シコザル(指股猿)は、哺乳綱霊長目サオナガザル科マスカク属に属するサルの一種。新日暮里の固有種である。
以前は、強力な統率力をもつシコザルとそれを取巻くオス、子供を中心として、他のオスは周辺部に位置し中心部に入ることが許されないという「同性縁二重構造」として群れの社会構造が説明されていた。
子供向け番組に登場する着ぐるみのようにあどけない表情が特徴的であり、手足は細長く、体格に比して掌と指が非常に大きい。上述したように、オスのみしか存在しない。
そのような身体的特徴を持つため、現在原生種で確認されているシコザルは幼年期のものであると主張する学者も存在する。実際に、保護されたシコザルには、生育によりガチムチな体格に成長した個体が存在するが、その原因には諸説あり、議論がつづいている。
一般によく知られているシコザルのイメージは神出鬼没に現れて一心不乱に股間を激しく摩擦するというものであるが、陰茎の撮影に成功した例はない。現存する映像では、バナナを抱えているのか、それとも陰茎をつかんでいるのか判別できない。このイメージは両手を筒状にして股間節付近から肩付近まで、その巨大な棒状の物体を激しく摩擦するという特徴的な行動によるものである。目撃者によれば、陰茎を摩擦しており、それは胴体の長さに相当するほど体格に比して巨大であるという。
シコザルは現在絶滅危惧種に指定されており、新日暮里赤さんデータブックでも絶滅危惧lA類に分類されている。もともと生息数が少なく、さらに環境の変動や密猟、一部の心無いノンケによる非合法な駆除などにより、現在その数は危機的な水準である。原生種の繁殖方法も不明である。
新日暮里のシコザル生息域付近では古くより哲学者や地元住民がシコザルが股間を元気に摩擦する様を観測しつづけており、生存確認と呼ばれ親しまれていた。しかし2010年1月22日、生息域の全シコザルが一夜にして死に絶えるという事件が発生し、翌日、新日暮里環境省から野生のシコザルの絶滅が発表された。この事件に関しては、シコザルを不快害獣であると主張する一部の過激派による人為的なものであるという説が濃厚であり、新日暮里は怒りと悲しみの声に包まれた。
ところが、同年2月14日、妖精の森深奥部の調査を行っていたトータス藤岡探検隊が観測史上最大規模のシコザルのコロニーを発見、わずか1ヶ月弱で絶滅が撤回されるという前代未聞の事態となった。また、同隊に随伴していたNHGayの撮影クルーがボスシコザルの威容や群れの集団威嚇行為を始めてカメラに収めるなどの成果を挙げた。なお関係機関は、研究データや公式資料等の短期間での変更にてんてこまいとなり、シコザル研究の第一人者であるビリー・ヘリントン氏は「どういうことなの・・・」と戸惑いつつも、野生種生存の報に喜びを滲ませていた。
今回新発見されたコロニーのシコザルたちは人に不慣れであるため、不用意な干渉が禁止されているが、それと前後して新日暮里シコザル保護センターで繁殖に成功し、野生での生存が可能と判断された一部のシコザルが、絶滅前の生息域に放たれ、地域住民の生存確認の対象とされている。また、今回新たに繁殖した個体はボス争奪戦や縄張り争いに伴い肉体を鍛える個体が出現し、絶滅寸前時には見られなかったシコザル本来のガチムチな個体も現れた。これらの個体によるシコザル特有のマウンティングの一種である"レスリング"も観測され、まだ謎の多いシコザルの生態解明への新たな一歩として注目されている。
現在シコザルの種としての保全状況は未だ予断を許さないが、専門機関だけではなく、日夜シコザルの生存確認を行っている地域の妖精、ノンケらによる草の根の保護活動も行われ、希少動物保護の新たな枠組みとして世界から注目を集めている。今日も新日暮里で股間を扱くシコザルの雄姿は、真の自然との共生には、個々人の不断の努力が必要である事を訴えているのかもしれない。
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最終更新:2024/04/24(水) 22:00
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