この記事では1と2、およびそこからの派生について記述する。
一般的なサルベージとは、海の底に沈んだ船などを引き上げることであり、本来失われたはずの船の積み荷その他を再び世の中に取り戻すことである。
サルベージ対象となるものは嵐で沈んだ大航海時代の貿易船であったり、または近代の戦争で潜水艦によって沈められた輸送艦であったり、あるいは海に墜落した飛行機のブラックボックスであったりとさまざま。
沈んだ船の貨物によっては大金を得ることも可能であり、トレジャーハンティングとしても非常にロマンあふれる作業である。
現代においてはサルベージ対象となるのは海底に眠る沈没船だけではなくなっている。
個人でのPCの普及が進んだ現在では、誤って削除してしまったデータなどを復活させることもサルベージというようになっている。あるいは、大量にデータを保存できるようになったがゆえにどこに置いたのかわからなくなった/ほかのデータに埋もれて目立たなくなっていたファイルなどを再発見することもサルベージと呼ばれる。
また、金融関係では他人の手に渡ってしまった手形などを回収することをサルベージともいい、それを専門に行う業者も存在している。
ゲーム『ゼノギアス』や漫画『BLACK LAGOON』のように実際に海底の宝物を引き上げるサルベージの話も多いが、データのサルベージの話も多い。データサルベージの場合、凄腕のハッカーの出番となる。
また、海やデータの海以外の事象でも、何か「深い」ものの底に沈んでしまったものを取り戻す作業全般にサルベージという言葉が使われることがある。
アニメ『新世紀エヴァンゲリオン』ではLCLの中に溶け、エヴァンゲリオン初号機の中に取り込まれてしまった主人公碇シンジを再び人の形を取り戻し救出することを『サルベージ』と呼んでいた。
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最終更新:2023/10/04(水) 21:00
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