基礎データ | |
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正式名称 | ザンビア共和国 Republic of Zambia |
国旗 | |
国歌 | 誇りと自由を胸に、ザンビアの歌を |
公用語 | 英語 |
首都 | ルサカ |
面積 | 752,614km²(世界第38位) |
人口 | 約1659万人 |
通貨 | ザンビア・クワチャ(ZMK) |
ザンビア共和国(英:Republic of Zambia)は、アフリカ大陸の南側に位置する内陸国。国家名は、国の南部に流れるザンベジ川が由来。
隣国には、コンゴ、アンゴラ、ボツワナ、ジンバブエ、モザンビーク、マラウィ、タンザニアがある。
面積は75万km2で日本の約2倍。人口は1659万人で東京都と静岡県の人口を足したくらい。
73もの部族が住む多民族国家。公用語はかつてイギリス領であったことからか英語と定められている。他にはベンバ語、ニャンジァ語、トンガ語が使われている。
紀元前5世紀~紀元後10世紀頃までに、この地にバンツー語族が西アフリカから移住し、原住民だったコサイン族を追放、同化していった。1600年代にはトンガ人が現在のザンビア南部に移住、その他の民族は押される形で現在のコンゴ辺りから南下してきたと言われている。
1798年にポルトガルがこの地に進出した。これを受け、19世紀にはイギリスもこの地に進出、1855年には、現地の人からは「モーシ・オワ・トゥーニャ(雷鳴のような水煙)」と呼ばれていた滝を、イギリス人の探検家兼宣教師であったデイヴィッド・リヴィングストンがイギリス女王の名前にちなんで「ヴィクトリアの滝」と勝手に命名した。
1880年代にはヨーロッパ諸国によるアフリカ分割に巻き込まれていく。ポルトガルとイギリスによる対立がこの国の周辺で激化したが、1890年にはポルトガル軍が撤退、1924年には北ローデシア保護領としてイギリスが直轄植民地化した。
第二次世界大戦後の1964年10月24日には、前年のマラウイへの独立を経てさらに独立する形でザンビア共和国が誕生。この日の前後は日本で東京オリンピックが開催されていたのだが、開催期間中にザンビアとして独立したことにより、開会式と閉会式で国名が違うという珍しい現象が発生した。
独立直後は隣国との関係が一時的に断たれたことで経済的な危機が訪れるが、中華人民共和国の援助を受け、国家の資源の一つである「銅」の輸出のための鉄道を建設し、何とか難を逃れる。ところが、1970年代に銅価格が低迷。農業が栄えていなかったザンビアの経済が大打撃を受け、この経済難は1980年代までもつれ込んだ。この経済難がきっかけで1986年には暴動が発生。市民がそれまで政治を率いてきた与党「統一民族独立党」による一党制から「複数政党制」への転換を要求。1991年に初めて複数政党制による選挙が実施されることとなった。
1964年の独立以来、特に目立った内戦がないこともあり、アフリカ大陸の中では安全な国として知られている。大統領制かつ一院制を採用している民主主義国家で、複数政党による政治が行われている。1991年までは首相職が存在していた。
現在は大統領の3選が憲法で禁じられている(1996年制定)。大統領は国民による直接選挙で選ばれるため、この辺はアメリカの政治体制と近いイメージがある。ただし、任期は5年である。
主要な産業は鉱業(銅・コバルトなど)、農業(トウモロコシ・砂糖・タバコ・綿花・オリーブ油)、観光である。
特に、鉱業は銅の産地で知られる「カッパーベルト」を擁していることからも経済的な比率がかなり高くなっている。この状態からの脱却のため、他国からの技術支援を受けながら農業にも力を入れて経済の多様化を目指している。また、観光業は世界三大瀑布の一つとして知られ、世界遺産にも指定されている「モーシ・オワ・トゥーニャ(ヴィクトリアの滝)」があることによってある程度の観光客は訪れている。
主要な貿易品目としては、銅・コバルト・タバコ・皮革類・綿花・コーヒーなどが世界に向けて輸出されている。また、主要な貿易相手国は高い方から順に、輸入はスイス・中国・コンゴで、輸出は南アフリカ・コンゴ・クウェートとなっている。
日本はザンビアに対して積極的に技術協力や経済援助を行っている。ザンビアに在留している日本人は300人前後で、毎年日本の特使がザンビアを訪れている。
今までに日本が行ってきた援助の一例としては、HIV対策や道路・井戸の整備、農業技術の継承、教育機関の建設などが挙げられる。
掲示板
2 ななしのよっしん
2018/01/24(水) 07:19:07 ID: 5p+1KxV+9P
>>1
おすすめピコおめ
作曲者は1905年歿なので全世界的にPDかもしれない。
しかしPDFにある楽譜の画質悪いなあ
3 ななしのよっしん
2022/06/19(日) 20:35:21 ID: ft4XH1dx6y
4 ななしのよっしん
2022/11/30(水) 22:14:16 ID: wX75GNm+CS
ロシア「ワグネル」、ザンビア人学生がウクライナで戦死と認める
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ロシア民間軍事会社「ワグネル」の創設者エフゲニー・プリゴジン氏は29日、ロシアの刑務所から採用したザンビア出身の学生がウクライナで戦死したと認めた。
ザンビア政府は2週間前、自国民の死について、ロシア側に対し直ちに説明するよう求めていた。
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最終更新:2024/03/29(金) 10:00
最終更新:2024/03/29(金) 10:00
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