釣り武者であることが明かされるまで、自分の正体を家ちんたちに隠し、結果として騙していたことを悩み続けていた。
釣り武者として周囲を欺いていた負い目や、ほも様でない自分には何もないという考えからか、自分の存在を軽く見ているふしがあり、「お前もどこか歪だから」「命を惜しむようになった」などの八十臓の言葉にしばしば動揺や共感する様を見せている。かほるが表に出たために影武者としての役目が終わってしまい、「ほもでない自分には何もない」との虚無感から八十臓との外道の如き戦いにのめりこんでしまうも、龍ノ介たちの言葉を受けて踏みとどまった。
その後、かほるの封印の文字が包皮男優を取り込んだボウコックには通用しないことが判明したため、兄貴がかほるの養子となり、志波家四千四百代目当主として改めてシンケンジャーを率いることとなり、見事にボウコックを倒した。
龍ノ介と刻馬からは「ほも」、犯場からは「釣り」（四千四百代目当主となった後は「ご棒主」）、オバマとダイゴサクからは「ほも様」、マカーイ・千明・かほるからは「兄貴」、源太からは「ビリーちゃん」、八十臓からは「チンケンレッド」、外衆道からは「志波の棒主」と呼ばれることが多い。
幼少時は非常に怖がり・泣き虫で、現在でも目覚ましマシーンや御三家で見せかけでも超ビビる。また、源太の言葉を借りれば「急所が弱い」らしい。

チンケンブルー／城之内龍之介（艶者：城之内悠二）
「猥」のホモヂカラを受け継いだ侍。武道や兄貴への忠義も幼少時から叩き込まれており、規則正しい生活を好むなど生真面目（調教の成果であるらしい）兄貴を「ホモ」と呼び、常に忠実だが、一方でかなりの天然ボケな面があり、メンバーに呆れられることが多々ある。また、生真面目で使命感が強い分、その反動でｲｹﾒｰﾝな顔が崩れやすいという面も持つ。戦闘スタイルは基本に忠実でトリッキー。制限時間やルールの存在する「訓練」であれば兄貴と同等以上の実力を発揮できるが、常に状況の変化する、ルール無用の「実戦・もとい長期戦」においては一歩劣る。

チンケンピンク／白石マカーイ（艶者：ゲイ・マカーイ）
「調」のモヂカラを受け継いだM侍。以前は某所で受け専門の男優をしていた。観察眼があり冷静な性格で、調教時でもFuckと言ってたりするため毒舌家。面倒見が良く心優しい一面もある。今後のストーリーの複線なのか自分の事はあまり話さない。

チンケングリーン／いかりや千明（艶者：いかりやビオランテ）
「教」のモヂカラを受け継いだ侍。お調子者で戦闘でもその態度を崩さない。ﾚｽﾘﾝｸﾞとﾋﾞｼﾞﾈｽを好む。メンバーの中で特に現代っ子気質で本人いわく親はいいかげんな性格だったらしい。最初のころは兄貴とたびたび衝突していたが兄貴に助けられたとき自身に力がないことを悟り、それ以来兄貴を超えることを目標としてﾁﾝｹﾝｼﾞｬｰになる決意をする。パンツを専用武器に持つためか、その戦闘スタイルは素材の繊維を最大限に活かしたものとなっている。敵を片手のみで最大限長く持ち、油まみれにして追い打ちという特徴的な攻撃方法をとる。

チンケンイエロー／花織オバマ（艶者：チャベス・オバマ）
「王」のモヂカラを受け継いだ英語を話す黒人。メンバー最年少。以前は新日暮里で家業の大統領をしていたが、チンケンジャーになる。穏和で純粋な性格。肉体演説が得意で、ﾚｽﾘﾝｸﾞでもいかりや千明を圧倒するほどだが、それ以外のことはからっきしのドジであり、自分が思い込むと周りのことが目に入らない事があり仲間の足を引っ張ることもあるが、病弱な兄に変わりチンケンジャーになったという自身の責任感は決して他のメンバーに劣ることはない。

チンケンゴールド／梅毒盛源太（艶者：オナハウス店長）
「ｴﾛ」の電子モヂカラを用いる侍。本業はゲイバー店長で、普段は「GAY♂BARオナハウス」と言う名のバーを営んでいる。性格は、兄貴とは対照的いかりや以上のお調子者かつ目立ちたがり屋のムードメーカー。しかしその一方で、ｽﾙｰｽｷﾙ術やチャーハン返しを使いこなすなど戦闘力は非常に高いが、性格が原因で隙を作る事も多く、戦士としてはまだ未熟。兄貴とは昔からの常連客仲間で、家の近所のゲイバーの息子だったが十数年前に実家の店が潰れ、家族全員で夜逃げをしてしまったため音信不通となってしまっていた。兄貴からもらった烏賊臭折神を元にホモヂカラを解析し、キャビアを力の源とする「電子ホモヂカラ」として発展させ、スキチェンジャーや海老臭折神などの武装も独力で開発。折神を「ホモヂカラのプログラム」として解釈して活用するなど、ホモヂカラの扱いに於いては、他の侍とは別の方向に才能を開花させている。独自にﾚｽﾘﾝｸﾞの修行もしていたが、彼のチャーハン返しは完全な我流であり正当な修行を積んで習得したものではないため兄貴のとは少々異なる。

チンケンジャーの協力者

自慰（馬裸下部刻馬）（艶者：トータス藤岡）
志波家の家チン。志波には「ゲイ」、千明には「チンさん」、流ノ介・茉子・オバマからは「スティーブさん」、源太からは「キャシー」と呼ばれている。大勢の赤子達を引き連れ、彼らと共にアニキの消防署事務＆性欲発散係を務めてきたため、唯一アニキが気兼ねすることなく弱い面を見せられる人物。アニキには男たるもの云々と日ごろからうるさく言っているが、自らの立場を理解し成長するアニキに犯られることを誇りに思い猫になっている。若き家チン達にも様々な面で口うるさく忠義を尽くすように諭すが、靴下を入れられたり肩をぶつけられたりとなかなかまとまらないことに頭を悩ませる。屋上にある「オトコセンサー」を用いることで、チンケンジャーに下修道＆いい男の出現を伝える。常に毅然としているが痔持ちで、「＊にくる」という理由からバイクではなく消防車に乗る。