サーセン石 単語

サーセンセキ

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サーセン石(sarsens, sarsen stones)とは、イギリス南部でみられる鉱石名前である。

別に謝っているわけではないし、詫び石でもない。

概要

岩の一種。サルセン石、サーセンストーンとも。イギリス南部において、化した硬い岩(岩)をして使う。

この地域で古代に石を環状に並べて作った「環状列石」の材料として使われており、特に約5000年前に作られたストーンヘンジが有名である。多孔性でしい地衣類植物も付着しているため、生物学的にも重要な価値がある。

ただしストーンヘンジの石すべてがサーセン石というわけではなく、例えば中心部の複数の石については他の場所から来たと考えられており、「ブルーストーン」と呼ばれている。サーセン石で作られた環の部分は「サーセンサークル」や「サーセン円」と呼ばれる。

ストーンヘンジのサーセン石の場合、石の結晶が複雑に内部で絡んでいるため、ほとんど風化せずに遺跡が残ったようだ。25km北に離れたウィルトシャーの「ウェストウッズ」という森林地帯から運ばれたと考えられているが、その場所が選ばれた理由や運搬方法についてはまだ不明な点が多い。ただ、運搬方法の有力な説としてそりを使って「ころ」やレールの上を運んだとするものがある。

そもそもストーンヘンジを作った理由自体が不明なので、その辺りも含めて今後の研究明らかになるかもしれない。

「サーセン石」の名前の由来も明確には不明だが、英語版Wikipediaexitによると以下のような説があるようだ。

中世ヨーロッパ名前の由来があるという説もあるので、それより大きく前の時代でストーンヘンジが作られた5000年前には、この石について「サーセン」とは言っていなかった可性もある。

サーセン石は環状列石以外にも使われている。湿気が多く具を腐らせやすいため住宅のなどの建材には向いていないが、耐久性があるため縁石や階段の材料として使われていたようだ。

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