コルベット(Corvette)とは、アメリカ・ゼネラルモーターズ(GM)のブランドのひとつであるシボレーが開発・製造している2ドアクーペタイプの自動車である。
シボレー・コルベットは、ロングノーズ・ショートデッキを備え、大排気量高出力V型8気筒エンジンを搭載、フロントエンジン・リアドライブ(FR)方式を今なお貫くアメリカンスーパーカーの代名詞ともいえるマシンである。
1953年 最初のモデルとなる「C1」のプロトタイプが完成。
1954年 C1の量産開始。搭載エンジンは3859ccの直列6気筒OHVで、最高出力は150馬力だった。
1955年 エンジンが4343ccのV型8気筒OHVに変更される。初期は200馬力前後だったが最終的には300馬力台に到達する。
1963年 2代目の「C2」にモデルチェンジ。通称「スティングレイ」。エンジンは5358ccにまで拡大され、300馬力~360馬力を発揮。
1965年 C2のレース用モデルとして「Z06」が開発される。排気量は6489ccにまで拡大され、425馬力を発揮した。後期には6997ccまでさらに拡大された。
1968年 3代目の「C3」にモデルチェンジ。ボディスタイルがコーラの瓶を連想させることから、「コークボトル」というあだ名が付いた。
1984年 4代目の「C4」にモデルチェンジ。 デビュー当初は205馬力だったが、末期には400馬力を達成。
1988年 チューニングショップの「キャラウェイ」がC4をチューンし「スレッジハンマー」を制作。ツインターボ過給により約900馬力を発生するモンスターマシンとなった。最高速は400km/hを突破した。
1997年 5代目の「C5」にモデルチェンジ。 トランスアクスルや電磁制御サスペンション、可変ギアレシオステアリング等を採用したハイテクマシンへと進化した。ちなみにこのモデルがリトラクタブルヘッドライトを採用する最後のコルベットとなる。
2005年 6代目の「C6」にモデルチェンジ。車体のデザインの一部がフィアットのバルケッタやフェラーリの360に似ているのは、当時GMはフェラーリを傘下におさめていたため。構造的には、キャデラックのXLRと共通する部分が多かったりする。
2014年 7代目の「C7」にモデルチェンジ。現行型。デザインの方向性がエッジを効かせた形になり、歴代初の角形テールランプを採用したことに加え、サイドまで回り込むリアウインドウを廃止した。メカニズムに関しては軽量化と剛性向上が主であるが、ミッションがATで8速、MTで7速に進化している。公式通称はC2、C3で採用された「スティングレイ」。
ベースグレード | Z51 | Z06 | |
形式名 | 不明 | 不明 | 公式未発表 |
全長 | 4,510mm | (4,510mm?) | |
全幅 | 1,880mm | (1,960mm?) | |
全高 | 1,230mm | (1,200mm?) | |
ホイールベース | 2,710mm | ||
トレッド(前/後) | 1600mm/1570mm |
公式未発表 |
|
室内長 | 805mm | ||
室内幅 | 1300mm | ||
室内高 | 1045mm(コンバーチブルは1050mm) | ||
最低地上高 | 130mm | ||
車両重量 | 1,540kg | 1,580kg(AT)/1,570kg(MT) 1,590(コンバーチブル/AT) |
公式未発表 |
乗車定員 | 2名 | ||
エンジン形式 | 水冷V型8気筒OHV | ||
過給機 | なし | スーパーチャージャー | |
総排気量 | 6153cc | ||
ボア×ストローク | 103.2mm×92.0mm | ||
最高出力 | 460PS/6,000rpm | 466PS/6,000rpm | 659PS/6,400rpm |
最大トルク | 63.6kgm/4,600rpm | 64.2kgm/4,600rpm | 89.8kgm/3,600rpm |
燃費 | 8.5km/L(AT)・8.9km/L(MT) | 公式未発表 | |
燃料タンク容量 | 70L | ||
駆動方式 | FR | ||
トランスミッション | 8速オートマチック/7速マニュアル | 7速マニュアル | |
クラッチ形式 | トルクコンバーター(AT) 乾式単板(MT) |
トルクコンバーター(AT) 乾式多板(MT) |
乾式多板 |
サスペンション | ダブルウイッシュボーン(前後とも) | ||
ブレーキ | ベンチレーテッドディスク(前後とも) | ||
タイヤサイズ | 前:P245/40ZR18 93Y 後:P285/35ZR19 99Y |
前:P245/35ZR19 89Y 後:P285/30ZR20 95Y |
前:P285/30ZR19 後:P335/25ZR20 |
価格 | ¥9,182,000(MT) ¥9,350,000(AT) ¥9,950,000(コンバーチブル/AT) |
¥10,882,000(MT) ¥11,050,000(AT) ¥11,650,000(コンバーチブル/AT) |
1490万円 |
掲示板
16 ななしのよっしん
2020/04/08(水) 18:59:08 ID: erR0LLB3cX
C8個人的には好みだなぁ、あんなものが6万ドルぽっちで買えるなんて米国人は幸運だね(自分が払えるとは言ってない)
17 ななしのよっしん
2020/06/06(土) 20:14:25 ID: Ylj7wkIdpk
まさか、では無かったりする
ミッドシップコンセプトの検討自体は80~90年代からで、本格化したのはC7登場と同時だったそうな
カマロとキャラ被りを防ぐ意味もあったんで無いかな
個人的には右ハンドル導入が嬉しいんだ、買えるかどうかはこのさい荼毘に付したよ
18 ななしのよっしん
2021/11/23(火) 14:30:28 ID: erR0LLB3cX
てっきりZ06はベースにスーチャポン付け(失礼)かと思ってたらまるで別物のエンジン積むのか
アホみたいな高回転のフラットプレーンで猛獣の様な排気音ですなぁ
早くも6.2Lモデルすら霞んで見えてきたぞ・・・シボレーはイカれてる・・・
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最終更新:2025/05/01(木) 09:00
最終更新:2025/05/01(木) 09:00
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