サンタナとは漫画『ジョジョの奇妙な冒険』第2部・戦闘潮流に登場するキャラクターである。
人類とは別に進化を果たしたとされる「柱の一族」の1人で、約1万年前にカーズが一族に造反して同族を鏖殺した際にワムウと一緒に連れだした赤子。だがカーズ達に比べれば能力が未熟で、カーズの十分の一程しか生きておらず、カーズからすれば「青っちろいガキ」「番犬のような存在」らしい。
見た目こそ普通の人間とあまり変わりないが、頭部には二本の角が生えている。
4000年の眠りについていたところをスピードワゴン財団にメキシコにある遺跡の洞穴で発見され、ナチスによって実験場に運びこまれた。2000年周期の長い眠りについていたが囚人達の鮮血を吸収した事により復活を果たす。
復活直後にずっこけたり頭を掻いたりしたので当初はシュトロハイムに知性が乏しいと思われていたが、短期間で人語を解したり予備知識も無いのに銃火器を円滑に解体したことで知能の高さを立証する。ナチスの実験で石仮面をかぶった捕虜と戦うが、捕虜を自身の肉体にとり込んだ後骨をバラして空気供給管に潜入し、自らの肉体に備蓄した銃弾を斉射して兵達をハチの巣にする。
第1部で登場したディオや、ストレイツォなどの吸血鬼をも上回る圧倒的な能力をもって、シュトロハイムやスピードワゴンのみならず多くの読者達に「こんな奴どうすれば倒せるんだ・・・?」と危機感を抱かせた。
その後ジョセフと戦い、体内に波紋を流され体が四散。日光を浴びる寸前までいくがシュトロハイムの体内に逃げこみ難を逃れる。しかしシュトロハイムの決死の自爆によりシュトロハイムの肉体は爆散した事で今度こそ逃げ場が無くなったサンタナはジョセフがシュトロハイムの豪勇な行動に泣いている隙に井戸の中へ逃げようとするが、ジョセフの知略で結局日光を浴び石化する。
だがアメリカに輸送されたサンタナが蛇を取り込んだ事からわかるとおり、サンタナは完全に死亡したわけではなく暗闇を与えれば復活するらしいため、研究施設では24時間体勢で紫外線(=日光)を照射し続けられていた。他の柱の男は負けたら灰になったのに対して、サンタナは何故か石になっただけであったがこちらの詳細も語られていない。スピードワゴン財団の研究員によれば「防衛機能のようなもの」らしく、活動を停止したわけではないらしい。
柱の男で唯一「流法(モード)」が無いのは、この防御機能の代償か?
そしてカーズ達が覚醒を遂げた後も、第2部が完結するまで結局再登場する事は無かったため、サンタナのその後については不明。恐らくは、波紋の修行を経てさらなる成長を遂げたジョセフによって完全に滅ぼされたか、そのまま再度長い眠りについたかなどと考えられる。または、後にカーズと対峙したシュトロハイムが「サンタナのパワーを基準にこの身体は~」「どのぐらいの肉片まで細切れにすれば生命活動を不能にできるかも計算済み」といった旨の発言をしているため、シュトロハイム(ナチス)とスピードワゴン財団によって既に、(シュトロハイムの新ボディの稼動試験を兼ねて)滅ぼされている可能性もあるが。
名前のサンタナとは『メキシコに吹く熱風!』という意味がある。
この名前を付けたのはシュトロハイムで、便宜上付けられただけの名前である以上カーズ達と同じように本来の名前があるのかもしれないが、こちらの詳細も不明。もっとも、カーズからは「奴」としか基本的に呼ばれておらず、シュトロハイムがサンタナの名前を口にしてからはカーズも「サンタナ」の呼び名を使っているため、決まった名前すらも無かった可能性があるのだが・・・(単純に、シュトロハイム達に合わせて呼んでいただけかもしれないが)。
メキシコの遺跡でなぜかカーズ達とは別に単身眠りについていた事といい、要するに色々な意味で謎が多い人物。
やつはキーボードの隙間に入り込み、ホコリを取り込んでいるッ!一体化しているんだッ!
掲示板
189 ななしのよっしん
2023/07/12(水) 12:34:39 ID: z/kmZ1nWpk
>>183
それ鍛える前のジョセフが鍛えたより遥かに強いっていうわけのわからないことになるぞ。
190 ななしのよっしん
2023/08/28(月) 06:16:19 ID: SeW76wcvqC
サンタナの流法が岩石の流法だったからとかじゃだめですか......?
191 ななしのよっしん
2024/03/25(月) 18:25:10 ID: twxOr0F3x2
コイツって闇の一族からしても落ちこぼれだったのか、平均的な強さだったのか気になるな。
急上昇ワード改
最終更新:2024/04/24(水) 21:00
最終更新:2024/04/24(水) 21:00
ウォッチリストに追加しました!
すでにウォッチリストに
入っています。
追加に失敗しました。
ほめた!
ほめるを取消しました。
ほめるに失敗しました。
ほめるの取消しに失敗しました。