サントリーオールドとは、サントリー酒類が販売するウイスキーのブランドである。
サントリー(当時は壽屋)の創業者である鳥居信治郎は、スコッチではない日本人向けのウイスキーを目指していた。
当初発売した第1号である「白札」(現:サントリーホワイト)のスモーキーな香りが、当時の日本人に受けなかったことが大きな理由であった。
その中で山崎蒸留所で熟成してきたモルトウイスキー、グレーンウイスキーをもとに、本格的な日本人向けウイスキーとしてサントリーオールドを1940年に完成させた。
しかし翌年に太平洋戦争が開戦、しばらくはウイスキーは販売することすらできなかった。大阪などに空襲が起こるも、山崎蒸留所は奇跡的に戦火を免れた。
1950年に本格的に販売開始、1970年代には日本料理店に積極的に売り込む「二本箸作戦」を敢行、それら料理店の定番ウイスキーとなった。その上で考慮されたのが、和食の繊細な味を潰さない端麗な味わいであった。
のちにリザーブ、ローヤル 、響、山崎、白州が次々と出てくることで、フラグシップの位置から手頃に買えるウイスキーへと様変わりした。それでも角瓶とともに、サントリーウイスキーの看板として君臨している。
主なターゲットは、若者よりもかつて憧れていた団塊の世代をメインとしている。現在は700mLで1000円台前半で購入できる。
シェリー酒樽由来の甘く華やかな香りが広がる。アルコールの刺激は控えめでまろやか。
角瓶に比べて味わい深く、様々な飲み方にも対応できる。
小林亜星が作曲した「人間みな兄弟」は、サントリーオールドのCMソングとして1970年代から現代にいたるまで使われている。
のちに小林自身が作詞を手掛け、「人間みな兄弟~夜が来る」としてリリースしている。
山崎蒸留所の最寄り駅であるJR西日本、島本駅の到着メロディとしても採用されている。
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掲示板
2 RERA_X
2017/05/14(日) 18:21:01 ID: XjXYlypM8v
1960年代と1980年代のオールドのボトルを手に入れて、現行品と飲み比べたけど、昔のほうが香りが豊かで高嶺の花だったのがよくわかる。
値下げとともに品質を下げたのかな?
3 ななしのよっしん
2018/04/27(金) 01:46:15 ID: /GDaoWxZPv
>>1
あの町この街明かりが、灯る頃… 黒い狸が 目を覚ます♪
俺は御前を今夜は 逃がさない 黒い狸を捕まえろ (黒いタヌキは主に西日本のダルマの別称とか) by亜星さん
ドンドン ディッドン シュビダドン デ・エ・エ・エオ…
4 ななしのよっしん
2018/07/31(火) 13:15:03 ID: chhwsGTYfH
>>2
オールドが登場した頃は舶来品のウィスキーは高嶺の花、国産ウィスキーはオールドがほぼ唯一の高級と言えるウィスキーだったけど、今の時代は国産でも響とか竹鶴とか様々な種類があるし、舶来ウィスキーもかつてより値下げしたしで、オールドにそこまで高級さを求める必要が薄れたからだと思う
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最終更新:2024/04/20(土) 10:00
最終更新:2024/04/20(土) 10:00
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