シェーン・マック(Shane Lee Mack)とは、元プロ野球選手である。
OB | |
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シェーン・マック Shane Mack |
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基本情報 | |
国籍 | アメリカ合衆国 |
出身地 | カリフォルニア州 |
生年月日 | 1963年12月7日 |
身長 体重 |
183cm 84kg |
選手情報 | |
投球・打撃 | 右投右打 |
守備位置 | 外野手 |
プロ入り | 1984年 |
引退 | 1999年 |
経歴 | |
選手歴 | |
プロ野球選手テンプレート |
1963年12月7日生まれ。アメリカ合衆国カリフォルニア州ロサンゼルス出身。
カリフォルニア州立大学時代にはロサンゼルスオリンピック代表メンバーに選出され、銀メダルを獲得している。
1985年のMLBドラフトにて、1巡目でサンディエゴ・パドレスから指名され契約。
1987年、メジャーデビューを果たし、105試合に出場。1990年、ミネソタ・ツインズに移籍。1991年には外野のレギュラーに定着し、143試合に出場して、打率.310、18本塁打、74打点、13盗塁を記録するなど主力選手として活躍。1992年には156試合に出場して、打率.315、16本塁打、75打点、26盗塁を記録。同年シーズン後には日米野球のメンバーに選ばれ来日している。
その後もツインズの主力として活躍したが、1994年シーズンは右肩を故障し手術を受け、更に同年発生したMLBストライキの影響もあり、81試合の出場に留まっていた。
1995年、読売ジャイアンツと当時のNPB史上最高額となる総額8億円の2年契約を結ぶ。MLBストライキの長期化と、バブル経済の影響で資金面に余裕があった点が噛み合っての獲得であった。
1995年、現役バリバリのメジャーリーガーということもあり期待は高かったが、走攻守三拍子ともにハイレベルなプレーを披露し、その期待に応えて見せた。走力の高さを買われ主に1番センターとして起用されると、120試合の出場で、打率.275、20本塁打、52打点、12盗塁を記録。また、守りの面でも、ダイビングキャッチやフェンスに激突しながらもアウトにするなど、見栄えのする好守を連発している。
1996年、クリーンナップの一角として活躍すると、シーズン終盤に落合博満が故障で離脱してからは4番打者としても活躍。打率.293、22本塁打、75打点、12盗塁を記録し、メークドラマと呼ばれた同年の大逆転優勝の中心選手となった。しかし、高額年俸がネックとなり、同年限りで巨人を退団している。
巨人退団後、ボストン・レッドソックスに入団し、メジャー復帰。オークランド・アスレチックス、カンザスシティ・ロイヤルズと渡り歩き、1999年シーズンをもって現役引退。
走攻守三拍子を高いレベルで兼ね備えていた外野手。肩に故障していた影響で、送球面だけは難があった。
マック退団後、巨人は外国人野手の発掘にことごとく失敗し、規定打席に到達する自前の外国人助っ人は2013年にホセ・ロペスを獲得するまで失敗が続いた。
性格面は非常に真面目であり、日本野球を見下すようなことはなかった。落合博満とは打撃論を交わすなど相性が良く、落合は引退後に出版した自著に、「現役時代にあった外国人選手の中でも最高の選手と知っても過言ではない」とマックに対して賛辞を送っている。
通算:11年 | 試合 | 打席 | 打数 | 得点 | 安打 | 本塁打 | 打点 | 盗塁 | 犠打 | 犠飛 | 四球 | 死球 | 三振 | 併殺打 | 打率 | 出塁率 |
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MLB:9年 | 923 | 3218 | 2857 | 436 | 853 | 80 | 398 | 90 | 34 | 20 | 256 | 6 | 509 | 72 | .299 | .355 |
NPB:2年 | 247 | 1074 | 961 | 150 | 273 | 42 | 127 | 24 | 0 | 4 | 93 | 16 | 161 | 26 | .284 | .356 |
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最終更新:2024/04/25(木) 16:00
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